内容
LOUDNESS35周年スペシャル企画! 高崎晃の半生を語る初の自伝本
世界で最もその名が知られている日本人ロック・ギタリスト、高崎晃。BABYMETAL、きゃりーぱみゅぱみゅなどの海外進出が話題となっているが、今から30年前、1980年代に全米進出を果たしたこのバンドの成功がなければ現在のミュージック・シーンは変わっていたかもしれない。全米チャートTOP100入りを果たし、マジソン・スクエア・ガーデンのステージに立ち、数々の荒波を乗り越えながら現在も精力的に活動を続けているLOUDNESS。その伝説のロック・バンドを牽引してきたのがギタリスト高崎晃だ。
LOUDNESS結成35周年のこのタイミングで、高崎晃の初となる自伝本が登場する。学生時代より卓越したテクニックで注目を集め、10代でアイドル・バンドLAZYとしてデビュー、数々のヒットを飛ばしたあとLOUDNESSを結成、独自のヘヴィメタルを追求してアメリカに進出。ポール・ギルバート、デイヴ・ムステインを始め世界のトップ・ギタリストから今なお尊敬される最も有名な日本人ギタリスト、高崎晃の知られざる半生が初めて語られる!
【CONTENTS】
■天才ギター少年〜アイドル・バンドLAZYでデビュー
■LOUDNESS結成〜世界に通じるヘヴィメタルの創成
■80年代快進撃〜アメリカ進出の光と影
■2000年のオリジナルでの復活、樋口宗孝の意思
■ソロ活動、果てることのない創作欲
■再び世界に向けて動き出した現在の心境
■決定的瞬間! ライブ・フォト・アーカイブ
■秘蔵ビンテージから伝説の名器まで愛用ギター・コレクション
編集担当より一言
ラウドネスは2015年もヨーロッパ・ツアー、北米ツアーを大成功させました。この夏の日本でのラウド・パークはもとより、世界各国のロック・フェスで事件と言えるような熱狂的な盛り上がりを巻き起こしています。日本人アーティストで唯一と言える80年代の世界進出の金字塔が、クラシック・ロック・ムーブメントとともに再び強い熱を放ち始めているようです。なぜ今ラウドネスが世界を熱狂させているのか。なぜ高崎晃はバンドを一度も解散させなかったのか。何度壁にぶち当たってもひたすらに突き進み、世界で闘い続けてきた男の半生は、ヘヴィ・メタル・ファンやギタリストだけでなく、多くの人の心に響くものだと思います。もう一度やってやるぜ!という思いを持っている人こそ、ぜひこの本を手にとってほしいです。(ギター・マガジン書籍編集部/鈴木伸明)