MAGAZINES

ギター・マガジン 2018年7月号

定価947円 (本体861円+税10%)
発売日2018.06.13
品種雑誌
仕様A4変形判 / 258ページ

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内容

華やかなりしダンス・ワンダーランド!
ディスコ天国。

踊って飲んで、泣き笑え!
ダンスに特化した享楽ギター
それがディスコのカッティング!

今月のギタマガは快楽享楽悲喜こもごもを飲み込む全106ページのダンス・グルーヴ・ギター大特集! チャカ・カーン、ドナ・サマー、マイケル・ジャクソンら、ディスコ・ギターを彩ったカッティング職人たちの物語を軸に、朝まで踊り明かしたいと思います。ぶっ飛べ! ディスコ天国!


■平成ディスコ新聞

平成も終わりに近づきつつある今、昭和中期~平成初期に流行した"ディスコ・ミュージック"が再ブームの兆しを見せている。ただ、ディスコとひと口に言っても、長期にわたる全世界的なムーブメントで、あらゆるジャンルをクロスオーバーしながら広がっていったため、名盤を上げろと言われても枚挙にいとまがない。冒頭はそんなディスコを俯瞰し、一般教養としてのディスコを知るため、10個の項目を用意。さっそくサタデー・ナイトの準備を始めよう!


■SPECIAL INTERVIEW
アル・マッケイ~時代の立役者が語る、ディスコ・ムーブメント

70年代~80年代の世界的ディスコ・ブームにおいて、最もフロアを沸かせたバンドがアース・ウィンド&ファイアーであることは間違いないだろう。「September」、「Let's Groove」、「Boogie Wonderland」......あげればキリがないほどのヒット・ソングを、彼らは一体どんな思いで作り上げていたのか?その真相を知るべく、EW&F黄金期を支え、現在は自身のバンド(アル・マッケイ・オールスターズ)で活躍するアル・マッケイ氏を直撃した!


■ディスコ・スターとギタリストのドラマ。
・EARTH,WIND & FIRE/アースの職人アル・マッケイ、ディスコ期に残した素敵なシゴト。
・CHIC/ディスコ・ギタリストそれすなわち、CHICのナイル・ロジャースのことである。
・DONNA SUMMER/ディスコの女王、ドナ・サマーをドライブさせた西海岸のロックな弾き手たち。
・CHAKA KHAN/屈強なディーバに極上の"品"をもたらした、フィル・アップチャーチの粋。
・BARRY WHITE/傑作「愛のテーマ」は、デヴィッド・T.ウォーカーじゃなきゃ絶対にダメだった。
・MICHAEL JACKSON/"ディスコ期"のマイケル・ジャクソンに欠かせなかった、デヴィッド・ウィリアムスの野性的ファンクネス。
・BEE GEES/ディスコの寵児ビー・ジーズと、知られざるロック・ギタリスト、アラン・ケンドール。

ポピュラー音楽の流れが大きく変貌した70年代中期~80年代初期。この時代にヒット・チャートを席巻したのは、華々しきポップ・スターが残した最強のディスコ・ナンバーたちだった。そんな名曲の裏には、陰ながら素敵なギターを弾いた男たちがいた。もちろん、派手なギター・ソロを弾いているわけでは決してないし、ギター・ヒーローとして認識されていない人が半数だ。それでも、これから登場する弾き手たちは、楽曲に至高のグルーヴを注入し、フロアにいる人の心と体を踊らせたのである。ディスコという時代に輝きを放った7組のアーティストと、ギター弾きが織りなす熱きドラマをお届けしよう。


■プロが選ぶ! 俺のディスコ名盤10
坂本慎太郎/Nulbarich/Shiggy Jr./野村義男/DJ KOO(TRF)

ここからは、ディスコ好きミュージシャンたちが選んだ名演を紹介しよう。ギター界きってのディスコ・フリークである坂本慎太郎や、TRFのDJ KOOらによる"ギターがカッコいい"10曲をチェック!



■弾きたいディスコ・リフ24選

さあ、ここまで読み進めたギタリスト諸君ならもう、ディスコを弾きたくて体がウズウズしてきた頃だろう。ここでは超ド級の定番ディスコ譜例を一挙に掲載していく。しかも切り取ったのは楽曲のキモといえるおいしいフレーズ部分のみ。そこをくり返し弾くだけで"ディスコ・ギターはマスターした"と言っても過言ではない!? ディスコ・スターの名曲から、有象無象の定番ディスコまで、24のフレーズを弾き終えた頃には、夜はすっかり明け、朝を迎えているかもしれない......さっそく、ページをめくってディスコ・ナイトに突入だ!!


■日本全国ナイトフィーバー! ディスコと歌謡曲のキラキラな関係
欧米で流行したテイストを輸入して日本風に手を加える、といった手法は歌謡曲界の常套手段。もちろん、ディスコが世界的なブームを巻き起こした70年代中期~80年代初頭には、いわゆる"ディスコ歌謡"が雨後の筍のごとく次々と出現した! 日本中が踊り明かしたあの時代に想いを馳せつつ、そんなディスコ歌謡の流れを追っていこう。


■ Column
・コーネル・デュプリーがカバーした『サタデー・ナイト・フィーバー』
・ディスコ・ギタリスト名鑑
・ベッド・インちゃんまいのディスコ歌謡11選


■FEATURED GUITARISTS
トム・ミッシュ~時代の先端に現われた若き天才

ジャズ、ヒップホップ、R&B、ファンクを始めとするさまざまな音楽性を現代的ビートメイクに落とし込んだアルバム『Geography』を掲げ、時代の寵児とも言えるアーティストがシーンに現われた。彼の名前はトム・ミッシュ。1995年生まれ、サウスロンドン出身の彼は以前から配信を中心にリリースを重ねていたが、今作はまさにその集大成であり、SNSを駆け巡って世界的な話題作となっている。ギター・マガジンとして注目したいのは、その音楽の主役がどこまでもギターであるということ。本特集では、ギターという楽器の現代的な在り方を提示するミッシュの正体にじっくりと迫っていきたい。


■THE INSTRUMENTS
フェンダー・アメリカン・オリジナル・シリーズ
~過去と現在─そして未来をつなぐ"情熱"の連鎖反応

フェンダーがアメリカン・ビンテージに替わる新たなラインとしてアメリカン・オリジナル・シリーズを発表した。ルーツを継承しつつ、現代にマッチしたスペックを加えることで、新たな魅力を振りまく注目のプロダクツだ。ブランドがプレイヤーとともに育ててきた"モノ創り"へのこだわりと情熱が過去から現在へと連鎖反応を起こすことで、未来のプレイヤーへと届けられる......そんな時代を超えたロマンが凝縮されたモデルに仕上がっている。今回、圧倒的なオリジナリティを指に宿すふたりの個性派ギタリスト、名越由貴夫と長岡亮介による最新モデルの試奏インプレッションをとおして、その魅力に迫っていく。


■GMギター・スコア(※電子版には収録されておりません)
「イズント・シー・ラブリー」トム・ミッシュ
「傷だらけの天使」井上堯之バンド

■INTERVIEW
・マーク・リーボウ
・鈴木慶一&高橋幸宏(THE BEATNIKS)
・SANABAGUN.
・陰陽座
・カネコアヤノ&林宏敏

■PICKUP
・ギターを思いっきり弾けるプライベート・スタジオ
・ESP SNAPPERを自分流にカスタマイズ!
・竹内朋康 meets Freedom Custom Guitar Research EZa

■New Products Review
・GIBSON/ES-330 VOS BIGSBY
・GRETSCH/G6118T-135 PLAYERS EDITION 135TH ANNIVERSARY
・VOX/MV50 BOUTIQUE
・FENDER/PUGILIST DISTORTION
・MXR/M292 CARBON COPY DELUXE ANALOG DELAY
・J. ROCKETT AUDIO DESIGNS/IMMORTAL ECHO
・QUILTER/MICRO BLOCK 45

■連載
・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY
・Opening Act すばらしか
・ギタマガ・オーディオ部が行く!
・東北ライブハウス大作戦FROMギタマガ情報局
・ジャキーン!~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編
・横山健の続・Sweet Little Blues
・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から

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