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2017.08.03

森 瑞希インタビュー RADWIMPSのイマを支えるセッション・ドラマー|リズム&ドラム・マガジン2017年9月号より

Interview & Text by Rhythm & Drums Magazine Photo by Tetsuro Sato

 現在、ドラマーの山口智史がフォーカル・ジストニアを患い休養中の4人組ロック・バンド=RADWIMPSにおいて、その穴を埋め、土台を支え、リズムを彩るのが、若くしてサポートに抜擢された気鋭のセッション・ドラマー森 瑞希だ。ライヴでは元東京事変の刄田綴色と一糸乱れぬツイン・ドラムを披露し、その実力を遺憾なく発揮、間違いなく"今"注目すべきドラマーの1人と言える。本誌初登場となる今回は、彼がドラマーを志したきっかけやルーツをはじめ、セッション・ドラマーとして活動することになった経緯を探ってみた。

森 瑞希

プレッシャーはありましたしどんどん大きくなっているように思う

ー今回が初のインタビューになるので、まずは森さんがドラムを始めたきっかけから教えていただけますか?

 兄もドラムをやっていたのですが、それで僕も小学4年生の頃からドラム教室に通い始めたんです。T.G.P.ドラムスクールというところで、大学1年生の頃までは、ずっとそこでドラムを習っていました。

ー当時はどういったドラマーやミュージシャンに影響を受けていたんですか?

 始めた頃は、特に憧れているドラマーとかもいなくて、ただスクールに通っているだけでしたね(笑)。でもミスチル(Mr.Children)だけは聴いていたこともあって、小学生の頃はずっとコピーしていました。

ーでは森さんが本格的にドラムをやろうと思ったのは、いつ頃だったのでしょうか?

 確か中学2年生の頃だと思います。それこそRADWIMPS(以下、ラッド)を初めて聴いて衝撃を受けたというか、"ドラムにはこういうアプローチの仕方があるんだ!"って驚きましたね。それから一気にドラムを叩くことが楽しくなりましたし。だから高校受験のときも、まずは軽音楽部があるかどうかっていことを条件に学校を選んでいました。

ー村石雅行さんのドラム道場でも師事していたそうですが、なぜ道場へ通うことにしたんですか?

 初めにお話したように、大学1年生の頃までずっと習っていたスクールをやめたんですけど、その後どうしても壁みたいなものを感じてしまい......。それで、やっぱり誰かに見てもらいたいと思っていたら、ちょうど村石さんがドラム道場を開校されたタイミングだったんですよ。もちろん村石さんは知っていましたし、"これはぜひ直接教わりたい!"と思って、すぐに通い始めました。

(続きはリズム&ドラム・マガジン2017年9月号にて!)


品種雑誌
仕様B5変形判 / 156ページ / DVD付き
発売日2017.07.25