MAGAZINES

ギター・マガジン 2017年4月号

定価998円 (本体907円+税10%)
発売日2017.03.13
品種雑誌
仕様A4変形判 / 234ページ

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内容

表紙:恋する歌謡曲。

■Special Program
歌は世につれ 世は歌につれ
恋する歌謡曲。

輝かしき歌謡界が残した名曲たちと、
人知れず活躍したギタリストたちのドラマ。
空前絶後の104ページ総力特集。

“歌謡曲”—誰もが口ずさめる、最高にキャッチーなヒット・ソング。特に歌謡曲黄金時代とされる70〜80年代は、『ザ・ベストテン』、『夜のヒット・スタジオ』などの人気テレビ番組の影響もあってか、日本全国古今東西、老若男女の心をつかむたくさんのヒット曲にあふれていた。今、それらは“和モノ”というくくりで若い音楽好きにも注目され、歌謡曲を中心に取り揃えたレコ屋に行くと本当にたくさんの人であふれ返っている。つまり今、歌謡曲はちょっとしたブームなのだ。
さて、ここで質問。みなさんは“ギター目線”で歌謡曲を聴いたことがあるだろうか?  “歌謡曲”と言うぐらいだから、もちろん歌が中心の音楽なのであって、特段意識して聴く人は少ないかもしれない。意識的にフレーズを聴き取ってコピーする、なんてギタリストもそんなにいないだろう。しかし! 改めて、山口百恵の「プレイバック part2」や中森明菜の「少女A」、寺尾聰の「ルビーの指環」などを“ギター目線”で聴き返してみてほしい。……めちゃくちゃギターがカッコいいではないですか!!! 最新のJ-POPでは考えられないほどサディスティックなサウンドだったり、ファンキーなカッティングだったり、そしてサンタナ顔負けの泣きに泣きまくるチョーキング(これホント多いです)など、もはや宝の山状態なのである。
にもかかわらず、おもに70年代の歌謡曲に参加したギタリストはろくにクレジットがされず、彼らがギター・ヒーローと崇められることはほとんどなかった。それはあんまりだ。過小評価されすぎてはいまいか。もっと彼らに光を当て、その功績を讃えたい! それが本特集の最大の動機である。
というわけで、今回はおもに70〜80年代をターゲットとし、数々の輝かしきスターが歌った楽曲のギター・プレイと、その弾き手たちの物語をお送りしたい。また、同時代の歌謡界において、ギターをアイデンティティとしていた野口五郎とCharがなんと40年ぶり(!)に邂逅した特別対談も実現。さらに“歌謡曲以降=J-POP”の目線から、小室哲哉も登場してくれた。さまざまな切り口による本誌初の歌謡曲特集、全力の104Pをぜひご一読あれ。



AppleMusic誌面連動プレイリスト

Special Talk Session
◎野口五郎×Char 
40年ぶりに再会を果たした
スーパースターたちが語る“歌謡曲とギター”の魅力とは?



◎歌謡スターとギタリストたちの物語。
・山口百恵のロック・サウンドを具現化した巨人、矢島賢の功績。
・キャンディーズ・サウンドにこの男あり! 70’s歌謡曲の最重要ギタリスト、水谷公生。
・沢田研二のロック・イズムと井上堯之のケミストリー。
・西城秀樹が熱烈なラブ・コールを送った芳野藤丸のバランス感覚。
・松田聖子、寺尾聰、etc…。80年代、松原正樹×今剛の2大巨頭時代が到来!
・孤高の天才、大村憲司が歌謡曲/ニュー・ミュージックに残した作品たち。
・“荒井由実”のギターは鈴木茂じゃないとダメだった。





Special Interview
◎水谷公生
◎鈴木茂
◎小室哲哉



◎ギタリストが選ぶ“ギターがカッコいい”歌謡曲名選
水野良樹(いきものがかり)
小野瀬雅生(クレイジーケンバンド)
古市コータロー(ザ・コレクターズ)
森雅樹(EGO-WRAPPIN')
長岡亮介(ペトロールズ)
マーティ・フリードマン
中田裕二
藤井友信(MUSIC FROM THE MARS)



◎ギタマガ歌謡ジャーナル
◎徹底討論! 歌謡曲とギターの50年史をひもとく
◎アプローチ別に弾きこなせ! 歌謡曲名フレーズ22選(※電子版には収録されておりません)

◎70年代のエロティック歌謡とエ”ロ”クトリック・ギター


◎中尊寺まい(ベッド・イン)のギターがマブい歌謡曲


◎藤井友信(MUSIC FROM THE MARS)のこの編曲家がスゴい!


◎和モノ・シーンのトップDJ! 吉沢dynamite.jpが推すギター歌謡曲名選

【特別付録】(※電子版には収録されておりません)
◎永久保存版 歌謡曲ギター・スコアブック
「春一番」キャンディーズ
「曼珠沙華」山口百恵
「ルビーの指環」寺尾聰
「少女A」中森明菜
「卒業写真」荒井由実

■The Instruments 1
コンパクト・エフェクター誕生40周年
40人のプロ・ギタリストが語るBOSS愛

ギタリストの足下を見ると、プロ/アマチュア問わず数多くのプレイヤーが使っているエフェクターがある。日本が誇るブランドBOSSだ。1977年に発表された、愛くるしいルックスとカラフルなカラーリングに身を包んだBOSSコンパクト・エフェクターは、誕生から40年たった今でもその姿を変えることなく、いつの時代も世界中のギタリストを支え続けている。その累計売り上げ台数は1,500万台を超えているというのだから、一度もBOSSを使ったことがないギタリストを見つけるほうが難しいのではないだろうか? なぜここまで愛されているのか、BOSSコンパクト・エフェクター誕生40周年にちなんで、40人のギタリストの証言とともに、改めてその魅力に迫ってみたい。

■The Instruments 2
ASKなギターを弾かせろ!

値札に¥ASKと書いてあるギター=“ASKなギター”が気になる。しかし、“高いから弾かせてくれないかも”、“厳重にショーケースに入れてあるし弾けるの?”という心配から店員さんに声をかけられない人もいるのでは? そんなギタリストに代わって、ギター・マガジンが全国の楽器店にこんなお願いをした。“ASKなギターを弾かせろ!”。この傍若無人な企画に協力してくれた各店が誇るとっておきの1本を、自身も何本ものギターの価格をASKしてきたThe Birthdayのギタリスト、フジイケンジが試奏。付録CDに収録した試奏音源で、実際の音をチェックしよう!

■The Axis’ Gear
ギター・サミット2017(渡辺香津美×SUGIZO×沖仁)
ジュリアン・ラージ

■Interview
◎加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ)
◎THE BAWDIES
◎愛美&大塚紗英(Poppin'Party)
◎青木ロビン(downy) × 井出竜二&四本晶(Rega)

■連載
◎9mm滝のまたやっちゃいました。~世界の滝工房から~
◎トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY
◎横山健の続Sweet Little Blues
◎ジャキーン!~ 『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編(長田悠幸×町田一八 )
◎  Musicians Institute Japan誌上ギター・クリニック

■AUBRITE MASTERING STUDIO Presentsマスタリングの重要性
■末原名人が語る! Montreux製ケーブルのこだわり
■Epiphone Masterbilt Century Collection
■ギターを思いっきり弾けるプライベート・スタジオ

■New Products Review
◎GIBSON USA / FIREBIRD STUDIO 2017 T
◎FENDER / AMERICAN PROFESSIONAL JAZZMASTER
◎ZEMAITIS / A24MF DC
◎WAY HUGE / CONQUISTADOR FUZZSTORTION WHE406
◎SUPRO/TREMOLO EFFECT PEDAL
◎BOSS/EV-30
◎ELECTRO-HARMONIX/BLURST

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