プロモーション動画
著者のトモ藤田さんによる、本書のプロモーション動画です。NEW
内容
上達を妨げているのは“メジャー・スケール”への理解不足だった!
誰もが聴いたことのある音階、メジャー・スケール(ドレミファソラシド)は、ほとんどの音楽の基礎となっています。しかし、著者によれば、ギタリストはメジャー・スケールへの理解が十分ではないことが多く、それが上達を妨げていることが非常によくあるそうです。本書では、頭に思い浮かべたメジャー・スケールの音をギターで再現したり、指板上のポジションに頼らずに弾いたりする練習を通じて、ギターを自由に弾くための力を養っていきます。譜面だけ見れば数時間で弾き終えられるかもしれませんが、それでは意味がありません。掲載されている練習の目的を理解しながらゆっくり進めれば、新たな感覚の扉を開くことができるでしょう!!
【CONTENTS】
■第1章 メジャー・スケールを学ぶ意義
◎LESSON 01 メジャー・スケール習得によって得られる効能
◎LESSON 02 今までの学習法の問題点
◎LESSON 03 アドリブ演奏とメジャー・スケール
■第2章 メジャー・スケールの習得
◎LESSON 04 メジャー・スケールのいろいろな考え方
◎LESSON 05 メジャー・スケールの響きを覚える
◎LESSON 06 いろいろなキーでのメジャー・スケール
◎LESSON 07 2本の弦のコンビネーション
◎LESSON 08 オクターブの位置の把握
■第3章 メジャー・スケールの応用トレーニング
◎LESSON 09 ポジション選択の可能性を探る練習
◎LESSON 10 メロディを深く理解する練習
◎LESSON 11 CAGEDを使った弦の組み合わせ
◎LESSON 12 3ノート・パー・ストリングの活用
◎LESSON 13 トライアド&アルペジオ
◎LESSON 14 まとめのエチュード
■第4章 音感トレーニング
◎LESSON 15 ドレミを歌うトレーニング
◎LESSON 16 音楽理論とメジャー・スケール
■第5章 モード
◎LESSON 17 モードのカラーを理解する
編集担当より一言
この本の種明かしをすると、“1本の弦だけでのスケール練習”、“CAGEDフォーム”、“3ノート・パー・ストリング”という、3種類のスケール把握法を組み合わせながら、特定の運指パターンやポジションに囚われない自由な演奏を目指していきます。(それぞれの考え方は、本の中で詳しく解説しています)
本書の流れに従って、各所に設けられた自習課題をこなしながら進めていけば、きっと指板が今までとは違った見え方になってくることでしょう。
各練習はシンプルながらも奥深いものになっていて、初心者ならば弾くだけで指板のメカニズムを高いレベルで理解することができ、中級者以上ならば応用してオリジナルの方法論を自分で作るためのヒントが得られるはずです。
(出版2部/橋本)