立東舎

伝説のカルト映画館 大井武蔵野館の6392日

太田 和彦(著)

定価3,000円 (本体2,727円+税10%)
発売日2023.11.20
品種書籍
仕様B5判 / 232ページ
ISBN9784845639632

内容

発掘精神に溢れた名画座の鑑!
その活動の歴史を多角的に掘り下げたバラエティブックが登場

――「名画座中の名画座でした」山田宏一(映画評論家) 1981年から99年、東京・大井町に存在した名画座、大井武蔵野館。「見逃したら二度と観られない」と思わせるディープな作品ラインナップは映画通を唸らせ、石井輝男をはじめ多くの監督の再評価に貢献し、その発掘精神は映画メディアや今日の名画座にまで影響を与えています。本書はそんな同館の魅力を再検証するべく、元支配人や映写技師、関係者のインタビューや対談・鼎談、常連客アンケートなどを収録。さらに資料として、「全上映作品リスト」や、さまざまな媒体に掲載された同館関連の記事を収める他、太田和彦氏が同館を愛するあまり、個人的に発刊していた幻の新聞「大井武蔵野館ファンクラブ会報」の、全10号&30年目の最新号を掲載します。大井武蔵野館とはなんだったのか......。通った人も、間に合わなかった人も楽しめるバラエティブックです。

目次

■まえがき 太田和彦

■元スタッフたちの大井武蔵野館
小野善太郎(元・大井武蔵野館3代目支配人)、細谷隆広(営業担当、元・中野武蔵野ホール支配人)、他

■【インタビュー】「大井武蔵野館の映写室から見えたもの」
荒島晃宏(元・大井武蔵野館映写技術者、現・シネマヴェーラ渋谷映写技術者)

■【鼎談】「大井武蔵野館が"映画の見かた"を教えてくれた」
太田和彦×下村健(日本映画史研究家)×小野善太郎(大井武蔵野館支配人)

■【アンケート】大井武蔵野館の思い出
下村健、たかぎ、細川周平、小西康陽、木全公彦、伊藤彰彦、渡辺武信、高崎俊夫、森遊机、内藤篤、内藤由美子、吉濱葉子、武藤康史、鈴木卓爾、塩山芳明、鈴村たけし、寺岡裕治、若木康輔、宇田川幸洋、ほか

■【完全復刻&最新号】
「大井(O)武蔵野館(M)ファンクラブ(F)会報」全10号 完全復刻、プラス、"三十年目の最新号「第11号」"、堂々発刊!

■【対談】「名画座かんぺ」発行人が聞く――「OMF会報」のつくりかた
太田和彦×のむみち(「名画座かんぺ」発行人)

■~この日、私は、ここにいた!~
「大井武蔵野館・大井ロマン (ほぼ)全上映作品」リスト

■【トークショー採録】『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』と石井輝男監督
「石井監督は、面白いアイデアを出すと全面的に乗ってくれました」
掛札昌裕(脚本家)×桂千穂(脚本家)×細谷隆広×小野善太郎

■【再録! 発掘記事《その①》】「発掘ニッポンシネマ」小野善太郎

■【再録! 発掘記事《その②》】「[対談]太田和彦×小野善太郎 文芸坐、並木座、大井武蔵野館......。名画座が東京から消えていく。」
(「東京人」1999年6月号掲載)

、他