内容
名手が愛用するこの1本 ギタリスト64人の熱愛アコギを大公開!
プロ・ギタリストが絶対の信頼を寄せるアコースティック・ギターを1本だけ紹介するという『アコースティック・ギター・マガジン』の人気連載コーナー、AGMギター・グラフ。2000年の連載開始より数多くのギタリストの愛器が登場したこのコーナーが1冊のスペシャル・ムックとなりました。ギブソン、マーティンなどのビンテージ・ギターからハンドメイドの一点ものまで、貴重なギターがずらり。レコーディングやステージで活躍してきた名手の愛器たちの写真は圧倒的な存在感を放っています。マルチ弦楽器奏者として大活躍中の高田漣、フラメンコ界を背負って立つ沖仁の2人による理想のギターについての対談も収録しています。
<登場ギタリスト全64人>
有田純弘、アンドリュー・ヨーク、石田長生、伊藤ゴロー、イルカ、植村花菜、笛吹利明、内田勘太郎、打田十紀夫、遠藤賢司、大野真澄、大萩康司、大橋トリオ、おおはた雄一、岡崎倫典、沖仁、小倉博和、押尾コータロー、小野リサ、カニサレス、河島亜奈陸、岸部眞明、サキタハヂメ、木村大、小坂忠、河野文彦、小松原俊、小室等、斉藤和義、斎藤誠、坂崎幸之助、坂庭省悟、坂本サトル、笹子重治、佐藤克彦、佐橋佳幸、島袋優、曽我部恵一、高田漣、高野寛、知久寿焼、Char、CHAGE、告井延隆、土屋公平、徳武弘文、友部正人、仲井戸"CHABO"麗市、中川イサト、なぎら健壱、中野督夫、中村善郎、野澤享司、ハナレグミ、日倉士歳朗、福島康之、古川昌義、ボブ・ブロズマン、ボブ・ログ三世、森山良子、山内雄喜、山崎まさよし、吉川忠英、吉田次郎。
編集担当より一言
アンプやエフェクターとともにサウンドを作り上げるエレリトリック・ギターに比べると、指先でストレートに音を生み出すアコースティック・ギターは、ギタリストにとってより直接的で密接な楽器と言えるでしょう。日本を代表する名手たちが、レコーディングやステージの現場で絶対の信頼を寄せる“いちばん大切なアコギ”は、独特の貫禄が滲み出ていました。
ブランド別に見ていくと、貴重なビンテージを含むマーティンが15本、同じくビンテージを中心としたギブソンが13本、そのあとにはヤマハ、K.ヤイリ、エピフォンが続き、そのほかはハンドクラフト系メーカーが多く登場する結果となりました。それぞれのギターにかけがえのないドラマがあります。美しいギターの写真をパラパラと見て、気になるページからギタリストとアコギのエピソードを読んでいただければうれしいです。(ギター・マガジン書籍編集部/鈴木伸明)