音楽が売れないと言われるこの時代に、いかにして音楽で稼ぐか?
「今、音楽で稼ぐ方法~各分野の識者に訊く」特設ページがオープン!
https://www.rittor-music.co.jp/kasegu/
『ソーシャル時代に音楽を“売る”7つの戦略』FacebookページOPEN!
この本はこれで完結ではなく、議論の始まりに過ぎません。Facebookページで4人の著者達と、これからの時代に音楽を売る戦略を今後とも継続的に議論していきませんか? 次の共著者はあなたかもしれません!
https://www.facebook.com/socialmusic7
内容
音楽ビジネスには、あらゆるデジタルビジネスのヒントが隠されている!
本書ではソーシャル時代に音楽を"売る"ための戦略を、ソーシャルメディアを土台にして、PR、ミュージックビデオ、レガシーメディア、ディストリビューション、ライブ、成果報酬型プロモーションの7つのフェイズに沿って、豊富な取材や実例を元に紹介しています。執筆に当たったのは、音楽の世界で活躍している実業者の4名。そう、全員が専門家で当事者です。そんな彼らが占う音楽の未来は、どこを向いているのでしょう? すべてのミュージシャンやスタッフが"音楽人"として、楽曲とリスナーをつなげる役割を担っていく時代に必要な新・常識が、ここにあります! そしてその新・常識は、あらゆるデジタルビジネスに応用可能なヒントでもあるのです。
【CONTENTS】
■INTRODUCTION これからの音楽人に求められるもの
■PART1 ソーシャルメディアが音楽をドライブさせる
≪HYPOTHESIS ソーシャルメディアを理解する≫
◎共有のフェイズ
◎共感のフェイズ
◎共鳴のフェイズ
◎【共有】・【共感】・【共鳴】の果てにあるもの
■PART2 ニュースをどうやって作るのか?
≪HYPOTHESIS ソーシャル時代の音楽プロモーションとは?≫
◎ニュース配信の基礎知識
◎拡散するニュースの作り方
◎ニュース配信の作法
◎ニュース配信後のアクション
■PART3 PV・MVの可能性
≪HYPOTHESIS ミュージックビデオとプロモーションビデオ≫
◎インフルエンサーを巻き込む
◎音楽人インタビュー/矢部順也(ユニバーサルシグマ)
◎シェアしたくなる映像を作る
◎COMMENT/虎岩正樹
◎商品としてのMV(PV)の価値を上げる
◎さいごに
◎音楽人インタビュー/杉本誠司(ニワンゴ)
■PART4 ソーシャルメディアありきでレガシーメディアを考える
≪HYPOTHESIS ソーシャルメディアとレガシーメディア≫
◎効果的な組み合わせを考える
◎音楽人インタビュー/太田直樹+東小薗光宏(ユニバーサルシグマ)
■PART5 ディストリビューションの新しい形
≪HYPOTHESIS CD、配信、ストリーミングの共存する未来≫
◎ハードウェアと音楽
◎ストリーミングとの付き合い方
◎ネットとリアルを結びつける
◎Extraordinary Report File001/WonderGOO
◎Extraordinary Report File002/ポスカ
◎Extraordinary Report File003/ローソンHMVエンタテイメント
◎Extraordinary Report File004/Music Unlimited
■PART6 増していくライブの重要性
≪HYPOTHESIS 原点への回帰≫
◎ライブにおける3つのフェイズ
◎音楽人インタビュー/冨永周平(ソニー・ミュージックアーティスツ)
◎音楽人インタビュー/中西健夫(ディスクガレージ)
■PART7 成果報酬型プロモーションへ
≪HYPOTHESIS 成果報酬型の持つ意味≫
◎新しいパートナーシップの実例
◎Extraordinary Report File005/デイケー音楽出版
◎音楽人インタビュー/糟谷銑司(アイアールシートゥーコーポレーション)
◎COMMENT/エンリコ・チック(Shibuya creative solution)
■APPENDIX 座談会~ソーシャルメディアとの付き合い方
編集担当より一言
“音楽は無料(タダ)になる”“これからのミュージシャンはライブで食っていかないといけない”“ストリーミングが音楽業界の救世主になる”などなど。ここ数年、音楽や音楽業界に関しては、いろいろネガティブなことや勝手なことが言われ続けています。
でも、本書の著者たちが考える新世紀音楽ビジネスは、そんな紋切り型の意見とは別なところにあるようです。“中抜き”をすれば儲かるとか、そんな悲しい話は本書に一切載っていません。むしろこれから、アーティストやスタッフ、それに異業種の人も含めた“音楽人”みんなで、いかに音楽を盛り上げていけるのか。そのことが、7つのテーマで探求されています。まさに当事者ゆえの、真剣かつリアルな提言集なのです。(出版3部:そば夫)