長岡亮介(ペトロールズ)/Thundervolt

取材時に長岡が持ってきてくれたのは、稲妻のようなフォルムが強烈な存在感を放っている“サンダーボルト”。マニアの間では“フライングZ”とも呼ばれている。“ソングバード・ギターワークショップにヘッドの折れたフライングVを修理に持ち込んだら数年後にこんな形で戻って来た(笑)”とのこと。ボディ材はコリーナ、ネックはメイプル、エボニー指板という仕様で、ピックアップはソングバード製のハンドワイアリング・ハムバッカーを搭載している。本器に関して“凄く上品で良い音ですね。抱えた時のバランスも意外と良くてヘッド落ちしないんですよ”と語っている。気に入っているポイントは“形”で、長岡曰く“エレキ・ギターの魅力はそこしかねえよ!”とのこと(笑)。

Photo:山川哲矢(Web:http://tetsuyayamakawa.com/
解説:尾藤雅哉(ギター・マガジン編集部)