内容
大量396種のスケールを付録CDにすべて収録! ソロを自在に弾きこなすための究極の1冊!!
ギター・ソロに役立つ偉大なアイテム......それがスケールです。本書では、目と耳と指を駆使して、この強力な武器を丸々身につけていただきます! 最大の目玉は、ギタリスト必須の22スケール396種をCDに収録している点(もちろんすべて指板図対応)。これによって「雰囲気の体感」、「指板上の音配置の確認」、「実際に弾くことによる肉体的鍛錬」という、スケール習得のための3大要素をスムーズにクリアできるのです。また、各種スケールを使った実践的なソロ例やメカニカルな練習例を紹介、その他にQ&A形式でスケールの基本的な仕組みも解説しています。まさにスケールをグイッと丸呑みし、身につけるための究極の1冊と言えるでしょう。ギター・プレイの楽しさをより一層押し広げるために、本書をぜひ活用してください!
【コンテンツ解説】
■第1章 スケールを駆使したソロの例〈CD対応〉
多くのギター・ソロは、なにかしらのスケールをもとに成り立っています。
まずはスケールを活用したソロの実践例を紹介。
→実践フレーズをチェックすることで、スケールの必要性や利便性が実感できます。
■ 第2章 決定版!ギター・スケール396〈CD対応〉
付録CDと指板図を使ってスケールを徹底的に紹介。その数なんと396種。
CD を聴くだけでも、雰囲気を体感できるという効能があります。
→ギタリストにとって欠かせないスケールを徹底的にチェックすることができます。
■第3章 ところでスケールって何?
Q&A 形式で基本的/常識的なスケールの仕組みを紹介します。
じっくり読めばスケールを自在にあやつるコツが見えてくるでしょう。
→スケールの仕組みを理解すれば、ソロを自在にコントロールできるようになります。
■ 第4章 スケール基礎トレーニング集〈CD対応〉
最後に、メカニカルで効率の良いスケール練習フレーズを紹介。
各スケールのポジション、響き、雰囲気を確認しながら弾きましょう。
→効率的なスケール練習法を知ることで、より良いプレイができるようになります。
【詳細コンテンツ】
■第1章 スケールを駆使したソロの例
スケールの利便性や必要性がわかる8本のソロを紹介
◎Eマイナー・ペンタトニック・スケールでのハード・ロック・ソロ
◎A メジャー・ペンタトニック・スケールでのブルース・ソロ
◎Cミックス・ペンタトニック・スケールでのロックン・ロール・ソロ
◎Gメジャー・スケールでのラテン・ソロ
◎Fナチュラル・マイナー・スケールでの泣きのソロ
◎Gハーモニック・マイナー・スケールでのハイテク・ソロ
◎Cドリアン・スケールでのジャジィなソロ
◎Dコンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケールでのファンク系ソロ
■ 第2章 決定版!ギター・スケール396
≪登場する22スケール≫
◎マイナー・ペンタトニック
◎メジャー・ペンタトニック
◎ミックス・ペンタトニック
◎メジャー(=イオニアン)
◎ナチュラル・マイナー(=エオリアン)
◎ハーモニック・マイナー
◎メロディック・マイナー(上行)
◎ドリアン
◎フリジアン
◎リディアン
◎ミクソリディアン
◎ロクリアン
◎ディミニッシュ
◎コンビネーション・オブ・ディミニッシュ
◎オルタード
◎ハーモニック・マイナー・パーフェクト・フィフス・ビロウ
◎ホールトーン
◎リディアン・セブンス
◎ロクリアン・ナチュラル2
◎ハンガリアン
◎沖縄(=琉球)ペンタトニック
◎スパニッシュ
■第3章 ところでスケールって何?
Q1 そもそもスケールって何?
Q2 m3とか△7といった「度数」の意味は?
Q3 ペンタトニック・スケールってどういうもの?
Q4 イドフリミエロっていったい何なの!?
Q5 各スケールごとに教えて!
Q6 各スケールの構成音を比較して教えて!
Q7 他にも面白いスケールがあったら紹介して!
Q8 ハーモニック・マイナーってどういうもの?
Q9 スケールを使いこなすための勉強法は?
■第4章 スケール基礎トレーニング集
飽きのこない16本のメカニカル練習フレーズを紹介
◎Aマイナー・ペンタトニック・スケール
◎C メジャー(=イオニアン)スケール
◎Gナチュラル・マイナー(=エオリアン)スケール
◎B♭メジャー・ペンタトニック・スケール
◎D ミクソリディアン・スケール
◎Cホールトーン・スケール
◎Eドリアン・スケール
◎Aロクリアン・スケール
◎Fリディアン・セブンス・スケール
◎Bディミニッシュ・スケール
◎E♭メジャー(=イオニアン)スケール
◎Gロクリアン・ナチュラル2スケール
◎Cリディアン・スケール
◎Eコンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケール
◎Dドリアン・スケール
◎Aハーモニック・マイナー・スケール
編集担当より一言
「スケールだけ覚えてもソロは弾けない」という意見があります。それに関して個人的には賛成です。でも「だからスケールは不要」だとは思いません。カッコ良いソロに欠かせないのは、「グルーヴ」、「歌心」、「テクニック」、「音色」、「コード・トーン」などなどですが、それらと同じように重要な要素のひとつが「スケール」なんだと思います。 スケールは、グルーヴや歌心とは異なり、覚えさえすればいつでも使えます。つまり、とっても役に立つアイテム(武器)になり得るんです。ただ、量が多いから覚えるのは面倒です、そして退屈です。だからこそ……役に立つのに退屈だからこそ……スケールをスルッとムダなく身につけてもらいたいんです! そういう思いからできたのがこの『ギター・スケール大図鑑396』です。通勤中・通学中・就寝前・就寝中(睡眠学習!?)に付録CDを聴き、指板図を覚え、フレーズを弾いて、スケールを丸々体感してください。ぜひどうぞ。 (編集担当・三上)