レポートいろいろ
Charの無茶ぶりにタジタジ!?
のん、Charギター塾で即興演奏を披露
写真:岡見高秀(リットーミュージック)
文:ギター・マガジン・レイドバック
“ゆる〜くギターを弾きたい大人ギタリストのための新ギター専門誌”『ギター・マガジン・レイドバック』の発売記念イベントに、日本が誇るギター・ヒーロー〝Char〟と、創作あーちすと〝のん〟が登場。クリスマス・イブの前日に、二人のトークショー&Charによる即席ギター塾が開講された。
前半戦は、お互いがギターを始めたきっかけや好きなギター・ヒーローを語り合うという内容で、のんが学生時代に妹とGO!GO!7188のコピー・バンドを組んでいたことなどが発覚。
後半戦はCharの熱血ギター塾が開かれ、代表曲「Smoky」をのんにレクチャーする流れに。ところが、Charは用意された譜面をのんから強奪。「譜面なんか見てもギターはうまくならないんだよ!」と言うCharに、「無茶ぶりだー!」と頭を抱える、のん。この二人のやりとりには会場も大盛り上がり。しかし、あのCharが「飲み込みが早いよ」と褒めるほどの対応力で、その場で教わったばかりの「Smoky」のバッキングを見事に弾き切ってみせたのだった。
続いて、Charは「ひみつのアッコちゃん」のテーマ・ソング「すきすきソング」を例題に3コード・セッションの魅力を説き、最後は若き日のエリック・クラプトンの名演「クロスロード」のセッションで大団円。どこかパンキッシュな匂いがする、のんのバッキングに合わせ、即興で最高のギター・ソロを決めるChar。このセッションには、ギターの楽しさがすべて詰まっていた。幸運にもこの二人のセッションを見られたお客さんにとっては、一足早いクリスマス・プレゼントになったのではないだろうか。