歌スク ✕ ATOボイトレ
オンライン・レッスン推進プロジェクト

リットーミュージック初のヴォーカル系YouTubeチャンネル「歌スク」では、「ATOボーカルスクール」とのコラボレーション企画『オンライン・レッスン推進プロジェクト』を展開します。

2020年に創立25周年を迎えたATOボーカルスクールは、１万人以上の生徒さんに指導を行なってきた対面レッスンのノウハウを、いち早くオンラインのレッスンに導入してきました。7月中旬には、これまでの「カラオケ大学」を「ATOボイトレ」と改称。新たに10名の「オンラインボイトレコーチ」を迎えて、より多くのオンライン・レッスンの受講が可能となります。

「歌スク」では、この新トレーナー10名による歌唱分析動画をアップしていて、今後も続々と動画を投入予定です。シンガーソングライター、流し歌手、ミュージカル映画監督など、個性豊かなメンバーによる動画で人気楽曲の歌い方を学ぶだけでなく、「この先生に歌を習いたい」と思ったら、すぐに受講手続きを進めることが可能。今なら30分の無料体験レッスンも行なっているので、ぜひ一度オンライン・レッスンを試してみてはいかがでしょうか。

「歌スク的　オンライン・レッスンのススメ」

ATOボイトレ
オンラインボイトレコーチ紹介

ATOボイトレ
オンラインボイトレプロデューサー
田中直人氏に聞く

──いつ頃からオンラインのレッスンは視野に入っていたのですか？

田中　スクールは25年間やってきているんですけど、この10年くらいでオンラインでやりたいという方も増えてきたので、5年前にオンラインボイトレの専用ページを仕組み化しました。さらに２〜３年前にZOOMが出てきて、音声と通信環境の向上......スマホでもできるという手軽さもあり、そこから飛躍的に盛り上がってきている状態ですね。

──オンラインでレッスンを受けられている生徒さんの数はどのくらいですか？

田中　オンラインで簡単に登録できるということもあって、現在は1,000人を超えています。ただ、これは数年で10,000人を超えるんじゃないかという勢いがありますね。初めは本当に数十人だったんですけど。コロナの状況もあって、どんどん増えている感じですね。

──実際にやってみて、オンライン・レッスンのメリットとは？

田中　たくさんあるんですけど、まずは生徒さんの立場で移動時間とコストが節約できているのが大きいです。今まで30分のレッスンのために、教室への往復で平均90分くらい、長い方だと３時間くらいかけて通ってらっしゃる方もいるんです。交通費もかかりますしね。それがオンラインだと自宅でギリギリまで練習して、レッスンを30分集中して頑張ったらパッと終わって復習もできると。さらに場所も生徒さんによっては自宅だけでなくカラオケボックスや、それこそ川辺で受けている方もいらっしゃったりするんですよ。いつでもどこでもスマホ１台あればできるので、そういう点が最大のメリットかなと思います。

──オンラインでは、生徒さんの住んでいる地域もまちまちですか？

田中　そうですね。最初は大阪とか名古屋とかの都市圏がやはり多かったんですが、最近では北海道から沖縄までいらっしゃいますし、中国、台湾、タイ、インドネシア、マレーシア、香港、シンガポール......珍しいところだとカンボジアとか。アメリカやヨーロッパの方もいますね。外国人の方もいますし、現地に滞在されている日本人の方も、なかなかヴォイス・トレーニングをするところがないということで来ていただいたりしています。

──聞きづらいのですが、デメリットは？

田中　今の今ですと、同時発音ができないので一緒に歌えないという部分はありますね。ただ、これは今いろんな会社が開発していて、いずれ解決できることだと思います。あとは電波状況が悪いということもまれにありますけど、ZOOMになってからはレッスンができなかったという状況は全然なくて、皆さんとても満足されていらっしゃいますよ。

──リアルのレッスンだと、発表会だとか、いわゆるイベントごとも楽しみだったりすると思うのですが、そのあたりは？

田中　それに関しては小さな規模と大きな規模があるんですけど、小規模についてはオンライン飲み会じゃないですけど50人くらい集まって、ひとりワンコーラスくらいずつ歌う会なども流行っていて、チャットで盛り上がったりしていますね。あとはYouTubeやInstagramを使ったライブ配信もやっています。投げ銭システムでの発表会を行なってみたり。インターネットを使うことで、リアル以上に親戚や友達などが観やすい環境で発表できたりもしています。

──インターネットからデビューまでという流れも普通にありますからね。

田中　そうですね。うちでもiTunesデビューコースをやっていて、６ヵ月でiTunesデビューできるというものですが、そちらも非常に人気があるコースとなっています。

──オンライン・レッスンの今後は、どのように進化していくと思いますか？

田中　今回コロナのことがあって、問い合わせ数もこれまでの３倍以上ありました。デビューに向けてという方もいますが、「もう一回音楽をやりたい」とレッスンを始められた方も大勢いらっしゃいました。あとは音痴を克服したいなど、ステイホームで時間のあるときに、しっかり歌を学びたいというニーズも増えていたりします。また、ストレスで「ただ歌いたい」という人も多かったんです。今まではオフライン、いわゆる対面でレッスンを受けていた生徒さんもオンラインでやってみたら、「オンラインのほうが楽しいし、結果が出る、身につく」という声がほとんどでした。どんどんオンライン化が進んでいるので、おそらく今後はオフラインよりもオンラインの数が上回る、逆転現象が起きるのではないかと予想しています。さらに未来のことで言うと、レッスンをしたら、そのままレコーディングできたり、声の波形が見られたりとか、トレーニングメニューもAIなどを使ってすぐに生徒さんに渡すことができるようになると思います。うちでもそういう研究をしているんですけど、そうするとアナログでやっていくよりも結果が出やすい。配信など表現する場所もネット上にいっぱいありますし、そういうところにも結びつきやすいというので、かなり面白い未来だと思っています。

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オンラインボイトレが受講できます！
詳しくはこちらのサイトをチェックしてください。

ATOボイトレ
https://www.karaoke.ac/