MAGAZINES

ギター・マガジン 2019年2月号

定価838円 (本体762円+税10%)
発売日2019.01.12
品種雑誌
仕様A4変形判

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内容

■特集
カントリー最高説。
Electric Country Gold

すべてのエレキ・ギター弾きに送る
116Pのエレクトリック・カントリー総特集。

2019年の始まりに我々ギター・マガジンが声を大にして伝えたいのが"カントリー最高説"。というか、そもそもみんなカントリーのこと、ちゃんと知ってますか?

ビートルズやエリック・クラプトン、ジョン・メイヤーだってその影響下にいるわけで、いつの時代のあらゆる音楽にカントリーは根づいているんです。それにストラトキャスターやテレキャスター、レス・ポールといった名器も、実はカントリーがなければこの世に生まれませんでした。しかしながら、歴史もスタイルもあまりに広く深すぎるゆえ、本誌も今までうかつに手が出せなかった、というのも事実。誰もがその影響を享受しているのに、カントリーの魅力は十分に伝わりきっていない......。そんな現状は打破するべきでしょう!

今回はその魅力に迫る第一歩として、エレクトリック・ギターが本格的に導入され始め、ギターに関するエポックメイキングな出来事が数多く巻き起こった1940年代~60年代を中心に、最高のカントリー・ギタリストたちを紹介します。

全ギタリスト必修ジャンル、エレキ・カントリー黄金期=Electric Country Goldの旅へいざ。



●月刊ギタマガ・カントリージャーナル~カントリーにまつわる10のトピック

アメリカン・ミュージックの核であり、この世にゴマンと存在する音楽ジャンルの中でも指折りのギター・ミュージックでもあるカントリー。ギタリストならいくつかの基礎知識は知っておいて損はなし! ということで、カントリーにまつわる10個のアレコレをご紹介します。


●ギターの発展と一心同体。カントリー音楽の100年物語。

アメリカ音楽の"へそ"とも言えるカントリー・ミュージック。その歴史を探るのはそう簡単ではないが、ここではギター音楽としてのカントリーを見つめ、今日までの長い道のりをたどってみるとしよう。そこで見えてくるのは、ギターという楽器とずっと二人三脚で歩んできた真実だ。カントリーの歴史と同時に、ギターの発展史も楽しんでもらえれば幸いである。


●国内名手に聞くカントリーの魅力
徳武弘文
高田漣
長岡亮介
鈴木健太(D.W.ニコルズ)
麻田浩(Tom's Cabin)

国内のカントリー・ミュージック好きに、その魅力やギターにまつわる話を聞いていく"Country Talk"。5人の識者が登場!



●6人の最強カントリー・ギタリスト、その人生をたどる
マール・トラヴィス
レス・ポール
チェット・アトキンス
ハンク・ガーランド
ジミー・ブライアント
ドン・リッチ

あまりに広すぎるカントリーという荒野。だがもとを正すといくつかのルーツに到着する。が、またその源流をたどっていくと、スコットランドだかアイルランドだか、さまざまな民謡や伝承歌などにまた分岐していく、という永遠ループ......。"じゃあどこから聴けばいいのよ!!"というお怒りの声もごもっとも。そこで今回我々は、カントリー音楽でエレクトリック・ギターが本格的に鳴り始めた40年代頃からスタートし、ウェスタン・スウィング、ナッシュビル・サウンド、西海岸などのキーワードをもとに6人の最強カントリー・ギタリストをピックアップした。まずはその重要人物たちの人生をたどる。


●6人の名手とその機材変遷

前コーナーで紹介した6人の最強カントリー・ギタリストたちは、そのあまりの影響力の強さから、アメリカのギター・ブランドたちが寄ってくるわ寄ってくるわ。史上初のソリッド・ボディ・ギターを作っちゃったり、レス・ポールって自分の名前がモデル名として有名になっちゃったり、世界的名ブランドの興隆に加担しちゃったりと、彼らの楽器変遷でギター業界全体も右往左往......。それに多くのキッズがあこがれ、アメリカン・ドリームをつかもうと彼らと同じギターを手にする、そんな素晴らしい時代。ここからは彼ら6人それぞれの、ギターにまつわる物語をお届けしよう。


●6人の天才が生んだ! 必殺のカントリー・フレーズ集!

カントリー・ギター奏法の実践編!特集内に登場した6人の天才が生み出した、必殺のカントリー・フレーズ集を特別にお送りしよう。ギャロッピング奏法に超高速ピッキングなどなど......もはや "シグネチャー・フレーズ"とも呼んでいい彼ら独自のプレイ・スタイルに学べば、新たな地平が見えるはず!


●現代のカントリー名手インタビュー
ピート・アンダーソン
ジム・カンピロンゴ
スタージル・シンプソン



●カントリー名盤散策

ここからは前項で紹介した6人が残した、珠玉の名盤をそれぞれ4枚ずつ紹介していこう。どれも彼らの偉業を知るためには、絶対にはずせない必聴盤ばかり(これでもほんの一部......トホホ)。ギタマガのApple Musicプレイリストを聴きながら読むべし!


●カントリー・ギタリスト名鑑

カントリー・ギターを語るうえではずせない名手を、ざっくり3つの区切りで分けて一挙紹介!
エレキ・ギター黎明期を支えたカントリー・ジャズの名人たち/ナッシュビルを支えたカントリー・ギター名手/次世代のカントリー・メッカ西海岸で花開いたギタリストたち


■THE INSTRUMENTS
FREE THE TONE
サウンド・デザインへの果てなき探求
PART.2 システム編

"ギターとアンプの間"に位置するサウンド・システムのすべてをデザインするFREE THE TONE。先月号のPART.1ではその中でもエフェクター製品に絞って特集したが、PART.2にあたる今回は同ブランドの真骨頂とも言える、サウンド・システム全体にフォーカスを当てていきたい。トップ・ミュージシャンたちが絶大な信頼を寄せる理由はどこにあるのか、そしてどうやったらそのノウハウを自分のシステム取り入れることができるのか、実際のシステム例や市販製品、インタビューを通じてその片鱗に触れてほしい。


■GMギタースコア(※電子版には収録されておりません)
「やさしさに包まれたなら」荒井由実
「Turkey Cobbler (Turkey In the Straw)」ジョージ・バーンズ


■INTERVIEW & GEAR
・崎山蒼志

・内海利勝

・夏目知幸&菅原慎一(シャムキャッツ)

■INTERVIEW
・だいじろー(JYOCHO)
・KUNIO KISHIDA

■New Products Review
・FENDER CUSTOMSHOP/CHAR 1959 STRATOCASTER BURGUNDY, JOURNEYMAN RELIC
・EPIPHONE/LTD EDITION JOE BONAMASSA ES-355 STANDARD OUTFIT
・GRETSCH/G6136TJR TMGR-KDFSR FALCON JR.
・L.R. BAGGS/ALIGN SERIES CHORUS
・UMBRELLA COMPANY/HITCHHIKE DRIVE

■連載
・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY
・Opening Act テジナ
・AROMA 黒汁ギタリストのイラスト連載
・ジャキーン!~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編
・横山健の続・Sweet Little Blues
・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から
・ギターを思いっきり弾けるプライベート・スタジオ

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