現在、世界的に猛威をふるっているエレクトロ・シーン。その中でも、欧州で人気を博すエレクトロ・ハウスをHeigo Taniが作る! Pro Tools 8のリズム・マシンBoomでの打ち込み、ピアノ音源Mini GrandとサンプラーStructure Freeを使っての上モノ作り、そして最後は特徴的なビリビリ・ベースをシンセ音源Vacuumでクリエイト。豊富なPro Tools 8の内部音源だけを用いたエレクトロ・ハウス制作法をご堪能あれ。
オーディオ録音に定評のあるPro Toolsで、ギター・レコーディングを行うべく登場してくれたのが、ザ・ピロウズの真鍋吉明。Pro Tools 8のアンプ・シミュレーター・プラグインEleven Freeを使い、切れ味鋭いカッティングでトラックを制作する模様をぜひ見ていただきたい。
リズム制作で威力を発揮したXpand!2の豊富なループ素材にも注目。ロック・サウンドも確実にサポートするPro Tools 8の実力を確かめてみてほしい。
ヒップホップのビート作りに不可欠なのは、第一にセンス、第二にサンプルの絶妙な配置でグルーブを作り出せる精緻なツールだ。ここでは、ビート・メイカーとして日本のシーンを引っ張ってきたROCK-Teeが、ProTools 8でビート・メイキングの一例を披露。MIDIパッドでのプログラミングに始まり、ループ・サンプルの手切り法、ガンショットや波の音といったSEでの味付けなど、極上のヒップホップ・トラック制作術がここに。
テクノ/ハウス/エレクトロを操るトラック・メイカーとして、DJ WADAとともにCO-FUSION(新作はHarthouseレーベルから)、ソロではWall5で活動。普段から全工程をPro Tools│HDで行っている。
http://www.myspace.com/cofusiontokyo
http://www.myspace.com/wall5
ザ・ピロウズのギタリストとして活動する傍ら、ソロとしてもレゲエをベースにした作品をNINE MILES名義でリリース。レコーディング機材にも造詣が深く、制作の中心にPro Tools LEを据えている。
EASTENDのDJとしてキャリアをスタート。自身の活動と並行して、プロデューサー/リミキサーとして後進のヒップホップ・アーティストたちの作品に意欲的に携る。Pro ToolsはVer.5からの愛用者。
ProToolsとは?
Pro Tools Softwareと専用ハードウェアを統合したDAWシステム。“Sound Tools”を経て1992年に“Pro Tools”として登場し、パソコンを使ったDAWソフト・ブームの火付け役となった。現在は世界中のスタジオで使用頻度が高まり、レコーディング/ミックス・エンジニアから厚い信頼を獲得。そして今回バージョン・アップしたPro Tools 8では、定評あるオーディオ・レコーディング機能に加えて、MIDIプログラミング部の大改良、付属バーチャル・インストゥルメント/プラグイン・エフェクトの増加、楽譜エディタの装備など、クリエイターもPro Toolsシステムだけで音楽制作を完結させられる充実した環境に進化した。なお、システム・ラインナップは、HDコア・システムを中心とした最上位のPro Tools│HD、コスト・パフォーマンスの高いオーディオI/Oを用いたPro Tools LE、M-AUDIO製の専用オーディオI/Oで使うPro Tools M-Poweredの3種類がラインナップ。いずれも専用のPro Tools 8 Softwareが用意されている。