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内容
表紙&巻頭特集:アミール“クエストラヴ”トンプソン[THE ROOTS]
■アーティスト特集3連発
◎アミール“クエストラヴ”トンプソン[ザ・ルーツ]
ここ数年、ヒップホップ・シーンだけではなく、現在の音楽界を担う存在として活躍し、ドラマー、そしてプロデューサーとしても絶対的な信頼を集めているクエストラヴ。彼が所属するバンド、ザ・ルーツの『ライジング・ダウン』、そしてドラム兼プロデュースを務めた、70年代を象徴するソウル・シンガー、アル・グリーンの新譜『レイ・イット・ダウン?愛の詩』が同時期に発表されました。この好対照と言える2作品の中で、楽曲を引き立たせるドラムを叩いているクエストラヴ。なぜ彼はそのように鋭い嗅覚ですべてをとらえ、ドラミングに昇華させることができるのでしょうか? その謎を解き明かすべく、今年1月に行われたザ・ルーツの来日公演時の取材をはじめ、さまざまな面から彼のプレイについて迫りました。ドラム、そして音楽に深い愛情を持つ、“真”のクエストラヴの魅力について総力特集しています。
◎ジェームス・ギャドソン
マーヴィン・ゲイやダイアナ・ロスなど、さまざまなアーティストのレコーディングやライヴに参加し、“グルーヴ・マスター”の名をほしいままにしてきたファンク/R&Bシーンの敏腕ドラマー、ジェームス・ギャドソン。彼が今年2月、“コーネル・デュプリーwith ジェームス・ギャドソン”で来日公演を行ったのを機にインタビューを敢行。彼の名が世界に広まった1970年代スタジオ・シーンについて、そしてドラム・スタイルについてなど、さまざまな質問をぶつけてみました。彼が叩く心地良いグルーヴの源がここに解き明かされています。
◎ラリー・マレンJR[U2]
約4年半ぶり、通算12作目となるスタジオ・アルバム『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』を発表したU2。ダブリン、ニューヨーク、モロッコなどさまざまな場所でレコーディングされた本作は、これまで以上にラリー・マレンJRの歌心に溢れたドラムが光る快作です。そこで、彼のプレイの根底にあるものは何かを探るべく、最新インタビューを掲載。ドラマー、そして音楽人としてのラリーに迫っています。
■特集
さまざまな音色、ニュアンスを表現するために
ハイハットの“チ”にこだわる
ドラム・セットの中で唯一、音の長さをコントロールできるハイハット。“チ”、“チッ”、“チーッ”などなど、ほんの少し手足の力加減や調整を変えるだけで、1組のハイハットからさまざまなサウンドが生まれます。ここでは、ハイハットを自在に操るための方法を伝授! この“チ”にこだわることで、ドラムの表現に一層深みが出ます。
■close up!2連発
◎パールの新フット・ペダル“DEMON DRIVE”の実力
今年のNAMMショウで大々的に発表されたパールの最上位フット・ペダル“DEMON DRIVE”。これまでパールのラインナップになかったダイレクト・ドライヴ、滑らかなアクションが可能になった高精度のベアリングなど、さまざまな点が進化。より各々のプレイ・スタイルに合わせることが可能になった大注目のこの新フット・ペダルの真の実力に迫るべく、多角的に迫っています。
◎Bosphorus feat.スタントン・ムーア
自身のシグネチャー・シリーズを語る
イスタンブール社の職人達によって興されたシンバル・メーカー、ボスフォラス。トルコ・シンバルの伝統を継承した新シリーズMASTER VINTAGEをはじめ、日本で入手しやすい19種類を徹底試奏。自身のシグネチャー・シリーズを持つスタントン・ムーアのコメントと共に“ボスフォラス・サウンド”に迫っています。
■Special Live Report 3連発
◎ヴィニー・カリウタ[ジェフ・ベック]+エイブ・ラボリエルJr.[エリック・クラプトン]
◎ウィル・チャンピオン[コールドプレイ]
◎仙波清彦&カルガモーズ+HIFANA
■interview
ジャマイア・ウィリアムス[クリスチャン・スコット]/アンディ・ハーレー[フォール・アウト・ボーイ]/パトリック・ハラハン[マイ・モーニング・ジャケット]
■人と楽器
SATOち[ムック]
■ドラマー立志風雲録Special
第121回 追悼 ルイ・ベルソン
■全ドラマー対応 新型ゼミナール!
DM Seminars for All Drummers
◎“これから”叩き始める人へ PHOTOドラム
写真でわかるドラマーの“暗黙知”
◎Kosekingに学ぶ楽器のあれこれ
楽器王倶楽部
◎譜面でガッツリ練習したい中級者に 歌う! テクニック道場
レベル判定でステップ・アップ!
◎上級ドラマーのためのフィール&ロジック
感性と理論をバランス良く
■DM Skill up Scores
ドラムがメキメキ上達する今月の課題曲!
「メイプル・リーフ」スタントン・ムーア
「ユーズ・ミー」ビル・ウィザース
■Vintage Drum ReView
ヴィンテージ・ドラム・リ・ヴュー
GRETSCH 1960's #4157 Name Band Model Snare Drum
■“ドラムな”最新情報を発信するBeat Square
シェーン・ガラス、Toshi Nagai、パーカッション・マガジンVolume 05、レボン・ヘルム、他
■NEW PRODUCTS
[Pearl]VISION Series VMX Drum Set
[SABIAN]AAX&HHX Series New Cymbals
[小出シンバル]703&808 Series New Cymbals
[TRICK]DOMINATOR SINGLE BLACK
[TAMA]Warlord Collection Titan Snare Drum
[TAMA]1st Chair Drum Throne
[TAMA]New Round Rider Series HT650C
■連載コラム
ビリー・マーチンの「ルーツの探求」
茂木欣一[東京スカパラダイスオーケストラ]の「Good Vibrations!」
芳垣安洋の「ドラム・ノーベル賞!」
■連載ページ
Drummer's Disc Guide
Drummer's Paddle