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2018.06.29
手塚治虫、幻のSF作品『ダスト18』が 遂に初単行本化!!
インプレスグループで音楽関連の出版事業を手掛ける株式会社リットーミュージック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松本大輔)は、立東舎レーベルより、手塚治虫が1972年に『週刊少年サンデー』(小学館刊)に連載していた幻のSF作品『ダスト18』の初単行本を、2018年7月13日に発売します。
『ダスト18』は実は、手塚治虫自身の手で100ページ以上に及ぶ大幅な改変がなされ、『ダスト8』と改題の上で単行本化されたという経緯がある。その際には、連載時の2話を1話にまとめてしまうといった構成の変更に始まり、キャラクターの表情やセリフにも手が加えられ、さらにはエンディングまでが全く異なるものになるなど、ほぼ別作品として生まれ変わっています。そのため、オリジナルのままの『ダスト18』を読みたいという声がファンの間では根強くあり、幻の作品として知られていました。今回はそうしたリクエストに遂に応え、現存する原稿と掲載誌をもとに連載時の内容を再現、さらに未使用エピソードのネームや予告カットなどを収録した決定版として、単行本化を行ないました。
物語は、乗員乗客90名が登場した飛行機が墜落するところから始まります。全員死亡かと思われたこの事故から生還した18人は、全員が生命の石を持っていた......。奇抜な発想のもと、生命の尊厳と人間の生への執着と欲望を描いたこの作品は、いわば手塚の代表作『火の鳥』にも通じる問題作と言えるでしょう。
CONTENTS
ダスト18
ダスト18アーカイブス(ネーム、予告カット)
資料編(週刊誌表周り用カット、全集表周り用カット、他)
解題 濱田高志
PROFILE 手塚 治虫(てづか おさむ)
1928年、大阪府豊中市生まれ。兵庫県宝塚市で少年時代を過ごす。46年マンガ家としてデビュー。翌年発表した「新寶島」等のストーリーマンガにより、戦後マンガ界に新生面を拓く。62年アニメーション作家としてデビュー。翌年から放映したテレビアニメ「鉄腕アトム」により、テレビアニメブームをまきおこす。89年2月9日没。
■雑誌情報
『ダスト18』
著者:手塚治虫
定価:3,456円(本体3,200円+税)
発売:2018年7月13日
仕様:B5判/404ページ
立東舎刊行/リットーミュージック発売
商品情報ページ http://rittorsha.jp/items/17317439.html
【株式会社リットーミュージック】 https://www.rittor-music.co.jp/
□所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング □設立:1978年4月10日 □資本金:1億円 □決算期:3月31日 □従業員数:75名(2017年3月31日現在) □代表取締役:松本大輔 □事業内容:音楽関連出版事業
【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/index.htm
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:唐島夏生、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。
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