内容
コード進行が抱腹絶倒のイラストでアッという間に理解できる!!
【CONTENTS】
第1章 味付けと定番のコード進行!! (全6進行)
01. メジャーセブンスは大人の雰囲気
02.サス・フォーは引っ張られちゃう感じ
03.アド・ナインスは都会の香り
04.切なさの常套手段PART-1
05.セブンス・コードは橋を架ける
06.切なさの常套手段PART-2
メイキング・オブ・ザ・ブックその 1【バッジ連載期】
第2章 そのまま使えるコード進行!!(全13進行)
07.アメリカン・ロック的コード進行
08. ラテン系情熱コード進行
09.勢いのまま舞い上がれ!
10.メロディアスに下がり行くコード進行
11.びっくりショッキングなコード進行
12.二種類の変化球を含むコード進行
13.切なく沈んで行くコード進行
14.未練たっぷりのコード進行
15. 頑張って疲れても日々は続いて行く
16.いつでもどこでも使えるコード進行
17.めぐりめぐるメリーゴーランド
18.疑惑を呼ぶコード進行!?
19.初め笑顔で終わりは悲しいコード進行
メイキング・オブ・ザ・ブックその2【担当編集者との出会い】
第 3章 名曲っぽい!? コード進行!!(全14進行)
20.切ないどんでん返し
21.いかにも危うい不安定さ
22.子供に戻って何度でも遊びたい!
23.秩序の中に潜む反乱分子
24.貯めたバワーを一気に爆発
25.立ち止まってもまた走り続けるコード進行
26.浮遊感と着地を感じるコード進行
27.レール(ベース)の上で転がるコード
28.小物にちょっとした変化を付ける
29.突然の変化が切ないコード進行
30.ほろ苦い青春を思い出すコード進行
31.ロック・スピリット全開
32.唯一無ニのジミヘン・コード
33.追われるような緊張感!
メイキング・オブ・ザ・ブックその3【打ち合わせ期】
第 4章 開放弦を利用したコード進行!!(全7進行)
34.始まりを告げるコード進行
35.秘密のスパイ活動!?
36.期待を持たせるコード進行
37.美しくも悲しい旋律
38.緩やかな坂を登る感じ
39.悲しみをこらえるコード進行
40.風を感じるコード進行
メイキング・オブ・ザ・ブックその4【完結編】
◎おいしいコード進行120連発!!
◎アーティスト別「例曲」インデックス
編集担当より一言
今話題のアコースティック・ギター・デュオ,デパペペをメジャー・デビュー前に取材した時のことです。ふたりは弊社の教則本をよく読んでいてくれて,『なんちゃってジャズ・ギター』やその続篇にあたる『ちょっと本気でジャズ・ギター!』の読者でもありました。そういった話題で盛り上がっていたところ,メンバーの三浦君が“15秒でわかるなんとかっていう本がメチャクチャ面白いって徳岡さん(メンバーのもうひとり)に勧められて,僕も読んだら本当に面白くて,それから友達に勧めまくってましたよ!”と無邪気な目をして僕に言ってきました。内心ドキリとしながらもクールに“それってイラストがついてるやつでしょ?”と聞くと“そうです!あのイラストがわかりやすくて,グングン飛び立っていくイメージのコード進行とか,曲作りにすごく参考になったんです!”とたたみかけられました。続けてさらに“ああいう(コード進行のイメージをイラストで表現する)のは初心者にもわかりやすいし,見てるだけで楽しいから絶対にいいっすよね!僕のまわりではけっこう皆買ってましたよ!”と言ってくれるじゃありませんか。そこでネタバラし。“あの本を作ったの,僕なんですよ”。すると三浦君と徳岡君は目を見開き“エエー! マジっすか!!こんなところにおったなんて(←神戸出身,言葉の意味は不明)!”と興奮気味に,持っていた大きめのボストンバッグの中をガサゴソと探し,本書を取り出しました。これには僕の方が驚き,常に持って歩いてくれていることに感動の涙が溢れ出ました(←少し誇張気味)。ありがとう!さて,僕が個人的に気に入っているイラストはというと,Am-B7-E7-Amというコード進行を表現したものです。かなりお下品な絵なので一部には評判が悪い(?)ようですが,インパクト大で目にも耳にもきっと心に残るはずです!どんなイラストか興味のある人は,ぜひ本書を手にとって確かめてみて下さい!(元出版2部,現アコースティック・ギター・マガジン編集部,原英之)