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2018.02.23

20年にわたるロングセラー『よくわかる音楽著作権ビジネス』の「基礎編」と「実践編」、最新改訂版が2月23日に同時発売 【発売記念!「基礎編」の書籍全文公開を実施中〜2月28日まで】

 インプレスグループで音楽関連の出版事業を手掛ける株式会社リットーミュージック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:古森優)は、2018年2月23日、20年以上もの間ロングセラーを記録する書籍『よくわかる音楽著作権ビジネス 基礎編 5th Edition』と『よくわかる音楽著作権ビジネス 実践編 5th Edition』の最新改訂版を、2冊同時発売します。本書の発売を記念し、また同シリーズへのご愛顧に感謝し、2018年2月28日(水)までの期間限定で、本書の「基礎編 5th Edition」の全文を無料公開いたします。

音楽著作権にまつわる身近な問題を解説。
マンガによる導入で、ライトなユーザーにもオススメの本格的なバイブルです。
 本書は、東洋大学法学部で教鞭をとる安藤和宏氏による、音楽著作権ビジネスの解説本です。本来であれば法律に係わる難儀な解説が展開されるところですが、本書は導入部分にマンガを用いたケーススタディを採用し、業界関係者だけでなく、学生など法律に疎い方も読み解きやすい形にまとめました。

「基礎編」

 「基礎編」は、著作ケンゾウ君というアーティストを主人公に据え、ケンゾウ君が事務所と交わす契約内容(専属実演家契約)に困惑するところから始まります。その後彼の曲にCMタイアップがついたり(著作権譲渡など)、映画音楽の書き下ろし(委嘱作品)依頼が舞い込んで来るまでのサクセス・ストーリーの中で直面する著作権問題にフォーカス。ひとつずつ丁寧に解決していきます。

「実践編」

 「実践編」はネット・セールスや電子書籍など、多様化する契約様式の現在に注目。成長著しい著作ケンゾウ君が、今度は小説を書いたり(出版権の設定)、コンサートツアーに外国人シンガーを起用したり(コンサート出演契約)と、仕事の規模を拡大していきますが、その都度交わされる契約書の条文を用いて、注意点などをわかりやすく解説します。
 音楽のネット販売があたり前になった昨今、より多くの方が著作権についての知識を持つ必要性が出てきています。本書は本格的かつ、非常に手に取りやすい音楽著作権ビジネスの指南書です。

2月28日(水)まで『よくわかる音楽著作権ビジネス 基礎編 5th Edition』書籍全文を公開中!
NexToneについても今すぐ知ることができます。
 1995年の初版発行より『よくわかる音楽著作権ビジネス』シリーズは、さまざまな業界からのご支持に後押しされ、20年以上もヒットを重ねてきました。そのご愛顧に感謝し、また最新改訂版の発売を記念して、本書の全文無料公開サービスを期間限定で実施します。
 音楽著作権事業を手掛けるイーライセンスとジャパン・ライツ・クリアランスが合併した会社であるNexToneの存在が話題となっています。それまでほぼ独占的に管理事業を行っていたJASRACの体制を疑問視する声に押され、NexToneに期待する向きが高まっていますが、実際のメリットやデメリットは利用者によって違うでしょう。本書で紹介する両者の管理範囲の違いや数値的な比較、関係者への取材に基づいた公正な立場からの見解は、日々著作権業務においてご判断を迫られている方に必ず役立つ内容となっています。今必要な方も、これから必要になる方も、まずは全文公開期間をご利用ください。

『よくわかる音楽著作権ビジネス基礎編 5th Edition』全ページ無料公開
公開期間:2018年2月22日(木)〜2月28日(水)まで
http://rittormusic.tameshiyo.me/9784845631414

■書誌情報①
書籍『よくわかる音楽著作権ビジネス 基礎編 5th Edition』
著者:安藤和宏
発売:2018年2月23日
仕様:A5判/392ページ
定価:(本体3,000円+税)
書籍情報ページ https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3117317118/

コンテンツ(全45話より一部抜粋)
音楽産業の基本構造と権利関係<アーティストがデビューするときに交わす契約書は?>
レコード会社の役割2<印税ってどうやって計算するの?>
NexToneの誕生とその役割<NexToneとJASRACはどう違うの?>
P.D.と編曲著作物<クラシックをアレンジして使いたい、でも著作権は?>
ライブ演奏と著作権<ライブハウスの著作権使用料ってどうなっているの?>
音楽配信と著作権2─サブスクリプション・サービス─<サブスクリプション・サービスの印税計算方法は?>
音楽配信と著作権3─動画投稿サイト─<ケンゾウ君のライブをLINE LIVEで生中継!さて、その権利処理は?>

■書誌情報②
書籍『よくわかる音楽著作権ビジネス 実践編 5th Edition』
著者:安藤和宏
発売:2018年2月23日
仕様:A5判/464ページ
定価:(本体3,200円+税)
書籍情報ページ https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3117317119/

コンテンツ(全38話より一部抜粋)
音楽配信契約<配信事業者と結ぶ契約ってどういう内容?>
商品化権契約<ゲームのサントラはおいしい商売なの?>
コンサート出演契約─外国人編─<コンサート・ツアーのバック・ミュージシャンに外国人シンガーを起用。それで契約は?>
ネット・セールスとリザベーション<ネット・セールスで印税を計算するってどういうこと?>
プロモーション・ビデオの問題<どうなる!?プロモーション・ビデオの使用料>
サンプリングと著作権─裁判例2─<元ネタがわからないようなサンプリングでも違法なの?>
私的録音録画問題<音楽用CD-Rにはアーティストなどへの補償金が含まれているらしい?>

■著者プロフィール
安藤 和宏(あんどう かずひろ)
1963年生まれ、東京都葛飾区出身。東京学芸大学卒業、フランクリンピアース・ローセンター(LL.M.)、ワシントン大学ロースクール(LL.M.)修了、早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程博士研究指導終了(法学博士)。高校教諭、音楽出版社の日音、キティミュージック、ポリグラムミュージックジャパン、セプティマ・レイ、北海道大学大学院法学研究科特任教授を経て、現在は東洋大学法学部教授。専門は知的財産法、音楽ビジネス論。著書に『よくわかる音楽著作権ビジネス 基礎編 5th Edition』、『よくわかる音楽著作権ビジネス 実践編 5th Edition』『よくわかるマルチメディア著作権ビジネス(増補改訂版)』、『インターネット音楽著作権Q&A』、『夢の印税生活』(共に小社刊)、『情報は誰のものか?』(分担執筆、青弓社)、『アメリカ著作権法とその実務』(共訳、雄松堂出版)等がある。


【本件に関するお問合せ先】
株式会社リットーミュージック 広報宣伝担当
Tel: 03-6837-4728/ E-mail: pr@rittor-music.co.jp