内容
『ギタリストのための全知識』の著者が放つ実践的音楽理論書!
従来、音楽理論書の多くは鍵盤や五線譜での解説をメインにしていたため、ギタリストにはとっつきにくいものでした。そこで、『ギタリストのための全知識』で多くのギタリストに実践的なヒントを与え好評を博した養父貴が、ギタリストのために、ギタリスト目線で音楽理論を解説しました。コード・ボイシングやブルー・ノートといったギタリストになじみのテーマを深く掘り下げた解説や、実践的なコード進行例を豊富に交えた説明は、多くのギタリストにとって福音となるハズ。しかも、本文は2色刷りでポイントとなる部分が一目瞭然!参考書チックなレイアウトで、わかりやすさも倍増です。もちろん、付属CDで実際に耳で確認できるのも大きなポイント!
【CONTENTS】
■PART1 基礎的な知識
01 メジャー・スケール出現の理由
02 スケールの覚え方
■PART2 ダイアトニック・コード
01 ダイアトニック・コードについて
02 メジャー・ダイアトニックのコード進行
03 コード・スケール1(メジャー・ダイアトニック・コード)
04 テンション1(メジャー・ダイアトニック・コード)
05 マイナー・スケールとダイアトニック・コード
06 コード・スケール2(マイナー・ダイアトニック・コード)
07 テンション2(マイナー・ダイアトニック・コード)
■PART3 実践的なコード使用法
01 ダイアトニック以外のコード
02 分数コードについて
03 セカンダリー・ドミナントについて
04 代理ドミナント、二次代理ドミナントについて
05 ディミニッシュ・コードについて
■PART4 すぐに使える実例集
01 メジャー&マイナー・コードのミックス
02 リレイテッドIIm7
03 ブルースの音楽理論的な考察
04 その他のファンクション・コード
05 ターンアラウンド
06 ライン・クリシェ
07 実践的ギター・ボイシングについて
08 実際の楽曲に見るコード進行
付録ダウンロード
電子版用の音声データはこちらからダウンロードできます。
編集担当より一言
やばい、やばすぎる……。これはもしかしたら、ギタリスト向け音楽理論書のファイナル・アンサーではないのか?そんなやばいブツが、本書『ギターで覚える音楽理論』なのです。書名の通り、ギタリストに向けた音楽理論の解説書と言えばあまりに普通っぽいですが、あの“ギタ全(ギタリストのための全知識)”の養父氏が書いたとあれば、そのわかりやすさも想像できるでしょう。養父印のていねいかつフレンドリーな解説がギタリスト目線であるとしたら、読んでみたいと思いません? それから普通の理論書では実例があまり載ってないため、書いてあることも机上の空論みたいになりがちなのですが、この本では豊富な実例が掲載されています。しかも、なんと言っても付録CDがすごいことになってるんです。音楽的な完成度を重要視したCDなので、「ああ、このコード進行って実際の曲ではこう聴こえるんだ!」という発見の連続になること請け合い!理論と実践が密接に関係していることがわかるので、勉強する気も起きるというもの。やっぱり結果が見えないと、やる気はしないですよね?