内容
内田勘太郎の名作がDVDに!
75年「おそうじオバちゃん」で憂歌団が衝撃のデビューを飾って以来、日本全国至る所で聴衆を熱狂させてきた勘太郎のスライド・ギター。そんな勘太郎が自身のスライド・プレイを熱く語ったVHS『生ギターの男(2001年発売)』が、皆様からの熱いリクエストにお応えして、ついにDVDになりました。おなじみカルピスの瓶で作ったバーを小指にはめ、時には激しく、時には優しく、自由自在に弦の上を滑らせる姿は圧巻の一言。スライドを極めた男のDVD、どうぞご堪能下さい。
【CONTENTS】
■「潮時」
内田勘太郎(vo,g)
■ スライド・ギターと私 その1
◎スライド・バーとの出会い
◎スライド・バーの材質
◎スライド・バーの付け方
◎ オープン・チューニングの発見その1(オープンE)
◎オープン・チューニングの発見その2(オープンG)
◎力の入れ具合&弦高
◎ スライド・バーの長所
■沖縄での勘太郎 その1
■「美らフクギの林から」
内田勘太郎(vo,g)、石垣勝治(vo,g)
■スライド・ギターと私 その2
「美らフクギの林から」勘太郎本人による演奏アドバイス
■沖縄での勘太郎 その2
■スライド・ギターと私 その3
◎「シカゴ・バウンド」の秘密
◎スライド・バーでのバッキング・テクニック
◎オープンGとオープンDの雰囲気の違い(曲「何だわけ」)
◎ スライド・バーこぼれ話
◎スライド・バー製作現場
■沖縄での勘太郎 その3
■ 「BOOGIE in Bナチュラル(ナチュラル=記号)」
内田勘太郎(g)、金城浩樹(b)、氏永 仁(ds)
編集担当より一言
皆様のお陰でついにDVD化!まずは担当として厚く御礼申し上げます。制作当時の事をいろいろ思い出しつつ、あらためてご紹介させていただきます。撮影は2000年の11月、勘太郎さんが現在も居を構える南国・沖縄で行いました。アルバムのレコーディングを終えたばかりの勘太郎さんは、とてもリラックスして撮影に臨んでいただいた感じでしたねえ。このDVDの見所は、もちろん勘太郎さんのスライド・プレイ!…って演奏の凄さを紹介するのは、ファンの皆様の手前、大変野暮な気がしますので、ここでは唯一の東京ロケ「スライド・バーの作り方」のコーナーをちょっとだけご紹介しますね。実演してくれたのは勘太郎さんの知人のお父様です。先人の知恵ともいうべき方法で(詳しくは本編で)いとも簡単に貴重なカルピス茶色ビンを切ってくれました。ちなみにこのお父様、ギターは弾きません(笑)。この方をはじめ、勘太郎さんのお知り合いの方ってとても気さくな方が多いんです。人徳のたまものですねえ。そんな人情味溢れる勘太郎さんの演奏が満載のDVD、愛器チャキのピック・ギターもバリバリに鳴りまくってますので、ぜひぜひご覧くださいませ。