MAGAZINES
内容
空間をえぐる攻撃型ドラミングの魅力~ピエール中野[凛として時雨]
■アーティスト特集1
気鋭のカリスマ・ドラマー、その“本気”を語る
ピエール中野[凜として時雨]
10月号の表紙&アーティスト特集は、9月22日に最新作『still a Sigure virgin?』を発表する凛として時雨のドラマー、ピエール中野。インタビューでは、4作目にして最高傑作に仕上がった新作でのプレイに関することはもちろん、今年5月に敢行した初となる海外公演で得た経験について、さらに現在のピエール流ドラミングをどのようにして培っていったのかを詳しく語ってもらった。また、フォームとそこから生まれる奏法を細かく撮影し、ピエール自身がそれを解説。新作のプレイ分析も含めて、新世代のドラム・ヒーローの“ドラム”に深く&鋭く迫った。
■アーティスト特集2
Live Report、Gear、Interviewでその魅力に迫る!
デイヴ・グロール[ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ]
ベースにジョン・ポール・ジョーンズ、ヴォーカル&ギターにジョシュ・オム、そしてドラムにデイヴ・グロール……この超ビッグ・アーティスト3人が集結したバンド、ゼム・クルックド・ヴァルチャーズが去る7月に待望の来日を果たした。昨年、アルバムを発表して大きな話題を呼んだ彼らだが、ツアーを経てきた現在、どのような姿を見せてくれたのだろうか? 今回、この絶好の機会に単独来日公演に潜入。そのライヴの模様と共に、デイヴのインタビューをお送りする。来日公演で彼が使用した機材の詳細ももちろん掲載!
■2号連続特集【付録CD連動】
ドラム・マガジン・フェスティバル2010
出演アーティスト
その魅惑のドラミング
~付録CDに本誌だけのスペシャル・パフォーマンスを独占収録!~
◎芳垣安洋[Vincent Atmicus/Emergency!/Orquesta Nudge! Nudge!/ROVO、etc.]
ドラムを使って唯一無二の音楽を創造するアーティスト達。ドラマー、芳垣安洋もその中の中心的な1人だ。今回、その“魅惑のドラミング”に迫るべく徹底インタビューを敢行。芳垣のドラミングの“今”について、深くじっくりと語ってもらった。さらに、付録CDには芳垣のソロ・ドラム・パフォーマンスを特別収録。パーカッション類をセットの上に配した“プリペアド・ドラム”によるその演奏は必聴だ!
◎外山 明[内外/市野元彦/MULL HOUSE/BOZO/渋谷毅オーケストラ/松風鉱一カルテット、etc.]
全身を使って“悦なるリズム”を創り出すドラマー、外山明。問答無用に気持ち良いそのリズムは、やはり他に類を見ない。そんな彼のドラミングは、いったいどのように生まれてくるのか? その考え方などについて話を聞いた。また、付録CDには4つのソロ・パフォーマンスも収録(そのうち1トラックは、ドラム+バラフォン+ギターの多重録音!)。この音源からも、その魅力を存分に感じ取ることができるだろう。
◎藤掛正隆[EDGE、渋さ知らズ、アフリカンズ、etc.]
feat.つのだ健/関根真理/一樂誉志幸/山本達久
ドラム・マガジン・フェスティバル2010に巻上公一をフィーチャーして出演するリズム集団“アフリカンズ”。その中心人物である藤掛正隆にインタビューを敢行。真摯にドラムと向き合い追究し続けるそのスタンス、揺るぎなく一貫するドラミング・スタイルについて語ってもらった。さらに、付録CDには全4 曲、約23分、アフリカンズによる迫力の打楽器アンサンブルが収録されている。そのパフォーマンス分析の他、5人各自の使用機材も掲載!
■2号連続特別企画【付録CD連動】
菅沼孝三が教える! 王道、定番、最新フレーズ!!!
ツーバス&ツイン・ペダル技
怒濤の100連発!!! ~前編~
近年、超絶ドラマー達の活躍や盛り上がりと共に関心が高まっている、ツーバス/ツイン・ペダル技。彼らに憧れて、ツーバスやツイン・ペダルを始めたドラマーも多いことだろう。しかし、“今イチ、技のバリエーションが増えない”、“踏んでみたいけど、どうプレイしているかわからない”など悩んでいる方も多いはず。そこで今月号から2号に渡り、王道、定番から最新フレーズまで、幅広く詰め込んだツーバス/ツイン・ペダル技をどどーんと100フレーズ紹介! 講師を務めるのは、本誌連載ページの『変態ハイテク・ドラム講座』でもお馴染み、手数王こと菅沼孝三だ! 今回はその前編ということで、41フレーズをお届けする。ここで紹介するフレーズは、すべて付録CDに収録。これを読んで、聴いて、自分の技の引き出しを増やしてみよう!
■close up!
ペダルが“化ける”魔法のツール
the VRUK DRUMMASTER
フット・ペダルにアドオン(装着)するだけで、ペダルの機能が拡張し、さらにフット・ワークの可能性をも広げてしまう“魔法のツール”が今、ドラマーの間で注目を集めている。今回のclose up!は、その話題のアイテム=VRUK DRUMMASTER、通称“ブルック・ペダル”を大フィーチャー。開発者、本誌のご意見番を巻き込んで、構造や基本奏法、独自のアドヴァンテージなど、その驚きの実力を検証してみた。
■Live&Instruments Special
ジョン・セオドア[ONE DAY AS A LION]
元マーズ・ヴォルタの野獣ドラマー、ジョン・セオドアとレイジ・アゲイント・ザ・マシーンのフロントマン、ザック・デ・ラ・ロッチャ話題のユニット、ワン・デイ・アズ・ア・ライオン。08年に『ワン・デイ・アズ・ア・ライオン』を発表して以来表立った活動をしてこなかった彼らが今年のフジロックに出演。さらにライヴ・ハウスを回る全国ツアーも敢行! 今回は怒濤の盛り上がりを見せた単独公演の模様を詳細レポート。さらにセオドアが来日時に使った機材もチェックした。
■Special Live Report
13万人を熱狂させた、あのドラミング!
YOSHIKI[X JAPAN]
■Event Report
夏フェス注目のドラマーに大接近@2010
■Special Report
つのだ☆ひろ
サマードラムスクール31th&東京ドラム
■Interview
松本誠治[the telephones]
アイラ・エリオット[ナダサーフ]
■Vintage Drum ReView
ヴィンテージ・ドラム・リ・ヴュー
LUDWIG 1970's GHOST Pedal
■DM Skill up Scores
ドラムがメキメキ上達する今月の課題曲
メタリカ「マイ・アポカリプス」
■無人島スネア【第15回】
LEVIN[THE HUSKY]
■楽しく演奏するための本格教則講座
どらまがセミナーず
◎悩める入門ドラマーのためのドラム・ビギナーズ通信
◎ひたすらつづける!スティック・コントロール
◎“菅沼”孝三&道昭が伝授!変態ハイテク・ドラム講座
◎Kosekingに学ぶ楽器の深?いところ ちょー楽器王
■三浦晃嗣が教える楽曲コピー体験記
今月の一曲、勉強になりました!
「What cha' gonna do for me」Chaka Khan
ドラム:スティーヴ・フェローン
■“ドラムな”最新情報を発信するBeat Square
マイク・マンジーニ/ジョジョ・メイヤー/JACK IN THE BOX 2010 SUMMER/リッチー・ヘイワード/ジョン・ボーナム/パーカッション・マガジン2010
■NEW PRODUCTS
[CRAVIOTTO]Poplar Solid-Shell Snare Drum、Euro Beech Solid-Shell Snare Drum
[TAMA]Speed cobra HP910LS、HP910LSW Foot Pedals
[VIC FIRTH]Live Wires Brash
■アーティスト・コラム
沼澤 尚『NOW and THEN』
ピエール中野『ドラマーはどこまでわかっていないのか?』
芳垣安洋『ドラム・ノーベル賞!』
岡部洋一『めしのたいこすき、すごいたのしめ』
ビリー・マーチン『ルーツ探求』
■情報ページ
Drummer's Disc Guide
Drummer's Paddle
■Musicians Institute Japan
“OPEN HOUSE”でドラムを学ぶ
■ドラムが叩ける!お宅訪問
アコースティックエンジニアリングが手がけた防音ルームを拝見!