内容
名ジャズ・ギタリストたちを、徹底的に分析!
1940年代のビ・バップ期に始まるエレクトリック・ジャズ・ギターの進化の過程において、重要な役割を担ったギタリストをピックアップし、紹介するムック本の登場です。登場する"ジャズ・ギター・ジャイアンツ"は、全13人。彼らのバイオグラフィやディスコグラフィはもちろん、使用機材や奏法分析など、多角的な視点で解説された内容は、ジャズ・ギターに興味のある人であれば、読み応え十分。各ギタリストの特徴や歴史を余すことなく堪能できるはずです。奏法、歴史、名盤など、ジャズ・ギターのすべてがわかる、永久保存必至の一冊です!
【登場ギタリスト】
■モダン・ジャズ・ギターの開祖、チャーリー・クリスチャン
■正統派ジャズ・ギターの巨人、バーニー・ケッセル
■バップ・スタイルを極めた天衣無縫のテクニシャン、タル・ファーロウ
■至高のスウィンギン・グルーヴを演出する達人、ハーブ・エリス
■ブルージィかつ華麗にスウィングする王道ジャズの最高峰、ケニー・バレル
■不世出の天才ジャズ・ギタリスト、ウエス・モンゴメリー
■ブルース・フィール渦巻くシングル・ノートの鬼才、グラント・グリーン
■現代ジャズへの扉を開いた知性派、ジム・ホール
■正統派超絶技巧を操るジャズ・ギターのヴァーチュオーゾ、ジョー・パス
■超一級のテクニックと甘い歌声で魅せたエンターテナー、ジョージ・ベンソン
■ジャズの光と影を背負った不死鳥、パット・マルティーノ
■ジャズ・ロックの地平を切り開いたパイオニア、ジョン・マクラフリン
■ジャズとロックを結ぶ永遠の求道者、ラリー・コリエル
編集担当より一言
13人の名ジャズ・ギタリストのバイオやディスク・ガイド、使用機材などを細かく網羅した内容なだけに、ジャズ・ギター好きの方には満足していただけるのではないかと思います。また同時に、ジャズ・ギタリストものを聴きたいが何を聴いたらいいかわからないという、ジャズ初心者にもオススメです。使用ギターや譜面、オススメCD紹介から“ビビビッ”と来たギタリストのものを一度聴いてみるなんいう読み方をしてみるのも良いと思います。かく言う自分も、実はジャズ・ギタリストにはそこまで詳しくなく、この本を編集しつつ、気になったギタリストをチェックした次第ですよ!(出版1部:辻井 恵)