キーボード・マガジン 2003年03月号

■特集
復刻！ビンテージ・スコア10選
創刊以来、毎号さまざまな形で掲載してきたスコアの中から、厳選した10曲を過去の誌面から再録してしまおう！というのが今回の特集。取り上げる 曲は、イエス「サウンド・チェイサー」、ヴァンゲリス「ブレード・ランナー（エンド・タイトル）」、ウェザー・リポート「ブラック・マーケット」、カーペ ンターズ「遙かなる影」、ザ・バグルズ「ラジオ・スターの悲劇」、スティーヴィー・ワンダー「迷信」、ドアーズ「ハートに火をつけて」、ドナルド・フェイ ゲン「アイ・ジー・ワイ」、TM NETWORK「DIVE INTO YOUR BODY」、YMO「ライディーン」と、キーボーディストにとって永遠のスタンダードと呼べるナンバーばかり。 譜面はもちろん、音作りやアレンジなどに関する解説テキストも当時のものをそのまま再録。さらに、創刊号～2003年2月号でスコアを掲載した全楽曲（総 数1,300曲以上！）のリストも付いた、90ページを超える大特集です！

■特別企画
ROLAND新製品速報！
先ごろ大盛況のうちに終了したNAMM 2003において、広大なブースを使って怒濤の新製品発表を行い来場者の注目を集めたROLAND。その中で特に充実していたキーボード関連アイテムの 数々を本誌ではいち早くクローズ・アップ。シンセサイザー界に新たな風を吹き込むV-Synthをはじめ、昨今の音楽シーンをダイレクトに見据えたワーク ステーションFantom-S/Fantom-S88、オルガン・フリーク待望の2段鍵盤モデルVK-88とそのモジュール版VK-8Mの最速レポート を、次号以降の本格的なレビューに先駆けてお届けします。

■インタビュー
羽毛田丈史
新作『Sugar High』で新たな境地を開いた個性派シンガー鬼束ちひろの音楽的パートナーとして全幅の信頼を受けるキーボーディスト／アレンジャー、羽毛田丈史が本誌 初登場！　BOSENDORFER Imperial 290で鬼束サウンドの空気感を優雅に支える彼が、自身のキャリアや鬼束との出会い、最新作の制作プロセスなどを語ったインタビューは必読。もちろん愛器 Imperial 290もバッチリ紹介。さらに、『Sugar～』から3曲を羽毛田自身のコメント付きで解説した抜粋スコアも掲載し、彼の魅力を存分に伝えます！

塩谷哲
山木秀夫（d）、吉野弘志（b）とのピアノ・トリオ編成による新作『トリオっ！』をリリースした塩谷哲。ピアニストとしての立ち位置を高らかにアピールする彼の最新インタビューとともに、今回は自宅の制作スペース、普段のベーシック・トレーニング・メソッドも紹介！

access
一昨年の華々しい復活劇に続くエネルギッシュな活動の中で自らのアイデンティティを再確認したaccessが、「2人のスピリチュアルな面を凝縮 した」という新作『Rippin' GHOST』をリリース。アルバム制作の中でより強まったパートナーシップについて、浅倉大介＆貴水博之が語る！

PE'Z
ジョー・サンプル
ヲノサトル
システムF

■Live Keyboard Setting
向谷実（カシオペア）

■新製品レビュー
ALESIS QS6.2
E-MU Vintage Pro
STUDIO ELECTRONICS ATC-X
STEINBERG Virtual Guitarist Electric Edition
MIDIMAN Radium

■連載セミナー
あなたは弾ける！はじめてのキーボード　by Well Piano
Mind to Hand connection　by ジョーダン・ルーデス
超パノラマ的★コード・ワーク発想法　by 坪口昌恭

■サウンドトラック★パラダイス
「黄金の七人」

■Avec Piano Score（ピアノ弾き語りアレンジ譜）
中島美嘉「愛してる」