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2021.09.24
下北沢からインディーズ・シーンを見続けてきた男が語る、音楽業界でのサバイバル術! 『下北インディーズ社長 メジャーとは逆を行くインディー哲学』が9月25日に発刊。
インプレスグループで音楽関連のメディア事業を手掛ける株式会社リットーミュージック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松本大輔)は、『下北インディーズ社長 メジャーとは逆を行くインディー哲学』を、2021年9月25日に発売します。
94年にインディーズ・レコード・レーベル「KOGA RECORDS」発足後、四半世紀に及び下北沢でインディーズ・シーンを見続けてきた古閑裕氏。
「KOGA RECORDS」は長い歴史の中で、個性的なアーティストの作品をリリースし続けてきたのと同時に、KEYTALK、SpecialThanks、そこに鳴る、といった人気アーティストを輩出したことでも知られています。
彼はどのような方法で、「KOGA RECORDS」をシーンを代表するレーベルに作り上げたのか? また、決して上向きではない21世紀の音楽シーンで、なぜ27年にも渡りレーベルを続け、音楽業界で生き残れたのか? そして、どういった着眼点でKEYTALKといったアーティストを発掘し、マネージャーとして成功へと導いたのか──?
それはメジャーとは逆を行く、インディー魂あふれる彼の哲学にありました。
本書は自身の自伝をベースに、音楽シーンでの成功/失敗エピソードが赤裸々に語られる一冊となっています。
インディーズ・シーンという、また違う視点から見た音楽業界。この世界に携わりたい方、必見です。
▲バンドやレーベルなど、専門的な用語には注釈テキストが付随します。
▲自身が「親と息子のような関係」と語るKEYTALKとのエピソードは多数掲載。
▲巻末には関西を代表するインディーズ・レーベル"THE NINTH APOLLO"の渡辺旭氏との対談も。
■書誌情報
書名:『下北インディーズ社長 メジャーとは逆を行くインディー哲学』
著者:古閑裕
定価:本体1,800円+税
発売:2021年9月25日
発行:リットーミュージック
商品情報ページ https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3120343007/
CONTENTS
第1章 今の僕を形成した、ロックとの出会い
クイーンとミッシェル・ポルナレフ、これがロックの原体験/ファンレターが返ってきたことで、チープ・トリックへの一生の忠誠を誓う/世の中ではパンク・ロックが大流行。早速、髪の毛をパンク風に逆立てる/通い詰めたライブ・ハウス。僕にとってここは最高の場所
第2章 最高と最低を味わったヴィーナスペーター
一度つまずいたことで訪れた、東京の大学への進学/よく遊びよく飲んだ下北沢。僕はこの頃からこの街が大好き/一部上場の医療機器メーカーでサラリーマンに。だけど僕は音楽が忘れられなかった/外タレの前座で初ライブ、インディーズ・チャート1位。順風満帆で始まったヴィーナスペーター/トラットリアからメジャー・デビューを果たすも、3年半の活動でバンドは解散/バンドの解散で気づいた、人と人との繋がりの大切さ/BEYONDSを始めとしたメロコア・シーンとの繋がり/人と繋がるのはライブ・ハウス。楽しくライブを観て、飲んでるだけだけど
第3章 カッコいい! それを動機に始めたKOGA RECORDS
逆恨み、カッコいい、意地、それがレーベルを始めた理由/僕の大好きなバンドだけを集めた、レーベルの処女作となるオムニバス・アルバム/ぞくぞくと新作をリリースし、形作られていくKOGA RECORDS像/「これ、ちゃんと会社にしないとやばくない?」そのひと言でレーベルを会社化/自分の予想の遥か上をいってきたナンバーガールの『SCHOOL GIRL BYE BYE』/いいバンドを見つけても自分のレーベルで出せない。突如やってきたKOGA RECORDS低迷期
4章 レーベルを支えたバンド――SpecialThanks、そしてKEYTALK
そのステージを観て鳥肌が立った当時16歳の女の子/「古閑さんのところでお願いします!」。自分も想像しなかったまさかの言葉/KEYTALKの期待に応えるべく一大プロジェクトを展開/KEYTALKが新しい音を作り出すための、大きなきっかけとそこからの変化/「楽しいことをやろうぜ!」で始まった、YouTubeの『KEYTALK TV』/KEYTALKはファンに近い存在であり、ファンと一緒に楽しむというバンド/勉強することから始まった、KEYTALKのマネージメント業/危機管理よりも面白いことを! ちょっとした事件になった下北沢ゲリラ・ライブ/KEYTALKは下北沢に街ぐるみで育ててもらった/"KEYTALKの弟的"を脱却すべくBenthamに思うこと/そこに鳴るを聴いたときは、あまりに初体験のサウンドに驚いた/そこに鳴るで展開するKOGA RECORDS流のインディーズ的手法
第5章 インディーズ魂あふれる古閑流レーベル論
バンドとレーベルの関係は、完全なフィフティーフィフティーが理想/コロナ禍の令和3年、今イチオシの新人バンドが、シンガーズハイとAland/バンドとして、"あっ"と思えるものがあるか、それを重要視している/インディーズ・レーベルとお金の話/この時代にミュージシャンがレーベルや事務所に所属するメリットとは?/所属ミュージシャンとマネージメントの関係性
第6章 どうする? どうなる? KOGA RECORDSの未来
コロナ禍も含めて今後、ミュージシャンはどう活動していくべきか?/インディーズは順番待ち。やり続けていればいつか自分の番が回ってくる
東西インディーズ番長・スペシャル対談!
渡辺旭(THE NINTH APOLLO)×古閑裕(KOGA RECORDS)
PROFILE
古閑裕(こが ゆたか)
熊本県熊本市出身。明治大学政治経済学部経済学科卒業。有限会社マーガレット・ミュージック取締役社長、KOGA RECORDS代表。 90年代初頭に活躍したギター・ロック・バンド、ヴィーナスペーターのベーシストを経て、94年にインディ・レーベルKOGA RECORDSを設立。初期はデキシード・ザ・エモンズ、ナンバーガール、スクービードゥーなどをリリースしたことでも名高く、近年はSpecialThanks、KEYTALK、Benthamのほか、さらなる新しいアーティストも積極的に発掘しリリース。2013年KEYTALKのメジャー・デビューに伴いアーティスト・マネジメント部門をスタート。2015年レコーディングスタジオSTUDIO K5、2017年KOGA MILK BARを下北沢にオープンした。25年以上のインディ・レーベル活動で培ったノウハウを活かし、今なお、東京・下北沢を拠点に新しい音楽を発信し続けている。ROCKET Kというパワーポップ・パンク・バンドでも地道に活動中。大の酒好き。ラーメン好き。趣味はキック・ボクシング。
【株式会社リットーミュージック】https://www.rittor-music.co.jp/
『ギター・マガジン』『サウンド&レコーディング・マガジン』等の楽器演奏や音楽制作を行うプレイヤー&クリエイター向け専門雑誌、楽器教則本等の出版に加え、電子出版、映像・音源の配信等、音楽関連のメディア&コンテンツ事業を展開しています。新しく誕生した多目的スペース「御茶ノ水Rittor Base」の運営のほか、国内最大級の楽器マーケットプレイス『デジマート』やエンタメ情報サイト『耳マン』、Tシャツのオンデマンド販売サイト『TOD』等のWebサービスも人気です。
【インプレスグループ】https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」「学術・理工学」「旅・鉄道」を主要テーマに専門性の高いメデイア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
以上
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【本件に関するお問合せ先】
株式会社リットーミュージック 広報担当 原見
Tel: 03-6837-4704 / E-mail: pr@rittor-music.co.jp