内容
ロック目線で気軽に楽しくジャズ体験! 基本的な奏法や実践的フレーズをたっぷり紹介!!
ジャズは難しいと思って敬遠している人! スウィングしようとしてもロック風のシャッフルになってしまう人!……そんな人たちにオススメしたいのが本書です。これは誰もが気軽にジャズ体験できる“敷居の超低い1冊”。軽く読むだけで、いつでもどこでも本格的っぽいフレーズが叩けるようになります。「ロックとの比較」や「自宅練習用パッド・フレーズ」といったコンテンツをチェックすれば、ジャズがグングン身近なものになるはず。ぜひ本書を使って、“ジャズの世界”を楽しく体感してください!
【CONTENTS】
■第1章 ロックとジャズの比較~ロック系ドラマーがジャズを叩いたら~
1. チャド・スミスがジャズを叩いたら?
2. イアン・ペイスがジャズを叩いたら?
3. バーナード・パーディがジャズを叩いたら?
4. ジョン・ボーナムがジャズを叩いたら?
■第2章 意外に単純!ジャズ・ドラムの基本
1. ジャズっぽい音色、音量バランスって?
2. ジャズのグルーヴ、スウィングについて
3. ジャズっぽさの要、シンバル・レガート
4. ジャズのハイハットは叩くよりも“踏む”
5. ジャズっぽいバス・ドラムの叩き方は?
6. ブラシを制する者はジャズを制す
7. レギュラー・グリップをマスターしよう
■第3章 なんちゃってジャズらくらくフレーズ集
◎リズム・パターン編
1. 超カンタン!4分音符でシンバル・レガート
2. 4ビートで歌うようにシンバル・レガート
3. アップ・テンポの4ビートをプレイしよう
4. シンバル・レガートにバリエーションをつけてみよう
5. 色気たっぷり!ブラシで4ビート
6. リズム・チェンジの必殺技 2ビートを身につけよう
7. ジャジィにオシャレにボサノヴァをプレイ
8. ちょっとだけ本気でボサノヴァをプレイ
9. アフロ・キューバン・ジャズを叩いてみよう
10. ちょっと本格的にアフロ・キューバン
11. アフロ・キューバンのバリエーションを叩こう
12. 3連系のジャジィなアフロ・キューバンを叩こう
13. 流麗な3拍子のジャズ・ワルツを叩こう
14. 変拍子ジャズの代表格 5拍子にノッていこう
◎フィルイン編
1. 4ビートでなんちゃってコンピング
2. ちょっと本気でコンピング
3. 2拍3連でスネアを挿入する
4. 左手の2連打によるコンピング
5. バスドラを使ったなんちゃってコンピング
6. バスドラを使ったちょっと本気のコンピング
7. スネア&バスドラでコンピング
8. スネア&バスドラでもっとコンピング
9. スネア&バスドラでもっともっとコンピング
10. アクセントを工夫した3連系のフィルイン
11. タムを駆使した3連系のフィルイン
12. シンコペーションを絡めたジャジィなフィルイン
13. 酔っぱらって叩く!?ドラッグ系フィルイン
14. ジャズで多用されるクローズド・ロールを習得
15. ブラシを使って“適当に”コンピング
16. ボサノヴァのリズムでフィルインを叩く
17. アフロ・キューバンのリズムでフィルインを叩こう
18. かなり本気のコンピングに挑戦
19. “キメ”を絡めたフィルインにチャレンジ
◎ソロ編
1. まずはシンプルになんちゃってドラム・ソロ
2. 3連符のアクセントで歌うスネアでのソロ
3. タムのアクセントを駆使したメロディアスなソロ
4. 1つ打ちと2つ打ちを組み合わせたドラム・ソロ
5. 手足のコンビネーションでなんちゃってドラム・ソロ
6. 3拍フレーズを使ったスリリングなソロ
7. 2つ打ちを使った超スリリングなソロ
8. ついに登場!パラディドル応用ソロ
9. フラムを散りばめたドラム・ソロ
■第4章 曲に合わせてジャズをプレイ!
◎アイ・ガット・リズム
◎聖者の行進
◎ジングル・ベル
■コラム
1. ロック・ドラマーvsジャズ・ドラマー
2. 筆者のなんちゃってジャズ・ドラム体験
3. なんちゃってジャズ・ドラム体操
編集担当より一言
ジャズがプレイできればカッコイイはずだ……というのが本書の率直な企画理由です。練習の合間に、またはサウンド・チェックの際に、あるいは楽器店での試奏に、“チィンチッキ・チィンチッキ”とレガートしてみてください。それだけできっと楽しくなりますよ! そうやってお手軽に楽しくジャズに取り組むために、本書には基本奏法やフレーズをたくさん掲載・収録しています。特筆すべきは練習パッドを使ったフレーズを付録CDに収録している点(レコーディングに苦労しました!)。パタパタパタパタ……というショボいサウンドですが(!?)、きっとリアルな自宅練習がイメージできるはず。もちろん本格的なジャズ・フレーズを体感することもできますよ! ぜひ手に取ってみてください。(編集担当/三上)