MAGAZINES

サウンド&レコーディング・マガジン 2020年9月号

定価998円 (本体907円+税10%)
発売日2020.07.22
品種雑誌
仕様B5変形判 / 252ページ

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内容

巻頭特集:これが私の定番ソフト音源!

●巻頭特集
DAWに立ち上がる"マイ名機"の使い方
これが私の定番ソフト音源!
現代の音楽制作に無くてはならないソフト音源。オールマイティに使えるものから特定のジャンルを象徴する製品、他者との差別化を図れる斬新な音源までそろい、まさに百花繚乱です。そうした数多くの選択肢の中から、プロの現場でリアルに重宝されているものとは何なのでしょうか? 本特集では、著名クリエイター18 名に"マイ定番ソフト音源"を挙げていただき、その活用方法を語ってもらいます。

Creators' Report
◎石野卓球
◎江島啓一(サカナクション)
◎長谷川白紙
◎くじら
◎松隈ケンタ
◎GeG(変態紳士クラブ)
◎ビッケブランカ
◎MK
◎Taquwami
◎食品まつり a.k.a foodman
◎Neutral - AOKI takamasa
◎Neutral - Fumitake Tamura
◎Kei Sugano(Dazzle Drums)
◎松武秀樹
◎CHOKKAKU
◎松浦雅也
◎青木征洋
◎牧戸太郎

Special Seminar
◎H2は、ソフト・シンセに夢を見るか? by H2
◎Bitwig Studioで拡張するソフト・シンセの世界 by 荒木正比呂


●特別企画
"今欲しい機材"徹底調査

マイクやプリアンプ、オーディオI/O、スピーカー、プラグインなど、音楽制作で必要となってくる機材はさまざまです。多くのメーカーがしのぎを削って新たなモデルを開発し、毎年多彩な音楽制作機器/ソフトウェアが登場しています。そのたびにクリエイターたちは物欲と闘い、自身の環境や予算を考慮しながら頭を悩ませるのです。特にステイ・ホームという言葉が定着した現在では、自宅の制作環境を整えようと考えている人も多いことでしょう。この企画では、19名のクリエイターたちに今欲しい機材、お薦めしたい機材をヒアリング。後半では、注目の製品のレビューもお届けします。皆さんの機材購入の参考にしていただければ幸いです。

アーティスト/クリエイター/エンジニアが選ぶ
今買いたい/薦めたい機材
◎tofubeats
◎KREVA
◎SKY-HI
◎ミヤ(MUCC)
◎石毛輝(the telephones/Yap!!!)
◎NAOTO(ORANGE RANGE)
◎大石昌良
◎AZUMA HITOMI
◎牧野英司
◎鈴木Daichi秀行
◎Hiro
◎JQ(Nulbarich)
◎井上幹(WONK)
◎MONJOE(DATS)
◎Masayoshi Iimori
◎ニラジ・カジャンチ
◎守尾崇
◎益田トッシュ
◎毛蟹(LIVE LAB.)

FEATURED PRODUCTS
独自のツィーターを搭載するベルリン発祥のニア・フィールド・モニター ADAM AUDIO T8V/A3X
室内外問わず音楽体験をアップデートするダイナミック型イアフォン SENNHEISER IE 500 Pro


●PEOPLE
◎SEKAI NO OWARI
2020年6月24日に、活動11年目のスタートを飾る両A面シングル『umbrella / Dropout』をリリースしたSEKAI NO OWARI。同作は、ストリングスとバンド・サウンドが融合するドラマチックなアレンジのJポップ・ソング「umbrella」、壮大なコーラスとシンセ・リードが交差するEDM調ダンス・トラックの「Dropout」、そしてプロデューサーに蔦谷好位置を迎えて制作された「周波数」の3曲を収録している。今回はSEKAI NO OWARIのほぼすべての楽曲においてアレンジの根幹を担うNakajinと、同バンドのミックス/レコーディングを長年担当するエンジニアの前田和哉氏を交えて、制作に関するインタビューを行った。

◎PUNPEE
ヒップホップをバックグラウンドに持つビート・メイカーとして、RHYMESTERやSEEDA、TOWA TEI、tofubeats、後藤正文、宇多田ヒカルといったビッグ・ネームにトラック/リミックスを提供してきたPUNPEE(パンピー)。2017 年の1stソロ・アルバム『MODERN TIMES』でアーティストとしての知名度も上げ、星野源との共演なども話題となった。その彼が7月に5曲入りのEP『The Sofakingdom』をドロップ。リード曲「夢追人 feat. KREVA」のように1990 年代のヒップホップを思わせるサウンドからトラップ・テイストのものまでバリエーション豊かに収め、キャッチーながら随所に音楽通をうならせる仕掛けをちりばめている。自らのラップ&ボーカルを含め、プロダクションの大部分を自身のスタジオで行ったという本作について、話を聞く。

◎banvox
エレクトロ・ハウスなどのクラブ・ミュージックを手掛け、2010年代を象徴するトラック・メイカーの一人となったbanvox。その彼がヒップホップをテーマにしたアルバム『DIFFERENCE』を7月24日にリリースする。これまでも自らのルーツにヒップホップがあることを公言していたが、そこはbanvox、やはり一筋縄では行かない。90's 的な音の質感やトラッピーなビートを聴かせつつ、ドロップやエレクトロ・テイストの音色を巧みに融合させ、斬新な仕上がりとなっているのだ。総勢9名のZ世代=1990年代後半~2000年代初頭生まれのラッパーたちとのコミュニケーションを含め、アルバムの制作について伺った。


●プロダクション・レポート
レディー・ガガ
5月に発売されたレディー・ガガ6枚目のスタジオ・アルバム『クロマティカ』。アリアナ・グランデやエルトン・ジョンがゲスト参加するほか、プロデューサーにブラッドポップやスクリレックスらが名を連ねた本作は、アメリカやイギリスを含む数十カ国で1位を獲得するなど、圧倒的なヒットを記録。中でもアリアナ・グランデをフィーチャーした「レイン・オン・ミー」は、シングル・チャートでも各国で1位を獲得した。ここでは、ボーカル・ミックスを担当したベンジャミン・ライス氏と、トラックのミックスを手掛けたトム・ノリス氏へのインタビューを遂行。2年以上に及ぶ制作期間を経て生み出された大作の制作背景を探る。


●Beat Makers Laboratory
◎ファスト・ライフ・ビーツ
◎荘子it(Dos Monos)


●REPORT
◎音響設備ファイル 御蔵入交流館文化ホール
◎Rock on Monthly Recommend KEF LSX
◎音楽制作をアップデートするSTAXイヤースピーカー~TeddyLoid×星野誠
◎"これから"の人に向けた制作ツール講座
◎Kuniyuki Takahashiが語る 最新ライブ・セットのすべて
◎音楽制作のための"原音忠実"を貫くACOUSTIC REVIVEケーブル
◎GENELEC The Ones Load Test 櫻木大悟(D.A.N.)
◎CELEMONY Melodyne


●NEW PRODUCTS
◎PREVIEW
◎GOLDEN AGE PROJECT GA-47/67 Extended(JE)
◎MACKIE. Element Series
◎IK MULTIMEDIA ILoud MTM White
◎KRK Classic 5
◎CRANBORNE AUDIO Camden 500
◎ETYMOTIC RESEARCH ER3SE-LE/ER3XR-LE
◎LAB.GRUPPEN PDX3000
◎NEKTAR TECHNOLOGY Aura
◎OEKSOUND Spiff
◎SOFTUBE Amp Room


●LIBRARY
◎CONNECT:D AUDIO『TRAP & FUTURE BEATS』
◎BLUEZONE『BLACK PROJECT - MYSTERIOUS CINEMATIC SAMPLES』


●DAW AVENUE
◎STEINBERG Cubase Pro 10 西村サトシ
◎MOTU Digital Performer 10 カワイヒデヒロ
◎IMAGE-LINE FL Studio 20 Pharien
◎AVID Pro Tools tasuku
◎PRESONUS Studio One 湯原聡史


●COLUMN
◎新連載 Patch The World For Peace HATAKEN
◎新連載 realize 細井美裕
◎新連載 DIYで造るイマーシブ・スタジオ 古賀健一
◎Maxで作る自分専用パッチ HIEI
◎The American Dream 浅葉智
◎NO PASSION, NO MUSIC Watusi (COLDFEET)
◎ケンカイヨシの見解良し! ケンカイヨシ(Loyly Lewis)
◎THE CHOICE IS YOURS 原雅明
◎Berlin Calling 浅沼優子
◎音楽と録音の歴史ものがたり 高橋健太郎
◎祐天寺浩美のお部屋一刀両断
◎シンセサイザー・ガールズ 西園寺スペルマ


●SOUND & RECORDING REVIEW
■NEW DISC ■BOOKS ■RECOMMEND ■NEWS

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