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内容
表紙:フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
■Special Program 1(34ページ)
フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)
祝!還暦 まだまだ進化するベース・ヒーローの現在地
2019年にギタリストのジョン・フルシアンテが電撃復活を果たしたレッド・ホット・チリ・ペッパーズが、待望のニュー・アルバム『Unlimited Love』を完成させた。今号では同作のリリースを記念し、今年で60歳を迎える(!)という現在もなお進化し続けるフリーの魅力に、本人の最新インタビューはじめ、日本人ベーシストによるレビューや対談、機材特集、奏法分析などを通して改めて迫る!
CONTENTS
●フリー最新インタビュー
●最強ラインナップの歴史を総ざらい〜フリー×ジョン・フルシアンテが歩んだ軌跡
●プロ・ベーシスト5人が聴いた『Unlimited Love』
JIRO(GLAY)/あきらかにあきら(THE ORAL CIGARETTES)/ウエムラユウキ (ポルカドットスティングレイ)/長島涼平(フレンズ/the telephones)/フクダヒロム(Suspended 4th)
●フリー好きベーシストが語り合う『Unlimited Love』
関将典(Kroi)×イザキタツル(ニガミ17才)
●厳選! 私の好きなレッチリ・フレーズ
上ちゃん/Shaikh Sofian(odol)/T$UYO$HI(The BONEZ)/Tetsuya(Fear, and Loathing in Las Vegas/中村和彦(9mm Parabellum Bullet)/前田恭介(androp)/MINA
●機材面を徹底解剖!"フリー・サウンド"の鍵
●『Unlimited Love』で学ぶ最新型フリー奏法
■Special Program 2(21ページ)
ジャパニーズ・ヘヴィ・ベースの真髄
1990年代、その"重低音"は鳴り響いた。変則的なダウン・チューニングを用いた超攻撃的かつ、地鳴りを生む新しいサウンド形式は"ヘヴィロック"と形容され、その概念はここ日本にも確かに渡来。サウンドの進化を繰り返しながら今日現在まで発展を遂げてきた。昨今、日本のヘヴィロックは世界的な注目を集め、ワールド・シーンの中核を担う存在になりつつあるなか、日本が世界に誇る2大ヘヴィ・バンド、DIR EN GREYとcoldrainがともに待望の新作を発表したことを受け、日本のヘヴィロックに在るベース・サウンドを21ページで再考。他シーンにはない独自の概念で導き出されるベース・プレイ/サウンドの魅力をたっぷりとお届けしよう。その"振動"を体の芯まで体感してほしい。
CONTENTS
●Heavy Bassist Interview
Toshiya(DIR EN GREY)/RxYxO(coldrain)
●5人が語る、ヘヴィ・ベーシストな所以
明徳(lynch.)/ハラグチサン(NEMOPHILA)/武史(山嵐)/Toshihiro/侑威地(ROTTENGRAFFTY)
●Heavy Bassists Meeting
高畑治央(兀突骨)×HARU(BRIDEAR)×Sayaka(HAGANE)
●軌跡で綴る、ジャパニーズ・ヘヴィロックの過去と現在
●歴史を刻んだ重低音 ジャパニーズ・ヘヴィ・ベース名演集
●ヘヴィ・ベースを鳴らしたギアたち
〜Masa(NOCTURNAL BLOODLUST)の音作りから考える"最新"ヘヴィ・ベースのサウンド事情〜
■THE BASS INSTRUMENTS 1
最新モデルで紐解くファンド・フレットの魅力
指板上のフレットを扇形に配置し、各弦に応じた最適なスケールに設定できる"ファンド・フレット"は、昨今の音楽の進化とチューニングの複雑化にともない、より幅広い層のプレイヤーに浸透した。だが、多くのブランドからさまざまなモデルがリリースされており、その弾き心地・サウンドは多種多様。どのモデルが合っているのか悩んでいるプレイヤーも多くいるだろう。そこで今回、ベース・マガジンが自信を持ってお薦めするファンド・フレットのモデルを徹底紹介。試奏を担当するのは、2000年代ラウド・ミュージックを独自のフィルターで昇華した唯一無二のサウンドで、国内外問わず支持を集めるNOISEMAKERのYU-KIだ。
■THE BASS INSTRUMENTS 2
やっぱり気になるプロの使用弦
弦楽器であるエレキ・ベースにとって、なくてはならないものが"弦"だ。サウンドや弾き心地に大きく影響し、しかも消耗品でもあることから、どんなベーシストにとっても最も身近なアイテムと言える。現在市場には、さまざまな種類の弦が販売されており、外観上においての見分けがつけづらいということで、ほかのベーシストがどんな弦を使用しているのかという情報は、気になりつつも得る機会が少ないものでもあるだろう。そこで今回は、プロ・ベーシストに使用弦に関するアンケートを実施するとともに、近年新しく登場した注目弦たちをピックアップして、敏腕セッションマンの川崎哲平が試奏。"今"のリアルなベーシストの弦事情を紹介していきたいと思う。
アンケート回答
井上幹(WONK)/上田剛士(AA=)/圭吾(Novelbright)/酒井太/Shun(TOTALFAT)/高野賢也(マカロニえんぴつ)/田中雄大(ユアネス)/辻村勇太(BLUE ENCOUNT)/露崎義邦(パスピエ)/TOMOMI(SCANDAL)/永田雄樹/長谷川カオナシ(クリープハイプ)/林幸治(TRICERATOPS)/藤原美咲(そこに鳴る)/瞬火(陰陽座)/マーティ・ホロベック/安井義博(OUTRAGE)
■奏法特集
伊藤広規Presents 山下達郎ベースの極意
山下達郎が11年ぶりのオリジナル・アルバム『SOFTLY』を6月22日にリリースした。ここではそれを記念し、ヤマタツ・サウンドを40年以上にわたって支える伊藤広規に、『SOFTLY』はもちろん、輝かしい往年の名曲でのベース・プレイについても直伝してもらった。制作時のエピソードからも飛び出す金言の数々もあわせて楽しんでほしい!
■FEATURED BASSIST
磯部寛之([Alexandros])
[Alexandros]の新章が開幕だ。昨年4月にリアド偉武(d)が正式加入し、盤石の体制となった彼らが、約4年ぶりとなる8thアルバム『But wait. Cats?』を発表した。そのサウンドを一聴すれば、彼らの4年間の成果と進化、そしてシーンの牽引者としての覚悟を芯から感じ取ることができる。リアドとともに鉄壁のグルーヴを成すベーシスト・磯部寛之は、今作でのプレイを振り返り、"新しい扉を開いた"とも語る。その裏にはコロナ禍を経て原点回帰したという、"ロック・バンド"としての姿があった。激動の彼らの4年間の裏側と、磯部の新たな低音美学に迫っていきたい。
■インタビュー
フクダヒロム(Suspended 4th)
高木祥太(BREIMEN)
又吉 "SEGUN" 優也(SPECIAL OTHERS)
渡邉建
白玉雅己
池田憲一(ROOT SOUL)
■めっちゃ気になるあの機材
Walrus Audio Badwater Bass Pre-amp and D.I.
(試奏:中村圭)
■巷で話題の名機再訪
Limetone Audio focus
(コメント:IKUO、Igo、日向秀和、やまもとひかる)
■Gears
スリーク・エリートが広げるベースの世界
〜ノードストランド ACINONYX SHORT SCALE BASS
(試奏:後鳥亮介/indigo la End)
■REPORT
16 Bass Circle
■連載セミナー
◎ベーシストが知るべき"音"の知識
Basic Bass Knowledge~電気音響篇 河辺真
◎全米ヒットの低音事情 鳥居真道(トリプルファイヤー)
◎Feel Free Jazz 永田雄樹(JABBERLOOP、POLYPLUS)
■連載
◎ウエノコウジのボーン・トゥ・ルーズ
◎やまもとひかるのピープルズ・エルボー
◎芸人ヒロシの低音キャンプ
◎Taigen Kawabeの低音紀行 〜振動する世界〜
■BM SELECTED SCORES
「MELODY (prod.by BREIMEN)」岡野昭仁×井口理
※電子版には「BM SELECTED SCORES」の収録はありません
■MY DEAR BASS
山川浩正