内容
「演奏能力」の次は「表現能力」を鍛えよう!新コンセプトの教則DVD!
大好評の「演奏能力開発エクササイズ」の姉妹編が登場!名門バークリー音楽院ギター科助教授トモ藤田による、全く新しいコンセプトのギター教則作品です。テクニックを身に付けるためのエクササイズを収録した「演奏能力シリーズ」に対し、今回は細かなニュアンスや様々な演奏バリエーションなど、ギターによるバラエティ豊かな表現能力を身に付けるためのエチュード(練習曲)を収録しました。バークリー音楽院の授業や大人気の自身の通信レッスンにおいて実践している内容を厳選し、様々な演奏表現のために作った効果的なエチュードは4種類。タイプやコード進行の異なる4種類のエチュードそれぞれにおいて、一つ一つのアイディア/コンセプトに焦点を当てた6つのバリエーションを紹介し、解説します。また、各エチュードの最後にはトモ藤田によるデモ演奏も収録しました。付属の譜例集には、各エチュードの譜面と、目標/注意点/アドヴァイスなども記載されていますので、有効に活用ください。
【CONTENTS】
■opening Performance
■ETUDE1:2 コードによるグルーヴ・エチュード
variation 1 コード感溢れる3度のフレーズ
variation 2 コード感溢れる6度のフレーズ
variation 3 ブルージーなフレーズ(コモン・トーン/ベンド/ビブラート/アウトライン)
variation 4 シンプルなグルーヴで一人バンド・サウンドを生み出す
variation 5 1拍ずつのコード・チェンジでグルーヴを歌わせる
variation 6 ハーモニーを感じさせる感情表現豊かなソロ
Tomo's demonstration
■ETUDE2:3コードのブルース・エチュード
variation 1 ベースラインを使ったブルース表現
variation 2 3rdと7thのガイド・トーンを使ったブルース表現
variation 3 1弦コモン・トーンを使ったハーモニーの表現
variation 4 少ない音数でブルースを歌う
variation 5 トライアドでコード感を出す
variation 6 ソロとガイド・トーンによるコール&レスポンス
Tomo's demonstration
■ETUDE3:ファンク1 発ものエチュード
variation 1 クラーヴェ・グルーヴ(基本ファンク・グルーヴ)
variation 2 フレーズとフィルによるコール&レスポンス
variation 3 トップ・ノートを使ったコード・メロディー
variation 4 ドリアン・グルーヴ
variation 5 ダイアトニックのドリアン・トライアド
variation 6 R&B的ヴォーカルのように歌うフレーズ
Tomo's demonstration
■ETUDE4:ジャズ・スタンダードのコード進行エチュード
variation 1 3音(Root/3rd/7th)によるハーモニー
variation 2 2弦トップによる4音テンション・コードのアイディア
variation 3 1弦トップによるトライアド・コードのアウトライン
variation 4 ブルース/ロック風ペンタトニックでジャズ・プレイ
variation 5 ペンタ/リフ感覚で弾けるジャズ・フレーズ
variation 6 ウォーキング・ベースラインとコンピング
Tomo's demonstration
■ending Performance
編集担当より一言
これまでの「演奏能力」から「表現能力」へ。「エクササイズ」から「エチュード」へ。大好評の「演奏能力シリーズ」の姉妹編でありながらも、ここに本作の大きな違いや特徴があります。「エクササイズは、取り組むのが大変」という人でも、エチュードはプレイすることの満足感や手軽さがあって、とてもフレンドリーで楽しい内容です。実はこれ、バークリー教授トモ藤田さんが長年個人的にやっておられる通信レッスンの手法なのです。現在100人以上が順番待ちの状態であるというトモさんの大人気プライベート・レッスンを、手っ取り早く手軽に受講できるというのも大きな魅力です。今回は「演奏能力シリーズ」と違って、トモさんがDVDの中で直接解説をしていくというプライベート・レッスン方式です。教授という肩書きから、これまでトモさんに堅苦しい印象を持っていた人は、自然と京都弁が混ざるトモさんの飾らない気さくな人柄に、驚き、安心する(?)のではないでしょうか。バークリーでも大人気の秘密がおわかりかと思います。(Sam Kawa)