内容
高い意識で練習すれば、ギターは絶対うまくなる!
好きな楽曲のコピーやカッコいいフレーズの練習で、ギター中級者になったと自覚している人は多いでしょう。ただ、“上級者”と言われるプレイヤーの演奏と自分の演奏を聴き比べ、“自分はそこまで弾けていない”、“何かが足りない”と感じている人も少なくないのでは? ある一定のレベルからなかなか上達しない……それは、練習への取り組み方がいけないのかもしれません。本書はギターがうまくなるために必要なポイントを、メイン・フレーズ、それをさらに噛み砕いたサブ・フレーズとともに明確に示していきます。闇雲な反復練習ではなく、高い意識を持って課題点に挑むことで、伸び悩みを解消し、確実な上達をうながします!
【CONTENTS】
■第1章:ピッキング篇~右手のコントロールでサウンド&リズムをレベルアップ!
■第2章:フィンガリング篇~左手の精度を高めて表現力を向上させる!
■第3章:リズム篇~分析能力を鍛えてリズムの精度を高める!
■第4章:特殊奏法篇~高等テクニック“タッピング&スウィープ”をマスター
編集担当より一言
中級者が伸び悩む一番の理由は、ある程度弾けるからこそ、次はどんな練習をすればいいのかわからなくなってしまうところにあると思います。本書はそこを的確に導く1冊です! 著者は『ネオ・クラシカル・ギター大全』でお馴染みの堀沢俊樹さん。正確な演奏をさせたら日本一とも言える孤高のギタリストです。そんな堀沢さんを象徴する、本書での出来事をひとつ。
記譜についても厳格な氏。“大きなミスを発見しました”との連絡に、
編集「え!、何ごとですか!?」
堀沢「A♭がG#になっていました」
……た、確かに大切です、そこ。ここ数ヵ月、堀沢さんと一緒に作業をしたことで、早くも伸び悩みを解消した気になった編集担当なのでした。(出版1部:岡見高秀)