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ギター・マガジン 2024年9月号

定価1,540円 (本体1,400円+税10%)
発売日2024.08.09
品種雑誌
仕様A4変形判 / 176ページ / 小冊子『GM SELECTIONS Special 21世紀のストラトマスター名演集(全4曲)

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内容

◆表紙/特集
全ギタリスト必修科目
教養としてのストラト学

イチから知りたい世界で一番有名なエレキ・ギターの雑学

1954年に誕生したフェンダー・ストラトキャスター。世界で一番有名なエレクトリック・ギターと言っても過言ではないだろう。ジミ・ヘンドリックス、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、リッチー・ブラックモア、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、イングヴェイ・マルムスティーン、近年はジョン・フルシアンテやジョン・メイヤー、先月号の表紙を飾ったコリー・ウォンやトム・ミッシュなど、21世紀に入ってからも次から次へと新しいストラトマスターが登場している。一体なぜストラトキャスターは、生まれてから70年にもわたってトップ・ギタリストたちに愛され続けるのか? 豊富なサウンド・バリエーション、曲線が描く美しいシェイプ、抱えた時の弾き心地、トレモロ・ユニットの効能など、その魅力を上げれば枚挙に暇がないかもしれないが、やはりジミヘンのような突出したギタリストたちの脳内を具現化する無限のポテンシャルを秘めていたことが、ストラトキャスターの最大の功績だったのではないだろうか? 今回は、"教養としてのストラト学"と題し、誕生の歴史、トレモロやスプリングの調整方法から、まことしやかに囁かれる噂話まで、幅広い観点でストラトキャスターという楽器の正体に迫ってみたい。ストラトキャスターのことをより深く知ることで、今まで以上にこのギターの可能性を引き出し、上手に弾きこなすことができるはずだ。


●ストラトキャスター博物館
まずは美術的観点からストラトキャスターを観察。1954年に誕生したストラトキャスターは、誕生時こそサンバースト・フィニッシュが標準だったが、ファクトリー・オーダーによるレア・カラーと呼ばれる豊富なカラー・バリエーションが存在した。レア・カラーを中心とした貴重なビンテージ・ストラトをじっくりと目に焼き付けてほしい。

●1955年製ストラトキャスター解剖写真
生産開始の翌年となる55年製のモデルを徹底的に分解。おもにネジでを組み立てることができるのが、フェンダー・ギター最大の魅力だろう。パーツの細部の名称も覚えよう。

●ストラトキャスターの歴史と変遷
ストラトキャスターの歴史、進化の過程を詳しく解説。今回は、誕生年である1954年製に始まり、1959年製、1964年製、1969年製、1974年製、1979年製と 5年ごとにどのような使用変遷を辿ってきたのかを検証してみた。


●1954年から1957年まで、5年ごとのストラトキャスターの細部を徹底比較
前項で紹介した7本のビンテージ・ストラトキャスターの細部を徹底的に比較。1954年から1979年までの25年間で、変わらない部分もあれば、進化を遂げている箇所もあるが、その違いも一目瞭然。


●基本から本質まで答えます! ストラトキャスターを深く知る39のQ&A
日本屈指のストラト博士としても知られる土屋昌巳、ビンテージ・ギターに関する著書を多数執筆しているヒストリークギターズの今井康雅氏を始め、ストラトキャスターに深い造詣を持つ識者たちが、ストラトキャスターにまつわる素朴な疑問にQ&A形式で回答。トレモロの調整方法、スプリングの素材や掛け方による音色の違いなども検証した。


●Charが語るストラトキャスター
Charの約半世紀に及ぶ長い音楽人生を支え続けてきたストラトキャスター。中でも、バーガンディ・ミスト・メタリック・フィニッシュの59年製モデルは、日本のロック史を語るうえで、欠かすことのできない特別な1本と言える。Charが語るストラトの魅力とは?


●トッド・クラウス×デヴィッド・ブラウン〜ギター製作を極めたマスタービルダーに聞く、みんなが知りたいストラトキャスターの話

フェンダーにおける最高峰の楽器を製作するセクションとして、1987年に設立されたカスタムショップ。第一線で活躍するマスタービルダーのトッド・クラウスとデヴィッド・ブラウンの2人に、ストラトキャスターにまつわる様々を聞いた。

●ストラトキャスターができるまで in アメリカ・カリフォルニア州コロナ工場
ストラトキャスターはどんな工程を経てギタリストの手に届けられているのだろうか? USA製フェンダーの生産を一手に担うカリフォルニア州コロナ工場の写真で追ってみよう。

●現行ストラトキャスター全シリーズ徹底試奏! by 佐橋佳幸&山内総一郎(フジファブリック)
現行品のストラトキャスターはギタリストの幅広いニーズに応える形で数多くのラインナップが用意されている。本コーナーでは全レギュラー・シリーズに加え、アーティスト・モデルとカスタムショップ製も含めた全18本を徹底試奏! 共にストラト愛用者であり、かねてより親交も深いという佐橋佳幸と山内総一郎の2人を迎えて、各モデルの特徴に迫る。


●フェンダーカスタムショップで夢の1本をオーダーしてみよう!
東京・原宿にあるフェンダー旗艦店FENDER FLAGSHIP TOKYOのカスタムショップ専用フロアには、カスタムオーダーを受け付ける専用の部屋がある。専門のスタッフと相談しながら、一般ユーザーがカスタムオーダーできるということで、編集部がカウンセリングを実体験。オーダーの流れを紹介するとともに、その模様をお伝えしよう。


●STRATOCATER MUSEUM 70 我が愛しのストラトキャスター
2000年1月号以降に、本誌が撮影・掲載したプロ・ギタリストの愛器を一挙公開。400本以上のストラトキャスターの中から、特に印象的な70本を厳選した。プロが愛用しているストラトキャスターの色、メイプル or ローズウッド指板の比率なども統計を取った。

◉INTERVIEW
・ピート・タウンゼント(ザ・フー)
・ジョージ・ベンソン
・ネイ・パーム×ポール・ベンダー(ハイエイタス・カイヨーテ)
・Kazuki×Daiki(Crossfaith)

◉INTERVIEW & GEAR
・関口シンゴ

◉PICKUP
・PYRAMID AMP〜Charの理想を具現化した前代未聞の超・個性派アンプ
・ギルド・サーフライナー×キダ モティフォ〜現代のシーンに応化する古今混交の新機

◉連載
・トモ藤田の"ギターは一日にして鳴らず!"
・工房Pathギタマガ出張所
・OPENING ACT 板倉千洋(Ride A Pony)
・崎山蒼志の"未知との遭遇"
・ジャキーン!〜『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編

◉REGULAR
・NEWS &TOPICS〜あのギタリストは今
・NEW DISC REVIEW
・NEW PRODUCTS REVIEW


◉付録小冊子
GM SELECTIONS Special 21世紀のストラトマスター名演集(全4曲)

・「By The Way」レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
・「Gravity」ジョン・メイヤー
・「Introducing The Fearless Flyers」フィアレス・フライヤーズ
・「Disco Yes (feat. Poppy Ajudha)」トム・ミッシュ

※電子版には付録いたしません。

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