MAGAZINES

サウンド&レコーディング・マガジン 2008年1月号

定価1,026円 (本体933円+税10%)
発売日2007.12.15
品種雑誌
仕様A4変形判 / 352ページ / 小冊子付き

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内容

U2 『ヨシュア・トゥリー』発売20周年! ボノ&エッジの発掘インタビューにみる“創造の瞬間”

■表紙
U2
『ヨシュア・トゥリー』発売20周年!
ボノ&エッジの発掘インタビューにみる“創造の瞬間”
U2にとっての代表作であるだけでなく、ロック史に残る名盤として語り継がれる『ヨシュア・トゥリー』。当時20代半ばであったボノ、ジ・エッジ(g,k)、アダム・クレイトン(b)、ラリー・マレン(ds)という不動のメンバーに加え、プロデューサーとしてブライアン・イーノとダニエル・ラノワ、そしてエンジニアにスティーヴ・リリーホワイトやフラッドという多くの才人を招き制作され、1987年に発表した同作は全参加者のキャリアにおいてもひときわ輝きを放ち続けている。しかし、なぜこのような奇跡が起こったのか? その謎を謎を解明する大きなヒントとなるのが、発売20周年というタイミングでリリースされた『ヨシュア・トゥリー スーパー・デラックス・エディション』である。この2CD+DVDからなる豪華パッケージにはオリジナル・アルバムのリマスター音源に加え、完全未発表を含む当時の楽曲、そしてライブ映像などを収録。オリジナル作品だけでは知り得なかった“誕生の裏側”とも言えそうなヒントがサウンド/映像/テキストで数多くちりばめられている。そこで本誌では『ヨシュア・トゥリー』発表当時、ワールド・ツアー開始前に行われたボノ&ジ・エッジへの貴重なインビューを発掘。20年の時を経ても音楽制作に携わる人にとって多くの示唆に富んだ2人の会話の中から、これまでに知られていた『ヨシュア・トゥリー』正史とは別の角度で、そして追補する意味を込め、“創造の瞬間”に迫っていく。

■特集
プライベート・スタジオ2008
トラック制作からミックス・ダウンまで貫徹してしまうアーティストも珍しくないほど、近年ますます重要性を増している“プライベート・スタジオ”という存在。今年も国内外10組のアーティスト/エンジニアにご登場いただき、そのインスピレーションの源となっている制作スペースを拝見させてもらった。おのおののキャラクターが色濃く現れたクリエイティブ空間を存分にご堪能いただきたい。

◎登場アーティスト
FUMIYA(RIP SLYME)/スコット・ヘレン(プレフューズ73)/河村_一/ジャック・ジョンソン/GOH HOTODA/ジャザノヴァ/藤井麻輝(睡蓮)/NAOTO(オレンジレンジ)/ヘンリク・シュワルツ/マニュエル・ゲッチング

■特別企画
ミックスで使えるヘッドフォンが欲しい!
ミックス・ダウン時に最も重要になるのは、モニター環境。本誌でもたびたびモニター・スピーカーに関する特集を行ってきましたが、セッティングによって出音が大きく変わり、いわゆる“自宅スタジオ”で最適化されたモニター環境を構築するのは、特にアマチュアにはハードルが高いと言えます。また高性能コンパクト・レコーダーの普及により、プロの現場でも屋外や家屋など音響的にベストとは言えない環境で音の判断を迫られる場合も増えてきました。そんなときに役立つのが、モニター音が環境に左右されにくいヘッドフォン。昨今は音に色付けの少ない高性能タイプも増え、スピーカーと併用することでミックスの精度を上げることができます。今回は“プロ・エンジニアがミックスで使えるモニター用ヘッドフォン”というテーマで12機種をピックアップし、クロス・レビューを掲載。ヘッドフォンの新規購入や買い換えをお考えの方は、お気に入りの1基がきっと見つかります!

■新連載・Cross Talk
ガッツリかかるコンプを探せ!
コンピューターですべてを完結できるDAWシステムや、使い慣れた定番アウトボードの数々……ありとあらゆる機材があふれ、もうこれ以上のものは必要ないと言われながらも、新しい機材がリリースされ続け、スタジオに投入されていく。なぜ、多くの音楽人が新しい機材に魅了されるのか? そして、そこからどんな音楽が生み出されていくのか? この新連載では、今注目の機材をプロの方々に試していただいた上で、これらが今後の音楽制作でどのように使われ、シーンにどのようなインパクトを与えていくのかをたっぷりと語っていただく。

◎今回のゲスト:森元浩二.(prime sound studio form)×橋本まさし(Studio Sound DALI)
◎登場機種:RUPERT NEVE DESIGNS Portico 5043/BUZZAUDIO SOC-1.1/API 2500/CHANDLER LIMITED Germanium Compressor

■SPECIAL REPORT
イーグルス『ロング・ロード・アウト・オブ・エデン』
28年ぶりにリリースされたイーグルスの新作『ロング・ロード・アウト・オブ・エデン』。エンジニアを務めたのは、サラウンド・サウンドとマルチチャンネルのミキシングにおける世界的権威の1人と見なされているエンジニア/プロデューサーであるエリオット・シャイナーだ。1年に及ぶスタジオ作業を終えた彼がアルバムのミックスについて話をしてくれた。

■ミックス解剖学
ファーギー「ビッグ・ガールズ・ドント・クライ」
by ジャック・ジョセフ・プイグ
海外のトップ・エンジニアのミックス・ノウハウを本人に直接解説してもらう本連載。今回登場するジャック・ジョセフ・プイグは、西海岸の名門オーシャンウェイ・スタジオを拠点に数々の名作に名を刻んでいるベテランだ。ざっと並べただけでも、U2、ザ・ローリング・ストーンズ、シェリル・クロウなど一流アーティストが目白押しだ。そんな彼が2006年に手掛けた、ブラックアイド・ピーズの紅一点シンガーで、ソロ・アーティストとしても活躍するファーギーの作品のミックス手法を徹底解剖。ボーカルを前面に出したポップ/ロック向けアプローチの全ぼうを紹介する。

■プロデュースの技法
ジャム&ルイス
1980年代からジャネット・ジャクソンをはじめとした数々の大物アーティストを手掛けてきた大物プロデューサー・コンビが登場! 2007年10月に発売されたソウル/ファンクのベテラン・シンガー、チャカ・カーンの新作『ファンク・ディス』のプロダクションの一部始終を語ってもらっている。メアリー・ J.ブライジやドゥービー・ブラザーズのマイケル・マクドナルドなどが参加しつつ、タイトル通りファンクをベースに生演奏の臨場感を前面に押し出した制作現場の秘密に迫る。

■Classic Tracks
イアン・デューリー
奇抜なルックス、傍若無人な振る舞い、圧倒的な存在感、濃いコックニー・アクセント(ロンドン訛り)のボーカル、パブロック、パンク、ジャズ、ディスコなどの一見相容れそうにない音楽要素を脈絡もなくごた混ぜにした独特の音楽スタイル……。ザ・ブロックヘッズを率いたイアン・デューリーが1970年代末の音楽シーンに独自の地位を築くことができた理由のひとつは、誰にも真似できない彼の異端児的なイメージにあったと言える。今回は1977年のソロ作と 1979年発売されたザ・ブロックヘッズのデビュー作の間に発売されたシングル「ヒット・ミー・ウィズ・ユアー・リズム・スティック」の制作過程をエンジニアとプロデューサーを務めたローリー・レッサムに聞く。

■コンサート見聞録
Connect'07@両国国技館

■US Beat Makers Lab.
カット・ケミスト

■Mr. Bonzai's Talking
マーク・マザーズボー

■people
◎大友良英
◎DARTRIIX(半野喜弘+田中フミヤ)
◎CALM
◎oak

■report
◎新連載・サウンドトラックの現場『トランスフォーマー』
◎フェア・レポート:Inter BEE 2008
◎製品開発ストーリー:BLUE SKY
◎ライブ・スペース訪問:Encore SHIBUYA

■new procucts
◎MACKIE. Mackie Control Pro
◎ROLAND V-Mixing System
◎SONY PCM-D50
◎DIGIDESIGN RM1/RM2
◎JAZZMUTANT Lemur
◎TASCAM US-1641
◎CAKEWALK Sonar 7
◎CROWLEY AND TRIPP Studio Vocalist
◎MOJAVE AUDIO MA-100
◎GROOVE TUBES The Glory Comp
◎AUDIENT Mico
◎KORG Kaossilator
◎NATIVE INSTRUMENTS Kore 2
◎WAVES GTR3

■PLUG-IN EFFECTS
◎URS Motor City Equalizer
◎URS Vintage Cinema Equalizer

■LIBRARY
◎BELA D MEDIA『ANTHOLOGY VOL.01 CELTIC WIND』
◎VIR2『SYNTAX』
◎SONIC REALITY『r.a.w. STYLE PAK 02:ELECTRONIC DRUM AND BASS』
◎SONIC REALITY『r.a.w. STYLE PAK 07:WORLD GROOVES SHIPS』

■DAW AVENUE
◎STEINBERG Cubase 4
◎ABLETON Live 7
◎DIGIDESIGN Pro Tools |HD7
◎CAKEWALK Sonar 7
◎MARK OF THE UNICORN Digital Performer 5

■beginner
◎DAWなら誰でも作曲できちゃいます。/横川理彦
◎リズプロ!/Watusi
◎Q&A

■seminars
◎スターリング流マスタリングの神髄~クリス・アセンス
◎素晴らしき電源の世界/三好敏彦
◎CM音楽の作り方/瀬川英史

■column
◎Good Job!~東弘明(STOIC SENSE PRODUCT)/今津甲
◎そこのにいさん どこ向いてんのよ/戸田誠司
◎電気オンチのためのBluesな自作エフェクター講座/畑野貴哉
◎祐天寺浩美のお部屋一刀両断
◎Vintage Gear Gallery:SONY DRE-S777

■standards
◎Information

■sound&recording review
◎NEW DISC
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◎RE-ISSUE
◎VIDEO
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◎CONCERT SCHEDULE

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