内容
12小節進行パターンを弾くうちに大人っぽいコード・ワークが身につく!
パワー・コード主体の曲ばっかり弾いていたけれど、最近はジャズとかで聴けるオトナっぽいコードも弾きたくなってきた。でもジャズはコード進行自体が難しそうだし、応用が大変そう。そんな人にピッタリなのが「定番の12小節ブルース進行」を「コードやリズムを使い分けた多彩なパターン」で弾く練習。覚えておくとセッションにも役立つ「わかりやすく実用的なブルース・コード進行」を用いた練習は、演奏を楽しみながら「ワンランクUPしたコード知識」を自然に増強することができます。本書にはそんな「コード・ワークを上達させるための12小節ブルース進行」のギター譜と音源が満載。実演例を聴いて弾くことで実践の感覚も身につきますし、単にコード・フォームを暗記するだけでなく、コードが自分で作れるようになる「コードの組み上げ方」も併せてレクチャーされているので、"理屈抜きに感覚で覚えたい"、"理屈をしっかり理解したい"、どちらのタイプのギタリストにもOK。コード・コンプレックスを吹き飛ばして、大人のコード・ワーク達人になりませんか?
【CONTENTS】
■序章:コードの仕組みを理解するために知っておきたい基本キーワード
■第1章:6弦&5弦ルートの基本的なコード(トライアド)を押さえられますか?
◎基本フォームの解説と作り方:メジャー/マイナー/デイミニッシュ/オーギュメント/サスフォー/アドナイン、他
★ブルース進行12小節で覚えるコード・フォームとバッキング×11パターン
■第2章:6弦&5弦ルートの基本的な7th系コードを押さえられますか?
◎基本フォームの解説と作り方:メジャー・セブンス/マイナー・セブンス/マイナー・セブンス・フラット・ファイブ/マイナー・シックス/セブンス・シャープ・ファイブ、他
★ブルース進行12小節で覚えるコード・フォームとバッキング×12パターン
■第3章:ルート+ガイド・トーンの3声で7th系コードをボイシングできますか?
◎ガイド・トーンを弾くフォームのバリエーションなどの解説、他
★ブルース進行12小節で覚えるコード・フォームとバッキング×2パターン
■第4章:コード・ワークの達人なら常識のトップ・ノート・ボイシングができますか?
◎クローズ・ボイシングとオープン・ボイシングなどの解説/トップ・ノート・ボイシングなどを使用した例、他
★ブルース進行12小節で覚えるコード・フォームとバッキング×4パターン
■第5章:大人のコード・ワークの鍵となる"テンション"を使いこなすことができますか?
◎テンション・ノート2つ入りボイシング、他
★ブルース進行12小節で覚えるコード・フォームとバッキング×6パターン
■最終章:大人のコード・ワーク実践のために覚えておきたい13のアイデア
◎ボサノヴァ系やルンバ系など、第5章までに出てこなかったさまざまなブルース12小節進行
★ブルース進行12小節で覚えるコード・フォームとバッキング×13パターン
■付録:コード早見表
表面にはコードの構成音名や度数がすぐにチェックできる「指板上の音名やインターバルの早見表」、裏面には開放弦を織り交ぜたさまざまなコードのタブ譜を掲載
付録ダウンロード
電子版用の音声データはこちらからダウンロードできます。
編集担当より一言
パワー・コードは名前のとおりパワフルな響きで使い勝手の良いコードですが、ギタリストたるもの、もっといろいろなコードを小粋に使えるようになりたいですよね。
そんな人のためにパワー・コードの先にある大人系コードの押さえ方、そのコードを用いたブルース進行(12小節パターン)のバッキングをいっぱい集めた本を作りました。カッコいいブルース進行を弾きながら自然に大人のコード・ワークを覚えちゃおうというわけです。
単に丸暗記してセッションなどに活用するのもOKですが、コードの仕組みを理解できる解説付きなので、自分でコードを作るor変化させられる臨機応変な対応力をビシッと身につけたい!なんて人にもピッタリの1冊です。(出版2部:杉坂功太)