ビブラートで歌がうまくなる

ビブラートを手がかりに、正しい発声を身につけよう!

大木 理紗(著)

定価2,090円 (本体1,900円+税10%)
発売日2010.09.10
品種書籍
仕様A5判 / 120ページ / CD付き
ISBN9784845618392

内容

ボーカリストのためのCD付きビブラート・ブック!!

本書は、ビブラートと発声について紹介したCD付きの1冊です。読みながら、そしてCDの実践例を参考にしながら、より良いボーカル・スタイルを身につけてください。では以下、本書からの抜粋をどうぞ。

【本書からの抜粋】
『ビブラートは、声をより遠くまで響かせ、歌の表現をさらに豊かにするために、ぜひとも手に入れたいツールです』
『この本で練習するのは、音程を上下に変えることで音が波のように揺れるビブラートです』
『水がいっぱい入ったバケツのふちを、とん、と押してやるような感じです。するとそこに波が生まれます。それがビブラートです』
『ロックを歌う人などが、もっと強い「う」を作りたい時は、唇を前に出します。アヒルちゃんです』
『リキむと、固くて余裕のない声になってしまい、ビブラートも自然に美しくかかることはありません』
『ビブラートをかけた時、肩の力がふわっと抜けて、気持ち良く声が伸びて広がって行けば大成功です』

【CONTENTS】
■基礎編
1. あぁあぁ、しまったー、やっちゃったー、と言ってみる
2. あぁあぁあぁあぁ......、前項の「あぁあぁ」をしっかり言う
3. あぁあぁあぁ......を少し高い声で言う
4. あぁあぁあぁあぁ......をだんだん速く言う
5. あぁあぁあぁあぁ......の音程の幅をだんだん狭くする
6. 思い通りのタイミングでビブラートをかける

■応用編
7. 5母音での練習
8. 5母音で低い声
9. 5母音で高いチェストボイス
10. 子音をつける
11. 鼻に響く音
12. 鼻濁音とその母音
13. ヘッドボイス
14. 鼻に響くヘッドボイス
15. 下に動くメロディー
16. 上に動くメロディー
17. それぞれにかける
18. クレッシェンド:だんだん強く
19. ディミヌエンド:だんだん弱く

■ ポイントまとめ
1. 音程を変えるビブラート
2. 姿勢
3. 呼吸
4. 支え
5. 聴く