MAGAZINES

サウンド&レコーディング・マガジン 2018年4月号

定価916円 (本体833円+税10%)
発売日2018.02.24
品種雑誌
仕様B5変形判 / 220ページ

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内容

初ソロ・アルバム『Digital Native』完成。関連アーティスト/著名人たちによる新作アンケート・コメントも!

■巻頭インタビュー
中田ヤスタカ

音楽クリエイター/プロデューサーとして走り続ける中田ヤスタカが、自身初となるオリジナル・ソロ・アルバム『Digital Native』を完成させた。「NANIMONO(feat. 米津玄師)」「Crazy Crazy(feat. Charli XCX & Kyary Pamyu Pamyu)」などの先行曲からも分かるように、アルバムの半数でボーカリストを招き、ダンス・ミュージックとポップスのすき間を縫うフューチャー系の仕上がり。細部まで作り込まれた楽曲からは実験性も垣間見えるが、難解極まるものではなく、あくまでリスナーの耳に響きやすい絶妙な形に落とし込まれている。2017年10月号でアルバム制作スタート、同12月号で途中経過をお伝えした本誌では、中田がどんな考えで最終的に作品を仕上げたのかを知るべく、3度目のインタビューを敢行。クリエイター諸兄は中田の言葉から何かヒントを見付けてもらえたら本望だ。後半部では、中田ににゆかりのあるクリエイター/著名人たちにアンケート・コメントを依頼したので、そちらもお楽しみいただきたい。

<新作コメント参加者 ※順不同>
◎banvox
◎Perfume(あ~ちゃん、かしゆか、のっち)
◎きゃりーぱみゅぱみゅ
◎TeddyLoid
◎MAMIKO(chelmico)
◎眞白桃々
◎Carpainter
◎KUSKE
◎TORIENA
◎Masayoshi Iimori
◎Yunomi
◎ダニー・L・ハール
◎川村元気
◎小嶋陽菜



■特集
「聴感上のレベル」を稼ぐテクニック~マキシマイザーに依存しない音量アップ

"音圧戦争は終わった"......そうした声がある一方で、クラブ/ビート・ミュージックには依然「大きな音」で作られたものが多い印象です。クリエイターの方々も、そこに対するこだわりやあこがれがあるのではないでしょうか。しかし無闇にマキシマイザーなどをかけると、音が引っ込んでかえって小さく聴こえてしまうという問題も。「大きな音」は単に音圧レベルの問題ではなく、もっと奥が深そうです。そこで本企画では、プロ・クリエイター/エンジニアが自らのサウンドをどのようにして大きくしているのかをリサーチ。取材を通して見えてきたのは、メーター上のレベルではなく「聴感上のレベル」を稼ぐことで、ナチュラルかつラウドな音像が生まれるという解でした。それでは一緒に、大きな音を巡る旅に出掛けましょう!

◎Illicit Tsuboi
◎Masayoshi Iimori
◎Keita Sano
◎MIDO
◎森崎雅人
◎熊野功雄
◎木村健太郎




■特別企画
Deezer HiFi CD音質の音楽ストリーミング到来

ダウンロードに変わる形で、ネットでの音楽リスニングの主流になってきたストリーミング・サービス。定額で聴き放題で楽しめることは、リスナーにとってだけでなく、音楽に触れる機会が増えるという意味で歓迎しているアーティストも多い。一方、これまで国内で展開されていたストリーミングは最高でも320kbps程度の圧縮音質であったことに、リスナー/アーティスト双方から不満の声もあった。海外では非圧縮でのストリーミング・サービスが展開され始める中、その中の一つ、Deezerが日本に上陸。CD音質=16ビット/44.1kHzでのストリーミング・サービス"Deezer HiFi"を国内向けにスタートさせた。この企画ではDeezer HiFiのバックグラウンドや登録方法、音質の検証から対応機器の紹介、アーティストが作るプレイリストまでを一挙紹介。CDと変わらない音で無数の楽曲が聴ける環境が、あなたのリスニング生活を一変させる!



■PEOPLE
◎ゼイトーヴェン
◎GAGLE

■Production Report
ケシャ「プレイング」

2010年にデビューを果たし、芯の強い歌声とパンキッシュな姿勢で女性ボーカリストのカリスマとなったケシャ。前プロデューサーのドクター・ルークとの確執によってここ4年は満足な活動が行えなかった彼女だが、2017年に新曲「プレイング」で堂々の復活。先のグラミーにて行った同曲のパフォーマンスも記憶に新しいところだ。そんな「プレイング」はシンプルなピアノの弾き語りから始まり、ストリングスが加わって壮大な空間に情景が移り変わるバラード。この曲のプロデューサーであるライアン・ルイスをアシストしヒットに貢献したエンジニアが、ジョン・キャステリだ。ここではその「プレイング」がどのようにミックスされていったのか、キャステリのコメントを元に振り返っていきたい。

■Beat Makers Laboratory:モーリス・ブラウン

■REPORT
◎音響設備ファイル Music Lab. 濱書房
◎The 2018 NAMM Show
◎音職人の「道具」 竹内哲郎
◎気鋭クリエイターが語る! とっておきのプラグイン・テクニック PARKGOLF
◎音楽制作のための"原音忠実"を貫くACOUSTIC REVIVEケーブル
◎ライブ・スペース訪問 溝ノ口劇場

■NEW PRODUCTS
◎PREVIEW
◎UNIVERSAL AUDIO Arrow
◎MIKME Mikme
◎DAVE SMITH INSTRUMENTS Prophet Rev2 Module
◎AUDIOLINEAR Axis
◎LEWITT LCT 540 Subzero
◎RODE NT1 + AI-1 Interface Bundle
◎UTA Unfairchild 670M II
◎SPITFIRE AUDIO Olafur Arnalds Chamber Evolutions
◎SOUNDCRAFT UI24R
◎MACKIE. Thump15BST
◎KORG Konnect




■LIBRARY
◎SAMPLE MAGIC『PROGRESSIVE TECHNO』
◎SAMPLE TOOLS BY CR2『HACKER - ST2』

■DAW AVENUE
◎STEINBERG Cubase Pro 9.5 DYES IWASAKI
◎IMAGE-LINE FL Studio 12 Blacklolita
◎ABLETON Live 9 K(uchuu,)
◎APPLE Logic Pro X 大間々昂
◎AVID Pro Tools 伊藤翼
◎PRESONUS Studio One Chihei Hatakeyama

■COLUMN
◎Master=ing~現在進行形マスタリング事情~ 木村達司×森崎雅人
◎THE CHOICE IS YOURS 原雅明
◎Berlin Calling 浅沼優子
◎音楽と録音の歴史ものがたり 高橋健太郎
◎祐天寺浩美のお部屋一刀両断
◎つまみちゃん~兄がこんなの買えるわけがない~ 西園寺スペルマ

■SOUND & RECORDING REVIEW
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