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2019.05.10

トッププロを招いたプレミアムなジャズ講座「Rittor Jazz Base」が始動! 第一弾は日本を代表するジャズ・ベーシスト、納浩一による音楽理論セミナー

インプレスグループで音楽関連の出版事業を手掛ける株式会社リットーミュージック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松本大輔)は、東京・御茶ノ水駅近くに新設された多目的スペース"御茶ノ水Rittor Base"において、トッププロを招いたジャズ講座「Rittor Jazz Base」を開講します。第一弾は日本を代表するベーシスト、納浩一氏を迎え、2019年6月20日から10回に渡り、ジャズ理論講座を行います。


EVENT
納浩一直伝! 必ずわかるジャズ・スタンダード・セオリー
日時:2019年6月20日(木)より全10回(月1回/前期=5回、後期=5回)
場所:御茶ノ水Rittor Base
参加費:30,000円(5回分)
詳細:https://www.rittor-music.co.jp/rittorbase/jazzbase1/


リットーミュージックが設立した"御茶ノ水Rittor Base"を会場に、トッププロたちが特別講義を行うセミナーが開講します。第一弾は、国内外のミュージシャンのステージやレコーディングに参加し、名実ともに日本のトップ・ベーシストのひとりであり、楽譜集『ジャズ・スタンダード・バイブル』シリーズの著者でもある納浩一氏を迎えた、全10回のジャズ理論講義です。講義の終了後、受講者は納氏とのジャム・セッションに参加できます。限られた受講者数の中、トッププロとコミュニケーションを取りながらジャズを体験できるプレミアムなセミナーです。

PROFILE 納浩一(おさむ・こういち)
1960年10月24日、大阪生まれ。京都大学卒業後バークリー音楽大学に留学。85、86年度のバークリー・エディ・ゴメス・アウォード受賞。87年に同大学作曲編曲科を卒業。帰国後は都内のライヴハウスやスタジオセッションを中心に活動。96年〜08年、渡辺貞夫グループのレギュラー・ベーシストとして、全国ライヴハウスや、モントルージャズフェティバルを初めとする、海外ジャズフェスティバルなどに多数に出演した。01 年より、大坂昌彦、小池修、青柳誠の3人とともに作ったユニット「EQ」で、8枚のアルバムのリリースし、2004年度の東京ジャズなど数多くのライヴ活動を積極的に展開している。97年7月、初リーダー・アルバム『三色の虹』を、99年3月には布川俊樹との共同アルバム『DuoRama』をリリース。2006年1月、リーダー作『琴線/ The Chord』をリリース。2009年3月、布川俊樹との共同アルバム第2作目『DuoRama 2』をリリース。2015年7月、布川俊樹との共同アルバム第3作目『DuoRama Standards』をリリース。教則DVDは、『すぐ弾けるジャズ・ベース』、『ジャズベース・スタンダード』(リットーミュージック)、『ウォーキング・ベース自由自在』、『ウッド・ベースの嗜み』(アトス・インターナショナル)の4タイトルを制作。また、ジャズ・スタンダード曲集『ジャズ・スタンダード・バイブル』、『同2』、『ジャズ・スタンダード・バイブル for VOCAL』やソロ集『ジャズ・スタンダード・バイブル for ADLIB』、ジャズ理論書『ジャズ・スタンダード・セオリー』をリットーミュージックより出版し、好評を博している。

CONTENTS

前期 基礎編

第1回目 メジャー・スケールとダイアトニック・コード
内容:メジャー・ダイアトニックの音階、そこにできるコードの種類と、そのコードに対するスケール、コードの機能について解説します。楽器を手にすれば最初に絶対取り組むのがCメジャー・スケール、いわゆるドレミファソラシド、ピアノでいうところの白鍵です。第1回目はそのCメジャー・スケールを使って、ダイアトニック・コードに関して考察します。
使用曲:All Of Me

第2回 ドミナント・モーションとツー・ファイブ
内容:ジャズを演奏する上で重要なのが"ドミナント"のコード。このドミナントをどう処理するか、すなわちドミナントをどう解釈し、そこでどのようなフレーズを弾くかで、そのプレイヤーのジャズ度が分かります。そんな大事なドミナントについて考察します。
使用曲:Bye Bye Blackbird

第3回 マイナーとメジャーの違い
内容:マイナーのダイアトニックの音階、そこにできるコードの種類と、そのコードに対するスケールや機能について解説します。マイナー・ダイアトニックには、ナチュラル・マイナー(自然短音階)、ハーモニック・マイナー(和声的短音階)、メロディック・マイナー(旋律的短音階)の3種類があり、それぞれにコードやスケール、機能が変わってきます。
使用曲:Autumn Leaves

第4回 ノン・ダイアトニック・コード
内容:スタンダード曲には、ここまで3回の講義で学んだ、ダイアトニック・コードには含まれない、さまざまな"ノン・ダイアトニック・コード"が現れます。
例えば、セカンダリー・ドミナントやそれに伴うリレイティブⅡm7、あるいはディミニッシュコードがそれにあたります。
使用曲:Well You Needn't、ほか

第5回 ブルーノートとブルース
内容:ジャズの演奏において最も重要なことのひとつに、"ブルース・フィーリング"があります。そのためには、いかにブルーノートを使いこなせるかがひとつのポイント。そして、定番の12小節から成り立つブルース形式の曲をどう上手く演奏するかというもの、ジャズをやる上では実に重要です。この回は「Blues」というワードにフォーカスして講義をします。
使用曲:ブルース

<後期 応用編>

第6回 リズムとグルーヴについて
内容:ジャズに限らず、ロックやポップス、ファンクやソウル、またサンバやボサノヴァ、サルサなどのラテンミュージックを演奏するにあたって、リズムとグルーヴの考察は避けて通れないトピックです。この回ではリズムとグルーヴについて、徹底的に考察します。
使用曲:Night In Tunisia、A Girl From Ipanema、ほか

第7回 ソロにおけるさまざまな方法論
内容:ジャズの理論を勉強する大きな目的のひとつは、"上手くソロが取れるようになる"ことでしょう。この回では、ソロを上手く取る上でのさまざまな方法論を考察したいと思います。モチーフ・デベロップメント、ガイドライン、リハモナイゼーションなどについて解説します。
使用曲:All The Things You Are、ほか

第8回 モード曲の考察
内容:1950年代後半から生まれた"モード"の曲は、これまでに考察してきた、いわゆるダイアトニック・スケールで構成されている曲とは違うアプローチが必要です。この回は、実際の演奏を中心に、モード曲を攻略します。
使用曲:So What、ほか

第9回 分数コードの考察
内容:コンテンポラリーなジャズの曲には多くの"分数コード"が出てきます。単なるコードの転回形の場合もありますが、いわゆる"アッパーストラクチャー"から成る分数コードの場合もあります。現代のジャズでの必須知識とも言えるアッパーストラクチャーの考察と、その対応策を紹介します。
使用曲:Dolphin Dance

第10回 難曲にチャレンジ!
内容:ジャズ・スタンダードには"難曲"とされるものがあります。かなりハードルの高い難曲を何曲か取り上げ、その理論的な分析や攻略法を考察します。
使用曲:Giant Steps、Moment's Notice、ほか

関連書籍

ジャズ・スタンダード・セオリー~名曲から学ぶジャズ理論の全て
本体2,400円+税 / B5変形判 / 176ページ / CD付き
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3113317209/

ジャズ・スタンダード・バイブル~セッションに役立つ不朽の227曲
本体3,500円+税 / A4変形判 / 256ページ / CD(マイナスワン入り)付き
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3109417213/


【本件に関するお問合せ先】
株式会社インプレスホールディングス 広報宣伝担当
Tel: 03-6837-5051 / E-mail: pr@rittor-music.co.jp