MAGAZINES

サウンド&レコーディング・マガジン 2007年12月号

定価1,153円 (本体1,048円+税10%)
発売日2007.11.15
品種雑誌
仕様A4変形判 / 332ページ / CD付き

この商品は現在、在庫切れとなっております。

内容

ブンブンサテライツ よりダンサブルに、よりロックになった新作を最速体験!

■表紙
ブンブンサテライツ
よりダンサブルに、よりロックになった新作をCD収録のダイジェスト版で最速体験!
1997年にベルギーのR&Sから12インチ・シングル『4 A Moment Of Silence』でデビューしてから今年で10年、ブンブンサテライツはその高度な編集テクニックにより作り出される高速ビートとダイナミックなギター&ボーカル、そしてハイプなシーケンスとが融合したパワフルなサウンドで、圧倒的な存在感と緊張感を保ち続けている。そんな彼らが11月21日に6枚目となるアルバム『EXPOSED』をリリース。nice studioと名前を改めたプライベート・スタジオを訪ね、中野雅之、川島道行それぞれにインタビューしてみることにした。

■CD連動特集1
みんなディレイで作ってる
ディレイを独自な手法で使いこなすアーティストによるオリジナル・フレーズをCDに収録し、その制作風景を誌上レポート。参加アーティストは、ギター・サウンドを無限に広げる大木伸夫(ACIDMAN)、フロアーをクレイジーに盛り上げるセッティングを披露するSHIN NISHIMURA、さまざまなディレイ・マシンのポテンシャルを120%引き出す高田漣、ルーパーによる一人多重録音の妙技がさえる岡部洋一、ディレイありきのトラック・メイキングに抜群のセンスを持ったレイ・ハラカミ、時間軸にとらわれない四次元的なディレイ・テクニックで魅せる内橋和久という面々。それぞれによる深遠なるディレイの世界を堪能しつつ、そのテクニックを自己の楽曲制作に役立ててほしい。ディレイの基礎知識や個性派ディレイ・カタログも併せて掲載!

■CD連動特集2
空気を鳴らせ!マイクで録れ!
~ラインっぽさ/ソフトっぽさを解消する超簡単テクニック
“大きな部屋にドラム・キットを用意して、その横にスピーカーをセットする。さらにドラムに向けてマイクで立てるんだ。……その振動音をマイクで拾うとサウンドがとてもリアルな感じになる”。トップ・プロデューサー、ウィル・アイ・アム(ブラック・アイド・ピーズ)は、本誌10月号でそう語っていた。このそんなウィルのアイディアをヒントに、さまざまな実験を行ってみたのが本特集。スピーカーから音を鳴らして、それをマイクで録るだけで、ライン録りの硬さやソフト・シンセの平板さが解消!? そのテクニックは誌面で、絶大な効果はCDでご確認を!

■CD連動特集3
クリエイターを本気にさせるPro Tools 7.4
プロ・エンジニアたちから絶大なる信頼を得ているDAWシステム=DIGIDESIGN Pro Tools。しかし、近年はエンジニア・ツールとしてだけでなく、MIDI機能やループ機能、A.I.R.バーチャル・インストゥルメントの充実、そして最新バージョンの7.4で搭載されたエラスティック・タイム機能などにより、Pro Toolsは確実にトラック制作の領域にも広がっている。そこで本企画では、気鋭のクリエイター神田朋樹がPro Toolsを使ってトラックを制作。幻想的なポップスが出来上がるまでの過程をCDとともにレポートする。

■SPECIAL REPORT
ワイクリフ・ジョン
豪華プライベート・スタジオを訪ねる
歌姫ローリン・ヒルらとともにフージーズを結成し、2nd『THE SCORE』(1995年)で全米チャート1位を獲得したラッパー/トラック・メイカーのワイクリフ・ジョン。デスティニーズ・チャイルド、ブラック・アイド・ピーズ、シャキーラのビッグ・ヒットを仕掛けるなど、プロデューサーとしての才覚も見せつけている彼が、ソロ10周年作をリリース。NYにある彼の豪華スタジオ=プラチナム・サウンドの全貌を豊富な写真とともにレポートする。

■ミックス解剖学
ジミー・ダグラス:ジャスティン・ティンバーレイク「セクシー・バック featuring Timbaland」
トップ・エンジニアによるミックス手法の奥義を本人に直接解き明かしてもらう本連載。今回は1970年代からザ・ローリング・ストーンズやアレサ・フランクリンなどをはじめとしたロック、R&Bのビッグ・ネームのプロダクション関与してきたベテラン、ジミー・ダグラスに登場していただく。現在はヒップホップの大物プロデューサー、ティンバランドの片腕としても活動する彼のプロデューサー的な視点を併せ持ったミキシングの現場を解き明かしていこう。

■Classic Tracks
フリートウッド・マック「オウン・ウェイ」
1967年、イギリスでブルース・ロック・バンドとして結成されたフリートウッド・マックは激しいメンバーの変動や音楽性の変化を経験しながらも活動を続けていた。1974年、アメリカ出身のデュオ、バッキンガム・ニックスのリンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックスを迎え入れ、よりポップに音楽の方向性を改めた彼らが1975年発表した『ファンタスティック・マック』は全米チャート1位を獲得し、黄金期を迎える。その『ファンタスティック・マック』と同じメンバーで収録し、1977年発売した『噂』はグラミー賞の“最優秀アルバム賞”を受賞し、31週間も全米チャートのトップを守り続ける大ヒットとなる。しかし、その制作の舞台裏には想像を絶するドラマが存在していたという。本作で共同プロデューサーとエンジニアを努めたケン・カイラットの話を元に本アルバム制作の裏側をのぞいてみよう。

■コンサート見聞録
吉井和哉@日本武道館

■SPECIAL REPORT
デヴィッド・シルヴィアン・ワールド・ツアー日記 by 渡邊琢磨

■US Beat Makers Lab.
ジャジー・ジェイ

■Mr. Bonzai's Talking
喜多郎

■people
◎布袋寅泰
◎山崎まさよし
◎ロバート・ワイアット
◎三宅純
◎スティーヴ・ジャンセン
◎フローラトーン

■new procucts
◎BLUE SKY EXO
◎M-AUDIO EX66
◎AKG C5
◎PIONEER DJM-700
◎SOUND SCIENCE WaveEmphasizer LEF-122
◎TC-HELICON VoiceWorks Plus

■beginner
◎DAWなら誰でも作曲できちゃいます。/横川理彦
◎リズプロ!/Watusi
◎バンド・レコーディング入門物語/鈴木鉄也

■seminars
◎スターリング流マスタリングの神髄~クリス・アセンス
◎明解!目で見るサラウンド講座/加納洋一郎
◎素晴らしき電源の世界/三好敏彦
◎CM音楽の作り方/瀬川英史

■column
◎Good Job!~宇川直宏/今津甲
◎A LOG-BOOK/半野喜弘
◎そこのにいさん どこ向いてんのよ/戸田誠司
◎電気オンチのためのBluesな自作エフェクター講座/畑野貴哉
◎祐天寺浩美のお部屋一刀両断
◎Vintage Gear Gallery:STUDER A730

■sound 0-1 コンピューター・ミュージック&アート
0-1 topics
◎APPLE Logic Studio
◎T.C. ELECTRONIC StudioKonnekt 48
◎LINE6 TonePort UX8
◎APOGEE Duet
◎NATIVE INSTRUMENTS Kontakt 3

■PLUG-IN EFFECTS
◎ANTARES Harmony Engine
◎ROGER NICHOLS DIGITAL Spl-izer

■LIBRARY
◎GARRITAN『GARRITAN CONCERT&MARCHING BAND』
◎LOOPMASTERS『JAZZ SESSIONS』
◎TOONTRACK『R.A.W.STYLE PAK08:LATIN:AFRO-GROOVES』
◎TOONTRACK『R.A.W. STYLE PAK14:TRIP HOP GROOVES』

■0-1 avenue
◎STEINBERG Cubase 4
◎ABLETON Live 6
◎DIGIDESIGN Pro Tools|HD7
◎CAKEWALK Sonar 6
◎MARK OF THE UNICORN Digital Performer 5

■0-1 standards
◎0-1 SQUARE

■standards
◎Information
◎Q&A

■sound&recording review
◎NEW DISC
◎IMPORTED DISC
◎RE-ISSUE
◎VIDEO
◎BOOKS
◎NEWS
◎CONCERT SCHEDULE

BACK NUMBER