すぐに使える！　PAお役立ちハンドブック

PAオペレートにおいて、"音の性質"や"電気のこと（数式！）"を学んでおくのは、もちろん大事なこと。でも、そこでつまづいてしまっては、元も子もありません。本書では、そういった"難しいこと"は他の本に任せ、徹底した現場主義の姿勢でPAの解説をしてゆきます。各楽器へのマイキングはどうすべきか？　EQのセッティングは？　コンプのかけ方は？　AUXでのモニター送りは？　等々、各項目で典型的なセッティング（と考え方）を紹介しているので、理論はともかく、現場をこなすことが可能になるはずです。そこからさかのぼって理論を勉強するも良し、本書のセッティングをカスタマイズするも良し。まずは本書を手に、現場に飛び出そう！

【CONTENTS】
■PART1　マイキング術
マイクの基礎知識／ドラム／ベース／ギター／キーボード類／ピアノ／ブラス＆ストリングス／パーカッション／ボーカル

■PART2　エフェクト術
エフェクターの基礎知識／グラフィック・イコライザー／パラメトリック・イコライザー／コンプレッサー／ゲート／リミッター ／チャンネル・デバイダー／リバーブ／ディレイ

■PART3　ミキサー操作術
ミキサーは何のためにあるのか？／メイン・ミキサー／メイン・ミキサーの使用法／モニター・ミキサー／デジタル・ミキサー

■PART4　チューニング術
スピーカーのチューニングとは？／アナライザーを使用／オススメのチューニング法

■PART5　メンテ術
メインテナンスとは？／ケーブルのメインテナンス／棚卸しメインテナンス

■PART6　TIPS集
チャンネル数の少ない卓でのオペレート／かぶり対策／ハウリング対策／反射＆吸音対策／ケーブルの断線チェック ／照明チームとの電源共有／野外のPAマン／ミュージシャンとのコミュニケーション／ライブ録音のやり方／役立つ小物たち／PAマンになるには

■APPENDIX 　メーカー名／機材名小事典