一般部門
ニューエイジ部門
第三次審査通過者
一般部門:3名
●伊吹文裕(神奈川県) ●松尾啓史(東京都) ●ムール瑠美(東京都)ニューエイジ部門:3名
●助村圭也(神奈川県) ●土屋郷音(千葉県) ●山近拓音(長崎県)菅沼孝三の第三次審査コメント
想像以上にレベルの高い人がいて決めるのに難航しました。バランスがすごく良くてプロのような人だけどずっと地味な人もいたり、テクニックに走っていて聴き映えはするけれどビートがよれている人もいたりするので、そのどちらをうまいと判断するのかというのが難しかったですね。ずっと安定しているというのが理想なのですが、安定感に加えてコンテストという特性上、やはり華がいるなというところで今回は華のある演奏を選びました。
最終審査は、実際に生でどこまで迫れるか、自分の作品を超えられるかというところを期待していますね。生で観たら音源よりもっといい可能性もありますから。本番でぜひ実力を発揮してほしいと思います。
第二次審査通過者
一般部門:22名
●石田吉孝(U.S.A)●伊吹文裕(神奈川県)●岡崎樹(神奈川県)●岡山拓斗(京都府)
●奥井学(神奈川県)●金指卓哉(静岡県)●川口伸男(東京都)●菊地浩悦(東京都)
●桐原結(埼玉県)●倉林響(東京都)●島崎耕輔 (東京都)●鈴木大瑛(兵庫県)●竹村岳(東京都)
●坪井総士(東京都)●土橋光晴(北海道)●中村慶太(東京都)●林夢人(東京都)●藤原祥晃(大阪府)
●松尾啓史(東京都)●ムール瑠美(東京都)●山村嘉範(兵庫県)●渡辺美佳(神奈川県)
ニューエイジ部門:7名
●岩城建伸(栃木県)●佐藤奏(埼玉県)●助村圭也(神奈川県)●土屋郷音(千葉県)第一次審査通過者
一般部門:52名
●芦名昂哉(東京都)●石田吉孝(U.S.A)●井上和樹(千葉県)●伊吹文裕(神奈川県) ●岩居雅彦(東京都)ニューエイジ部門:15名
●岩城建伸(栃木県)●小川友希(広島県)●岸本啓汰(奈良県)●佐々木徹(神奈川県)今年のコンテストも、一般部門と中学生以下が対象のニューエイジ部門に分けて募集します。『リズム&ドラム・マガジン 2011年7月号』付録CDに収録されている課題曲「What Goes Around Comes Around」の応募音源トラックに合わせてドラムを演奏・録音した音源を、必要事項を記入した同号付録のエントリー・シートと共に送って下さい。アコースティック・ドラム、エレクトロニック・ドラムどちらでも応募可能ですが、実際に演奏したものに限ります(打ち込みなどでの応募は不可)。年齢、性別、国籍は不問ですが、プロとして活動されている方は参加をご遠慮いただきます。締め切りは、2011年8月31日(当日消印有効)。栄光の舞台を目指して、ぜひご参加を!
第1次審査 |
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第2次審査 |
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第3次審査 |
※最終審査通過者には10月上旬に編集部より個別連絡をさせて頂き、参加の意思を確認させて頂きます。なお、最終審査会場への交通費および宿泊費などは自己負担となりますのでご了承ください。 |
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最終審査 |
※エレクトロニック・ドラムで応募の方も、最終審査ではアコースティック・ドラムによるライブ審査になりますのであらかじめご了承ください。 |
さっそくコンテストに挑戦しようと思っても、レコーディング方法がわからずに悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。そんな人のために、ここでは簡単にできるドラムのレコーディング方法をいくつか紹介していきます。
講師:山本雄一(RCCドラムスクール)
レコーディング初心者の方も簡単にできるレコーディング方法として、まず昨今多くのミュージシャンが愛用するハンディ・レコーダーを中心とした簡易的な録音法を紹介しましょう。まずハンディ・レコーダーを使った最もシンプルな録音法は、多くのリハスタに備えつけられているCDプレーヤーを併用する方式です。
【手順1】CDプレーヤーにリズム&ドラム・マガジン2011年7月号の付録CDを入れ、コンテスト応募用のトラック4を再生。
【手順2】L(左側)チャンネルからクリック、R(右側)からオケの音が聴こえることを確認。
【手順3】PAミキサーのPAN(左右のバランスを調節するつまみ)を回すか、あるいは接続されている赤白コードの白い方を外すと、オケだけになる。
【手順4】ドラマーは、CDプレーヤー本体のヘッドフォン端子から出てくる音を聴く(こちらにはオケとクリックの両方が聴こえてくる)。
これが図で示したセッティング。この状態で演奏してレコーダーを使えば、オケとドラムの音が同時に録れるシステムです。また、スタジオ備品の録音機器やMDでの録音も基本は同じです。この方法の長所は、セッティングの容易さと自然なライヴ感が出せるところ。その一方で難しいのは録音のバランスでしょう。まずはオケの音とドラムの音とがバランス良く混ざり合い、あたかもそのスタジオでバンドが演奏しているような一体感作りを目標にしてみるといいですね。そしてその雰囲気がバランス良く録れるセッティングが決まるまで、レコーダーのポジションやマイク部分の向きを根気よく調整していきます。生ドラムの音量はかなりのレベルになるので、ややスピーカーに近い方にレコーダーをセットするのも1つのコツ。決してドラム録りにこだわり過ぎず、部屋全体の空気感を録音する気持ちでトライしてみましょう。
次にハンディ・レコーダーとパソコンを駆使し、ワン・ランク上のクオリティを目指しましょう。
【手順1】スタジオでは付録CDトラック4をヘッドフォンで聴きながら、生ドラムだけを録音しておく。
【手順2】パソコン上に音楽編集ソフトを立ち上げて、オケだけの付録CDトラック5と自分の演奏データとを読み込ませて並べる。
【手順3】オケとドラムとのバランスを取りつつ、適度なエフェクトもかけてミックスする。
こういった録音方法の経験がない人には難しく感じられると思いますが、レコーダーとパソコンを持っていれば、ちょっとした勉強と努力とでかなりのクオリティ・アップが期待できます。ちなみに音楽編集ソフトはフリー・ウェアでも探せますし、ソフトが付属されているレコーダーであればバッチリ活用できます。ここではパソコン上での詳細な操作は省略しますが、ドラムを録るときのポイントを挙げておきましょう。
まずレコーダーをセットする私のオススメ・ポジションは図の位置。ドラマーのやや後ろに立っている人が、その演奏シーンを見るようなイメージです。ここにセットすればドラムの音はかなりバランス良く録れるので試してみてください。録音レベルはマニュアル設定にし、最も強く叩く個所でも録音レベルがピークに達しないように注意しましょう。この方法だと、スタジオではドラム録りに専念すればいいので、演奏にも集中できますね。編集作業はパソコン系に強い仲間に頼み込むのも1つの手段として、まずは良い演奏が録れるように頑張ってみてください! 今回のドラム・チャンネルで視聴できる「ビギナー通信」の宿題コーナーもこの方法で録音していますので、興味のある方は参考に観てみてください。
続いて、エレクトロニック・ドラムのユーザーがコンテスト応募作品を録るための手順を紹介しましょう。エレクトロニック・ドラムの録音は“ライン録り”が基本です。自宅のスピーカーで鳴らしている音を、直接マイクなどで生録するというのはNGですね。スピーカーから出ているエレクトロニック・ドラム音よりも、パッドを叩く生音ばかりが入ってしまうので、さすがに聴きづらい音になってしまいます。
では、“ライン録り”とはどうすればいいのか? これは録音システムの組み方によっていろいろな可能性がありますが、最も簡単なのは、ハンディ・レコーダーやMDレコーダーなどのライン入力ができる機器を使う方法です(図参照)。
【手順1】エレクトロニック・ドラムの外部入力端子(AUX IN、MIX IN)にCDプレーヤーや音源を入れた携帯プレーヤーをつないでオケを再生。
【手順2】再生したオケに合わせてエレクトロニック・ドラムを演奏。
【手順3】その音をエレクトロニック・ドラムのアウトプットから出し、オケの音と演奏を同時にハンディ・レコーダーに録る。
以上の方法です。このときに必要になるのは、CDプレーヤーなどをエレクトロニック・ドラムの音源に繋ぐケーブル。そしてエレクトロニック・ドラムの音をレコーダーに送るケーブルの2本。必要となるケーブルは、CDプレーヤー、エレクトロニック・ドラム、レコーダーによって違うので、よくわからない人は楽器店や電器店で機材の取説などを持参して相談してみましょう。
実際の録音時の注意点ですが、モジュール音源からのアウトプットは録音用に使うため、ドラマーはヘッドフォンでのプレイになります。ですので、ヘッドフォンも用意しておいてください。また、音源モジュールの音量とオケの音量とのバランス、そしてレコーダー側の入力レベルに関しては、とにかく録った音が不自然に歪まないように注意して調整しましょう。せっかくの良い演奏も、歪みまくった音では内容が的確に伝わりませんからね。
そしてこのシステム最大の問題点は、付録CDトラック4のオケを使うと、そのままクリック音も入ってしまうことです。機器を増やして複雑な配線で工夫すれば回避できるかもしれませんが、あくまで“手軽に録音”を考えた場合、現実的ではありません。結果としてエレクトロニック・ドラムはステレオで録れても、オケはLとRが分離したままになってしまいます。ただ、それが審査対象外になるということではないので、それはそれで割りきって、堂々と叩いてもらいたいですね。また、ミッチリ練習した人ならば付録CDトラック5のオケを使う手段もアリ。これならば、完全なステレオ録音になるのでクオリティも上がります。自信があればぜひトライしてみましょう。
エレクトロニック・ドラムの録音方法については、リズム&ドラム・マガジン2011年4月号にも詳しく載っているそうなので、そちらもぜひチェックしてみてください。
リズム&ドラム・マガジン2011年7月号の特集企画『最強プレイヤーズ・コンテスト2011』内にて誤りがありました。
「最強プレイヤーズ・コンテスト2011」課題曲名
最強プレイヤーズ・コンテスト2011の課題曲の曲名に誤りがあります。正しくは以下の通りとなります。
【誤】「What goes around come around」
【正】「What Goes Around Comes Around」
「最強プレイヤーズ・コンテスト2011」課題譜面
P136に掲載されている課題曲「What Goes Around Comes Around」の譜面2段目リハーサル・マークAの4小節目から6小節目にかけての3小節に誤りがあります。リハーサル・マークAの4小節4拍目ウラから5小節目アタマにかけてタイが入り、6小節3拍目のリズムの【8分休符、8分音符】は誤りで、正しくは【16分休符、付点8分音符】になります。
菅沼孝三様、読者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げ、ここに訂正させていただきます。
また曲のテンポ指定とカウント3拍分を追加し、リハーサル・マークAの5小節目と6小節目においてわかりにくい箇所がございましたので音符の記し方を変更させていただきます。
[修正版PDF]こちらから上記訂正、追加済みの修正版「課題曲の譜面PDF」をダウンロードしていただけます。
※リンクの上で右クリック(または、control+クリック)で表示されるメニューから、保存を選ぶとダウンロードして頂けます。