アフターケア
2014.03.07
コード分解式アレンジ・テクニック
書籍『コード分解式アレンジ・テクニック』(2013年11月15日発売・初版)にて、以下の誤りがありました。読者ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたこ とを深くお詫び申し上げ、ここに訂正させていただきます。
※下記と同様の正誤表をPDFにて用意いたしましたのでご利用ください。
(PDFファイルをzipで圧縮しています)
●正誤表:PDFデータ
※商品紹介ページでダウンロード可能な楽譜も修正を行いファイルを差し替えております。
下記からもダウンロードできますのでご利用ください。
(PDFファイルをzipで圧縮しています)
<PART 4 楽曲への応用>
●P134-137:アレンジ譜1「バラード曲」修正済み譜例PDF
●P142-147:アレンジ譜2「ロック曲」修正済み譜例PDF
<PART 5 ストリングス・アレンジ>
●P162-170:スコア「The Water Is Wide」修正済み譜例PDF
●P171-173:2段譜「The Water Is Wide」修正済み譜例PDF
PART1
■P21:下から7行目
【誤】「addや7thの表記がないので、その部分も含めてピアニストの自由です」
【正】削除
■P41:上から2行目
【誤】2つコードがスムーズに
【正】2つのコードがスムーズに
■P41の最後からP42の2行目
【誤】ただ、こちらは3小節目が[ラ]から[ミ]への変化なので、跳躍と言えるほど“飛んで”はいません。そのためFの部分がCに比べて地味に聴こえるように思います。
【正】こちらは3小節目が[ラ]から[ミ]への跳躍ですが、音域が低いためにそれほどの跳躍感がなく、Fの部分がCに比べて地味に聴こえると思います。
■P46:下から15行目
【誤】さらに、2/4小節目では
【正】さらに、2小節目では
■P46:下から12行目
【誤】2/4小節目はピアノで3度を鳴らして、全体的なバランスをとろうとした結果です
【正】2小節目はピアノで3度の[ミ]を鳴らして、全体的なバランスをとろうとした結果です。4小節目も3度の[ラ]を加えるとよりFの響きがはっきりすると思いますが、ここは2小節目と同じ[ド・ミ・ソ]にして4小節間でのトータルな流れを出すことを優先しました。
PART2
■P54:上から8行目
【誤】その場合は3小節目のコードが
【正】その場合は2小節目のコードが
■P63:下から3行目
【誤】[ソ→ファ→ミ→レ→→ド]
【正】[ソ→ファ→ミ→レ→ド]
■P68:下から6行目
【誤】役割になるのは
【正】役割になるのかは
■P69:表1のキャプション1行目
【誤】7つの音を書くコードの度数で
【正】7つの音を各コードの度数で
■P80:下から2行目
【誤】Eのコード構成音トーンである
【正】Eの構成音である
■P82:上から2行目
【誤】ドはAmでは5度
【正】ドはAmでは3度
■P82:下から1行目
【誤】1つにアイディアを
【正】1つのアイディアを
■P82:Track 42
【音源修正】譜例9のPianoの左手とTrack 42が異なっていました。修正したMP3ファイルを下記のURLよりダウンロードしてご使用ください。
(MP3ファイルをzipで圧縮しています)
●Track 42:MP3データ
■P82:譜例
【追加】コード・ネームを追加
※掲載画像をクリックすると、別ウィンドウで拡大表示します(以下省略)。
■P85:下から5行目
【誤】“定番コード進行”ならでだ
【正】“定番コード進行”ならではだ
■P86:上から8行目
【誤】ベース音もサステイン
【正】ベース音をサステイン
■P86:譜例
◎3小節目の括弧内、右手のトップ・ノート
【誤】「ド」
【正】「レ」
PART3
■P94:下から5行目
【誤】3小節目の2~4拍目
【正】3小節目の3~4拍目
■P97:上から6行目
【誤】冒頭の3音
【正】冒頭の2音
■P97:上から12行目
【誤】これはDm7においての[9th→3度→△7th]です。
【正】これはDm7においての[9th→3度→7th]です。1小節目と同じ[9th→3度→△7th]にすると△7thが[ド♯]というCメジャー・キーから外れた音になるため7thの[ド]を選択しました。
■P97:下から6行目
【誤】ダイアトニック・コードで[9th→3度→△7th]の音の並びを作ろうと思うと、次ページの譜例6のようになります。
【正】ダイアトニック・コードで[9th→3度→△7thもしくは7th]の音の並びを作ろうと思うと、例えば次ページの譜例6のようになります。
■P97:譜例5
◎3小節目の注釈文
【誤】「△7th」
【正】「7th」
■P98:譜例6
◎注釈を追加
■P98:譜例6キャプション
【誤】譜例6 ダイアトニック・コードで[9th→3度→△7th]でフレーズを作る例
【正】譜例6 ダイアトニック・コードで[9th→3度→△7thもしくは7th]でフレーズを作る例
■P99:上から5行目
【誤】ドミナントのG7でも
【正】ドミナント系のGsus4でも
■P99:下から5行目
【誤】4小節目はF△9/Gですね。
【正】4小節目はF△7(9,13)/Gですね。
■P99:譜例7
◎1小節目ピアノ左手
【誤】「ミ」
【正】1小節目ピアノ左手「ド」
■P101:上から7行目
【誤】3度の[ミ]と9thの[ファ]が
【正】3度の[ファ]と9thの[ミ]が
■P101:上から7行目
【誤】3度の[ミ]と9thの[ファ]が
【正】3度の[ファ]と9thの[ミ]が
■P103:譜例2
◎調号追加してFメジャー・キーに修正
◎3小節目1拍目ピアノ右手の構成音
【誤】「シ」
【正】「シ ナチュラル」
■P105:上から3行目
【誤】ピアノが2拍目裏
【正】ピアノが3拍目裏
■P110:上から1行目
【誤】3~4小節目の2拍目
【正】3小節目から4小節目の2拍目
■P110:上から6行目
【誤】これは
【正】こうした
■P111:譜例1
◎3/4小節目のいずれも2拍目
【誤】「ソ♯」
【正】「ソ ナチュラル 」
■P112:上から9行目
【誤】この半音の響きにテンションが入ると、半音や全音でメロディがつながったり、新たな響きが生まれたりしていきます。
【正】前ページの譜例1では3~4小節目の[ソ]がD7の11thと解釈することもできますが、このように半音の響きにテンションが入ると、半音や全音でメロディがつながったり、新たな響きが生まれたりしていきます。
■P112:下から3行目
【誤】単純に、譜例1で使ったフレーズをそのまま別のコードで
【正】単純に、譜例1で使った音をそのまま別のコードで
■P113:下から5行目
【誤】思い切ってGのトライアドを弾くことにしました。左手はそのまま[ラ]なので、コード・ネームはG/Aになります。
【正】思い切ってGのトライアドにした上で、トップ・ノートを前の小節の[ミ]に合わせて6thの[ミ]を弾きました。左手はそのまま[ラ]なので、コード・ネームはG6/Aになります。
■P113:譜例2
◎2小節目のコード・ネーム
【誤】「G/A」
【正】「G6/A」
■P115:上から15行目
【誤】3~4小節目はこの2つのボイシングを
【正】3~4小節目はこの2つの音を
■P116:譜例4
◎2小節目の括弧書きコードの位置を左のE△7に寄せる
■P117:上から8行目
【誤】もう一つの特徴は、3~4小節目の1音目を[シ]から[ラ]に変えているところです」
【正】なお、譜例では行っていませんが、3~4小節目の1音目を[ラ]に変えると、EからAへのコードの変化をより明確にできます。
■P120:譜例2
◎Guitar:3/4小節目の3拍裏から4拍目表へタイ追加
■P121:譜例3
◎Guitar:2小節目1拍目裏
【誤】「ファ」
【正】「ファ♯」
◎4小節目注釈
【誤】「ド♯」
【正】「ド」
■P122:下から12行目
【誤】前半2拍でE7の13th[ド]を入れ
【正】前半2拍でE7の♭13th[ド]を入れ
■P123:譜例4
◎1小節目のコード・ネーム
【誤】Em7(9,11)
【正】Em7(9)
◎Guitar:3小節目2拍目
【誤】「レ」
【正】「ド」
◎Guitar:4小節目2拍目裏
【誤】「ラ」
【正】「ファ♯」
■P123:上から2行目
【誤】[Em7(9,11)→Am7(9)]
【正】[Em7(9)→Am7(9)]
■P123:上から7行目
【誤】3~4小節目はAm7の1度[ラ]を弾いています
【正】削除
■P123:上から8行目
【誤】[Em7(9, 11)→Am7(9)]
【正】[Em7(9)→Am7(9)]
■P124:上から8行目
【誤】3小節目のAm7(9, 11)
【正】3小節目のAm7(9)
■P124:上から13行目
【誤】[ミ→ファ♯→ソ→ラ]
【正】[ミ→ファ♯→ソ]
■P125:上から5行目
【誤】3小節目B♭/Cの♭7度(B♭のトライアドで考えると9th)
【正】3小節目B♭/Cの9th
■P126:譜例6
◎Guitar:1/2小節目の2拍目裏から3拍目表へタイ追加
PART4
■P130:下から4行目
【誤】付点16分音符
【正】付点8分音符
■P131:上から13~14行目
【誤】10~11小節目は前述の
【正】11~12小節目は前述の
■P131:上から14行目
【誤】特に11小節目では
【正】特に12小節目では
■P131:上から16~17行目
【誤】9~14小節目
【正】9~15小節目
■P133:上から3行目
【誤】ギターが13th
【正】ギターが♭13th
■P133:上から10行目
【誤】ギターは36小節目のAm7で、[ソ・ド・レ・ソ]と[ソ・シ・レ・ソ]というボイシングを弾いています。
【正】ギターは36小節目のAm7で、ルートを除くと残りの4音は[ソ・ド・レ・ソ]と[ソ・シ・レ・ソ]というボイシングを弾いています。
■P133:下から16行目
【誤】[1度・5度・7th]
【正】[1度・5度・△7th]
■P133:下から6行目
【誤】42小節目からは
【正】43小節目からは
■P135:譜例
◎Pf:17小節目、下段2拍目表
【誤】「ド」
【正】「ド♯」
■P136:譜例
◎Gt.:28小節目3~4拍目のフレーズ
【誤】「シ→ラ→ソ→レ→レ→ミ→ソ」
【正】「シ→ラ→ソ→ミ→レ→ミ→ソ→ミ」
■P137:譜例
◎37小節目1拍目のコードのトップ音
【誤】ド
【正】シ
■P139:下から13行目
【誤】9thのテンショ感
【正】9thのテンション感
■P139:下から5行目
【誤】24小節目だけ[ファ♯]の音を入て[ラ→レ→ソ→ファ♯→レ]としました。
【正】24小節目だけ[ラ]を[ソ]に変えて、[ファ♯]の音も入れて[ソ→レ→ソ→ファ♯→レ]としました。
■P139:下から2行目
【誤】この1音で、
【正】特にこの[ファ♯]で、
■P140:上から4~5行目
【誤】26小節目のBm7では[ファ♯→ソ→ミ→レ]、27小節目のAm7では[ファ♯→ソ→→ミ→ド]と少しずつ変化させて連続性を持たせています。
【正】26小節目Bm7では[ファ♯→ソ→ミ→レ]と少しずつ変化させて持続性を持たせています。27小節目では、25小節目のリズムを踏襲するため3音で[ミ→ソ→ド]に分解しました。
■P140:上から6行目
【誤】さらに、28小節目のAm7でも連続性のある[ソ→ド→レ→ド→ソ]というフレーズでありながら、9thの[ソ]で変化を加えているのも、大きなポイントです。反復とその中での変化は、アレンジを行う上で常に意識しておくとよいでしょう。
【正】さらに28小節目のAm7では「ソ→ド→レ→ド→ソ」というフレーズになっています。これは26小節目のリズムを踏襲しつつも、4拍目の音に変化を付けた形です。このように前の小節と関連付けをしながらも、少しずつ変化させることを意識するとよいでしょう。
■P142:譜例
◎Guitar 2:4小節目3拍目
【誤】[ソ・ド]
【正】[ソ・シ]
■P144:譜例
◎Gt. 1:33小節目2拍目表
【誤】「レ」
【正】「ド」
■P147:譜例
◎Gt.1:62小節目3拍目裏から4拍目にかけてタイ追加
PART5
■P152:上から1~3行目
【誤】上からメロディ(Melody)、第1バイオリン(1st Violin)、第2バイオリン(2nd Violin)、ビオラ(Viola)、チェロ(Cello)、ピアノ(Piano)の順に並んでいます。
【正】上からメロディ(Melody)、ピアノ(Piano)、第1バイオリン(1st Violin)、第2バイオリン(2nd Violin)、ビオラ(Viola)、チェロ(Cello)の順に並んでいます。
■P152:上から9行目
【誤】なたりするかもしれません。
【正】なったりするかもしれません。
■P155:上から8~9行目
【誤】3小節目はG/Dのボイシング[シ・ソ]ですが、
【正】3小節目と5小節目はG/Dのボイシング[シ・ソ]ですが、
■P155:上から15行目
【誤】[シ・ソ・レ・シ]
【正】[シ・ソ・レ・レ]
■P156:上から11~16行目
【誤】13~14小節目は対旋律+コードで、13小節目はメロディの[ソ→ファ♯→レ]に対して、第1バイオリンとビオラがオクターブでユニゾンしています。第2バイオリンはメロディの6度下を弾きつつ、4拍目は5度下を弾いています。ここは6度音程の応用部分で、6度下は[ファ♯]ですが、これはEm7の9thで少しきつい感じの響きになります。そこで、素直にEm7の3度[ソ]を選択しました。
【正】13小節目は対旋律+コードで、メロディの[ミ→レ→シ]に対して、第1バイオリンが6度下を弾いています。ビオラは2~3拍目で第1バイオリンの6度下を弾き、4拍目は5度下の[ソ]を弾いています。4拍目は6度下を弾くとEm7の9thにあたる[ファ♯]になり、少しきつい感じになると判断して、Em7の3度[ソ]の音を選択しました。
■P161:下から4行目
【誤】5音のうち、4つが[レ]ですが、
【正】5音のうち、3つが[レ]ですが、
■P162:譜例
◎Vn.2:5~6小節目のタイ削除
◎Va.:6~7小節目にタイ追加
◎Vn.1:8~9小節目にタイ追加
■P164:譜例
◎Vc.:24小節目
【誤】「レ」
【正】「ミ」
■P168:ページ上部の見出し
【誤】[4コーラス目:50~56小節] 解説:P160~P161
【正】[4コーラス目:50~56小節] 解説:P160
■P169:譜例
◎Vn.2:57小節目4拍目
【誤】「ラ」
【正】「シ」
◎Vn.2:60小節目3連符の最後
【誤】「シ」
【正】「ラ」
◎Vn.1:61小節目
【誤】「シ」
【正】「レ」
◎62小節目コード・ネーム
【誤】「F♯m」
【正】「F♯m7
■P170:譜例
◎69/71小節目のコード・ネーム
【誤】G/A
【正】G/D
■P171:譜例
◎17小節目3拍目トップ・ノート
【誤】「ミ」
【正】「レ」
■P172:譜例
◎27小節目上段
【誤】「ド」
【正】「ド ナチュラル」
◎30小節目上段:の休符を削除して3拍目の2分音符を全音符に修正
◎38小節目:Bm7を追加
◎38小節目3~4拍目のリズム修正
◎47小節目の付点2分音符の位置を4分休符の下に修正
以上。