Guitar Magazine LaidBack Vol.10
※本書は基本的に縦書きの右綴じですが、譜面のあるページは横書きです。該当記事は後ろの方にまとめて配置し、後ろから読むように作っています。
◎表紙・巻頭インタビュー みんなギターで大きくなった
宇賀神メグ
大のロック好きで知られるTBSの美人アナウンサーがレイドバックに登場。
◎特集
彼らはその時、レス・ポールを弾いた
1958〜1960年のいわゆるサンバースト・レス・ポールがなぜ価値が高いのか。生産本数が少ないこともあるが、なんと言ってもレジェンド・ギタリストたちが弾いていたからである。エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、ジェフ・ベックといった主にイギリスのギタリストたちが、60年代末のブルース・ロック黎明期から、すでに生産中止だったレス・ポール・サンバーストをこぞって使い始めた。そこからレス・ポールの人気はうなぎ登りになり、再生産も開始された。彼らはなぜレス・ポールを使ったのか。そして、彼らの後、どんなギタリストがレス・ポールを使ったのか。そもそもレス・ポールというギターはどう生まれたのか。スタンダードに限らず、カスタムやゴールドトップなども含めた、レス・ポールとギタリストの物語を綴る。レス・ポール初心者〜マニアまでいろいろな視点で発見があるレス・ポールの逸話アレコレ、プロ・ギタリストが語る、レス・ポールが演奏された私的名曲・名演、レス・ポールを弾きたくなる時なども必読です!
- ◎レイドバック・ルポ
- にっぽんの不良とロックンロール
- 日本におけるロックンロール、それは不良の愛する音楽として長い年月、支持されてきた。ワルっぽい男の魅力を音楽によって体現する、というのは当然のことながら多くの不良が模倣する形となり、また彼らの支持によって音楽シーンに一定の位置を築いたのである。50年代のロカビリーに始まり、グループ・サウンズやニュー・ロックを経て、70年代にはキャロルが彗星のごとく登場。革ジャン、リーゼント、バイクという昔日のスタイルを再生した。その後、クールス、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、横浜銀蠅、紅麗威甦、アナーキー、氣志團といったバンドが続々と現れ、その系譜は途切れることなく続いている。ところがである。彼らは音楽専門誌では無視を決め込まれ、ほとんど音楽評論の対象となってこなかったと言えるだろう。彼らに憧れて楽器を弾くようになった人は膨大な数に上ると推測されるにもかかわらずである。今回はレイドバック世代も愛した“不良っぽい”ロックの魅力について掘り下げる。
- ◎レイドバック・セミナー
- 知っておくと得する!ギター再生プロの技
ギタリストを取り巻くさまざまなノイズとその対策 - エレキギターの電気系のトラブルの解決法を伝授する3回目。ハム・ノイズやハウリングなどギタリストを悩ますノイズはたくさんある。それらの原因はどこにあり、どうやれば解消できるのか探る。
- ◎レイドバック・セミナー
- ブルース・ロックに役立つスケール練習
- レイドバック世代がギターに目覚めた多感な頃に散々やったであろうスケール練習に改めて取り組んで、もう一度ギターの演奏スキルを鍛え直してみよう!......という"リハビリ企画"。このコロナ禍、初心に帰って基礎トレーニングにじっくりと取り組んでみよう。
- ◎レイドバック・セレクション
- 「スピニング・トー・ホールド」クリエイション
- ◎好評連載
- ・ヒーローのギターに大接近!108 ROCK STAR GUITARS
- ・ビンテージ・ギター・カフェ
- ・にっぽんのマスタービルダー紳士録 深野真(フリーダムカスタムリサーチ)
- ・よっちゃんのギターいじりism 野村義男
- ・あの頃、ライヴ盤でごはん3杯
- ・定年後に聴きたいおニューミュージック
- ・イマ会いに行けるご当地トリビュート・バンド
- ・洋楽ディレクター地獄の回想
- 他
※企画内容は予告なく変更されることがあります。