内容
全ギタリストの必修科目、“ブルース”最速上達術!
ジャンルを問わず、全ギタリストの必修科目と言えばブルース。3コードというわかりやすい枠組みの中で、誰とでも気軽に演奏を楽しめる魔法のスタイルと言えるでしょう。しかし、ただペンタトニックを上下するだけではブルースらしさは表現できません。本書ではブルージィな演奏のツボをわかりやすく紹介し、"実際に使える"フレーズを多数収録しています。練習で上達したら、見ず知らずの人たちとの演奏が楽しめる"ブルース・セッション"へ参加することでさらなる飛躍が望めます。セッション参加への手順も詳しく紹介しました。本書のお薦めCDを聴き、フレーズを習得し、セッションで腕を磨くという手順を踏めば、短期間でギター・プレイが見違えることでしょう!
【CONTENTS】
■1.ブルースを知れば楽しさ100倍!
◎ブルース・ギターの歴史
◎ブルース・ギターの名盤
■2.すぐ使える厳選ギター・フレーズ
◎バッキング
◎ソロ
◎ターン・アラウンド
◎イントロ&エンディング
◎模擬セッション
■3.いざセッションへ!
◎ブルース・セッションの心得
◎セッションの現場をレポート!
◎名人が語るブルース上達法(塩次伸二/山岸潤史/菊田俊介)
編集担当より一言
やっぱりギター弾きならブルースの3コードでアドリブくらい取れないとねぇ、なんて思ってはいるのですが、いざやってみるとマイナー・ペンタをひたすらダラダラ弾いてしまうのは私だけではないはず。結構イケるような気がするというアナタも、録音して冷静に聴いてみると……あららら。シンプルでごまかしが利かないだけに難しいのですね。カッコ良く弾けない原因はさまざまですが、最も大きいのはブルースをあまり知らないということに尽きます。だから、リズムや音使いがそれっぽくならず、どこで息継ぎをすればいいのかわからないダラダラフレーズが出てきてしまうのです。本書ではそれを解決すべく、ブルースの歴史、名盤などをザッとおさらいしてブルース脳を開発し、実 践的なフレーズを弾きまくってテクニックを習得。最後はさらに上を目指すためブルース精神の鍛え方までフォローしています。これで上達は確実! どっぷり浸かりたい方も、要点だけササッと習得したい方も、まずは本書を手に取ってみて下さい。(編集担当/橋本)