MAGAZINES

サウンド&レコーディング・マガジン 2003年12月号

定価1,026円 (本体933円+税10%)
発売日2003.11.15
品種雑誌
仕様A4変形判 / 324ページ / 小冊子×2付き

この商品は現在、在庫切れとなっております。

内容

■表紙/巻頭アーティスト:ビートルズ ■特集:音が太くなる!ミックスがまとまる!歪みの魔力 ■特別企画:サンプリング・ワークステーション頂上対決!AKAI PROFESSIONAL MPC4000 vs ROLAND MV-8000 ■インタビュー:NOKKO & GO、田島貴男、SBK、羅針盤 etc.

■表紙/巻頭アーティスト
ビートルズ『レット・イット・ビー...ネイキッド』
このリアルな音をあなたはどう受け止めるか?

ビートルズの『レット・イット・ビー』といえば、フィル・スペクターのプロデュースにより、スタジオ・ワークの極みとも呼べるような創意工夫が施 されたアルバムだ。だが当初この作品は、メンバーがリハーサルからライブまでに至る風景を収めるという同名タイトルの映画に合わせた"ライブ・レコーディ ング"アルバムになるはずだった──。11月14日、『レット・イット・ビー...ネイキッド』が日本先行発売となった。タイトルから推測できる通り、最 初のコンセプトに立ち戻り新たにリミックスし直された作品である。本誌ではこの"ビートルズのニュー・アルバム"とされる本作にサウンド的な側面から迫っ ていきたいと思う。"裸にされた"リアルな音を、あなたはどう受け止めるのか?

■特集
音が太くなる!ミックスがまとまる!
歪みの魔力

"デジタル・レコーディング全盛"と言われ続けて数年。アマチュア・レベルでもクリアな録音ができるようになりました。でも"何となく音が細い し、ミックスがうまくまとまらない"という悩みを抱えている読者も多いはず。実はクリアさと引き換えに失われてきた"歪み"に、音に力を与える何かがあっ たのかもしれません。ヒップホップやロックでは、わざと歪ませて荒れさせた音が格好良く感じられますし、その他のジャンルでもビンテージ機器を使ったアナ ログ的な音質が好まれる傾向にあります。この特集ではそんな"歪み"に注目。過激なサウンドから隠し味的なものまで、プロの方々に実際に使っている歪みの テクニックを尋ねてみました。

■特別企画
サンプリング・ワークステーション頂上対決!
AKAI PROFESSIONAL MPC4000 vs ROLAND MV-8000

サンプラーとシーケンサーが一体化したAKAI PROFESSIONAL MPCシリーズのフラッグシップ・モデルであるMPC4000は、1台で音楽制作を完結できるハイスペック・マシンとして君臨している。その牙城を突き崩 さんとばかりの勢いで登場してきたのがROLANDのニュー・フェース、MV-8000。両者とも"楽器"としての圧倒的な存在感を誇り、"音をたたき出 す"というプリミティブな音楽の喜びを教えてくれるパッドを装備するなど酷似した外観を持つ。しかし、本当に両者は似ているのだろうか? その疑問に答え るべく、DJ TATSUTAとTSUTCHIEをインストラクターに迎え、それぞれのマシンを用いたトラック制作の過程を披露していただくことにした。

■特別付録
これから音楽を始める人のために送る
『スタイル別音楽制作システム購入ガイド2004』

私たちの身の周りには素敵な音楽が溢れています。その音楽を自分自身の手で作り出すことができるようになったら、あなたの世界はもっと大きく広 がっていくことでしょう。幸運なことに、今では良質なレコーディング機材がバリエーション豊富に、しかも安価でそろえられるようになりました。しかし、 せっかく音楽制作を始めたいと思っていても、楽器屋さんに並ぶ膨大な楽器や機材を見て、何を買えばいいのか悩んでいる人も多いことでしょう。そんな宅録ビ ギナーに向けて、本書ではさまざまなレコーディング・システム例を提案していきます。自分の目指す音楽と照らし合わせながら、あなただけの音楽制作システ ムを作り上げてください。この瞬間があなたの音楽制作ライフの始まりです。

DIGIDESIGN Pro Tools LE
バンドルされたクリエイティブ・ツールを 活用したトラック・メイキング!

Windows XP/Mac OS対応の日本語版アプリケーションとなったPro Tools Ver.6は、グルーブ・クオンタイズをはじめとするMIDI機能の向上や洗練されたユーザー・インターフェースの採用、ReWire対応など、クリエイ ティブなツールとしての魅力も大きく向上している。そして先日よりPro Toolsの全システムにPROPELLERHEAD Reason AdaptedとABLETON Live Digidesign Edition、さらにIK MULTIMEDIA SampleTank SEとAmplitube LE、T-Racks EQの無償(!)バンドルが開始され、Pro Toolsがクラブ・ミュージックなどの多様な音楽スタイルに対応するオールマイティな制作ツールに進化した。早速それらのツール群を活用した音楽制作手 法を紹介していこう!

■インタビュー
NOKKO & GO
田島貴男
SBK
羅針盤
Tsuki No Wa
nature blunt
喜多郎
シャッチョ・マウス
クラークスヴィル
K-Muto (SOYSOUL)

■レポート
コンサート見聞録:岡村靖幸
スタジオ・レポート:バーニー・グランドマン・マスタリング
ライブ・スペース訪問:四谷天窓

■新製品レビュー
AUDIO-TECHNICA AE2500
M-AUDIO Luna
SPL Gain Station 1
FMR AUDIO RNP8380
KORG Kaoss Pad Entrancer
APPLE PowerMac G5/2GHz Dual
DIGIDESIGN Pro Tools|HD Accel
METRIC HALO Mobile I/O ULN-2
プラグイン・レビューSoft Machine
NOMAD FACTORY Liquid Chorus
NOMAD FACTORY Liquid Delay
NOMAD FACTORY Liquid Reverb
ANTARES Tube
EMAGIC Space Designer

■連載セミナー/コラム
トミーのLet's パソコン・レコーディング 横川理彦
月刊 宅&録マガジン 佐藤洋介
CM音楽の作り方 瀬川英史
テクノロジカル・サウンドスケープ 佐々木敦
A LOG-BOOK 半野喜弘
Oscillation For Neighborhood Psycho 澤井妙治
She Came in through the "MICROSOFT Windows" 戸田誠司
魁Reaktor道場 NUMB
祐天寺浩美のお部屋一刀両断
Vintage Gear Gallery:ROLAND SDE-2000/SDE-3000/KORG SDD-3000

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