MAGAZINES
内容
ENOは語る~iPhone用アプリからデヴィッド・バーンとの新譜まで
■表紙
ブライアン・イーノ
バーン&イーノの新作とiPhone用アプリ『Bloom』
2つの側面から見るENOの現在
アンビエント・ミュージックの提唱者であり、U2からコールドプレイまでを手掛ける敏腕プロデューサーであり、さらにオーディオ・ビジュアルな前衛アーティストとしての顔も持つ男。巨匠ブライアン・イーノが作り出す“作品”は常に私たちを驚かせ、求道者としてのあるべき姿を示し続けている。還暦を迎えた 2008年も、デヴィッド・バーンとの27年ぶりのコラボレーション・アルバムと、iPhone/iPod Touch用音楽アプリケーション『Bloom』という、異なる趣の作品を完成させたイーノ。この両プロジェクトに関するインタビューを通して、巨匠が追い求める何かを明らかにする。
◎イーノへの濃厚インタビュー
◎アトリエ最新ショット
◎コラム「ENOという才能」 by 立川芳雄
■特集
プライベート・スタジオ2009
DAWの進化により、もはやプロフェッショナルな商業スタジオと遜色ないクオリティも実現可能となったプライベート・スタジオ。曲作り/ビート・メイクからミックス・ダウン/マスタリングに至るまで、アーティスト/エンジニアが最も長い時間を過ごす場だけに、その主のパーソナリティが最も色濃く表出するスペースと言えるだろう。本誌は今回も国内外より個性あふれる8組のアーティストをフィーチャー。明確な狙いをもって築き上げられたクリエイティブな空間の数々を、写真とテキストで味わっていただきたい。
≪登場アーティスト≫
◎ザ・バード&ザ・ビー
◎デーモン・アルバーン
◎アラン・モウルダー
◎恩田快人(ZAMZA N'BANSHEE)
◎ルオモ
◎飛澤正人
◎フェネス
◎cutsigh
■特別企画
そこが知りたい!ケーブルの基本
機材と機材をつなぐケーブルは、実世界で言えば道路、人体で言えば血管のように“音を伝える”という重要な役割を果たしています。近年ではケーブル1つで音が変わるとまで言われ、高級な製品も多数登場する中、この特別企画では、音楽制作の中で使うツールとしてのオーディオ・ケーブルにあらためて着目し、その基本を余すところなく紹介。音質に違いが生まれる仕組みから、プロの選び方、試聴、そして自作方法まで、あらゆる方向からケーブルについての“そこが知りたかった!”に応えていきましょう。
◎Part 1 ケーブルの謎に挑む
◎Part 2 エンジニアの愛用ケーブル
◎Part 3 ケーブルのキャラクターを知る
◎Part 4 ケーブル自作のイロハを学ぶ
■Cross Talk Vol.13 山田信正×林憲一
チャンネル・ストリップで録れ!
マイクプリ、EQ、ダイナミクスといったコンソールの1ch分を抜き出したアウトボード、チャンネル・ストリップ。コンソールは無くともDAWシステムさえあればそこが“スタジオ”となってしまう現在、大型コンソールを手掛けてきたメーカーはこれまで培ってきた技術とノウハウを投入して、こうしたチャンネル・ストリップという形にまとめあげている。これさえあれば、誰もがスタジオ・クオリティのサウンドを手にすることができるのだろうか? また、コンソールのメーカーがあえてアウトボードを作る意味はどこにあるのか? エンジニアの山田信正氏&林憲一氏によるチェックで、その真価を見極めていく。
≪登場機種≫
◎API 7600
◎FOCUSRITE ISA430 MKII
◎NEVE 8801
◎SSL XLogic Alpha Channel
■ボブ・クリアマウンテンが語る
『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』
日本でもようやく公開がスタートした映画『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』は、バンドの大ファンと公言してはばからないマーティン・スコセッシ監督が、彼らのライブ映画を撮りたいと申し出たことで実現したものだ。そんなスコセッシは、映画の録音/ミックスを担当した巨匠ボブ・クリアマウンテンに、信じられないほど過酷な要求をした。約1年半もの間、ロサンゼルス、ニューヨーク、トロント、ロンドンにある6つのスタジオを行き来しながら、曲によってはミックスを15回もやり直すことになった、このプロジェクトの模様を、ボブ・クリアマウンテンへのインタビューにより明らかにしていこう。
■コンサート見聞録
上原ひろみ@東京国際フォーラム ホールC
日本の音楽シーンで、ひときわ存在感を放つジャズ・ピアニスト、上原ひろみ。卓越した演奏力や、先に発売された自身初のスタンダード集『BEYOND STANDARD』で魅せた編曲のセンスは、海外からの評価も高い。そんな“日本のジャズ界の至宝”が、世界ツアー“BEYOND STANDARDツアー”を決行。その一環としてピアノ/ギター/ベース/ドラムのカルテット編成で日本ツアーを行った。大みそかのボストン公演まで続く同ツアーはまだ途中だが、今回は去る11月23日に行われた東京国際フォーラム ホールCのステージ裏に潜入する機会を得た。生音にこだわったオペレートやDIGIDESIGN Venuプラグインを効果的に使用したコンプ述など、本公演のオペレートの手法を、メインPAを務めた菊地昭紀氏に解説していただこう。
■US Beat Makers Lab.
DJカリル
■ミックス解剖学
キングス・オブ・レオン「セックス・オン・ファイアー」
by ジャクワイア・キング
■Mr. Bonzai's Talking
トニー・バーグ
■people
◎VITAMIN-Q(加藤和彦+土屋昌巳/小原礼+屋敷豪太)
◎ザ・ファイアーマン
◎COLDFEET
■report
◎スペシャル・レポート:Reactable
◎製品開発ストーリー:ELEKTRON MAchinedrum/Monomachine
◎フェア・レポート:Inter BEE 2008
◎ライブ・スペース訪問:渋谷 LUSH
■new products
◎DIGIDESIGN Pro Tools|HD 8 Software
◎CAKEWALK Sonar 8 Producer
◎PRISM SOUND Orpheus
◎TASCAM 2488Neo
◎KORG Nano Key/Nano Pad/Nano Kontrol
◎SONIC STUDIO Premaster CD 3.0
◎SPECTRASONICS Omnisphere
◎FAW Circle
◎NATIVE INSTRUMENTs Traktor Scratch Pro
◎SE ELECTRONICS SE4400A
◎MARSHALL ELECTRONICS MXL-604
◎FOCUSRITE Saffire Pro 40
■LIBRARY
◎SONICCOUUTURE Bowed Piano
◎ZERO-G Rhythm Organism
◎EAST WEST Quantum Leap Symphonic Orchestra Play Edition
◎EAST WEST Quantum Leap Pianos
■PLUG-IN EFFECTS
◎IK MULTIMEDIA T-Racks 3
■DAW AVENUE
◎STEINBERG Cubase 4
◎ABLETON Live 7
◎DIGIDESIGN Pro Tools|HD7
◎CAKEWALK Sonar 8
◎MARK OF THE UNICORN Digital Performer 6
■beginner
◎DAWなら誰でも作曲できちゃいます。/横川理彦
◎リズプロ/Watusi
◎Q&A
■seminars
◎HOW TO BUILD OUR STUDIO 赤川新一
◎スターリング流マスタリングの神髄~ライアン・スミス
◎素晴らしき電源の世界/三好敏彦
◎CM音楽の作り方/瀬川英史
■column
◎Good Job! ジム・オルーク/今津甲
◎そこのにいさん どこ向いてんのよ/戸田誠司
◎祐天寺浩美のお部屋一刀両断
◎Vintage Gear Gallery:SSL SL6000G
■standards
◎Information
■sound&recording review
◎NEW DISC
◎IMPORTED DISC
◎RE-ISSUE
◎VIDEO
◎BOOKS
◎NEWS
◎CONCERT SCHEDULE