内容
「症状→原因→対策」の流れで確実に苦手を克服できる!
「あの曲が弾きたい!」というきっかけで始めた譜読み......。しかし、「どうしてもココが弾けない!」「何が悪い?」「どのように練習すれば良い?」といった悩みは尽きないものです。本書では<症状>→<原因>→<対策>という流れで、1つ1つの問題を丁寧に解決に導きます。また、実際の曲に当てはめた練習方法も紹介。「うまく弾きたい!」という情熱を持つ人を応援し、がっちりサポートします。練習フレーズも「げんこつのマーチ」や「王様と侍従」といったタイトル付きで、難易度は低め、2~8小節程度の楽しいフレーズばかり。子供から大人まで、ピアノが大好きな誰もが使えるようにしました。練習フレーズの模範演奏CD付き。
【CONTENTS】
■序章
◎1日にどのくらい練習したら良いですか?
◎ 素早く暗譜する方法はありますか?
◎効果の良いウォーミング・アップ方法はありますか?
■プレイ・フォーム編
◎ 早く上達したいが、何をどう進めれば良いかわからない
◎肩胛骨が痛くなる
◎肩がすぐに凝ってしまう
◎脱力の仕方がわからない
◎ 親指を使う時、いつもモタついてしまう
◎薬指が思い通りにならない
◎小指がとても弾きづらい
■テクニック編
◎ トリルの粒が揃わない <喜びの島/ドビュッシー>
◎スケールがキレイに流れない <悲愴 第3楽章/ベートーヴェン>
◎和音のフレーズがバラバラになる <飛翔/シューマン>
◎跳躍フレーズがビタッと決まらない <鐘/ラフマニノフ>
◎左手の動きが非常に悪い <エチュードOp.10-4/ショパン>
◎黒鍵をハズしてしまう <黒鍵のエチュードOp.10-5/ショパン>
◎3連符を含む音型がカッチリ決まらない <ラプソディ・イン・ブルー/ガーシュウィン>
◎ウラ拍を途中で見失う <アイ・ガット・リズム/ガーシュウィン>
◎p が抜けてしまう <トロイメライ/シューマン>
◎fバリッと決まらない <ラプソディ1番/ブラームス>
◎連続したオクターブのフレーズで手が痛くなる <革命のエチュード/ショパン>
◎スタッカートが歯切れ良く決まらない <道化師の朝の歌/ラヴェル>
◎レガートがうまくいかない <ノクターンOp.9-2/ショパン>
◎片手で3声をうまくコントロールできない <別れの曲/ショパン>
◎1つのフレーズを両手を使って滑らかに弾けない <ため息/リスト>
◎ペダルを踏み替えるタイミングや踏み替えのルールがわからない <スケルツォ第2番/ショパン>
■番外編
◎本番の異常な緊張を抑える方法はありますか?
◎本番中に集中力を途切れさせない、良い方法はありますか?
◎今からでも手を大きく、指を長くできますか?
◎個人練習でリズム感を養うことは可能?