内容
ホーン・セクションが唸る、ジャズファンク定番曲のバンドスコア
4ビート系ジャズ・セッションにかわって、近年盛り上がりを見せているジャズファンク系セッション。そんなジャズファンク系セッションでの定番曲を3管アレンジのバンドスコアで掲載したのが本作。ハービー・ハンコック、JB'sといったジャズファンク・スタンダードを現代風にアレンジし、これからセッションに参加したいと考えているビギナーからプレイの幅を広げたいというベテランまで楽しめる、これまでにない楽譜集が完成した。演奏/解説はスガシカオのサポートなどでも知られる注目の若手ホーン・セクション、Fire Horns(ファイヤーホーンズ)。サウンド・プロデューサーには坂本竜太(b)を迎えた豪華な1冊だ。
【CONTENTS】
■バンドスコア&Cメロ譜(7曲)
■各曲解説
■コラム
■参加ミュージシャン紹介
■機材紹介
【収録曲】
※カッコ内はオリジナル・アーティスト
■ザ・チキン(ジェームズ・ブラウン)
■ハング・アップ・ユア・ハング・アップス(ハービー・ハンコック)
■パス・ザ・ピーズ(JB's)
■スカイスクレーパー(デオダート)
■カメレオン(ハービー・ハンコック)
■ピック・アップ・ザ・ピーシズ(アベレージ・ホワイト・バンド)
■ヴァルデス・イン・ザ・カントリー(ダニー・ハサウェイ)
編集担当より一言
この楽譜集の最大の目玉は付録CDに収録された7曲の模範演奏です。演奏はスガシカオやbirdなどのサポートで活躍する新鋭ホーン・セクション“Fire Horns”。そこにスガシカオ・バンドのリーダー/ベーシストである坂本竜太さんがサウンド・プロデューサーとして加わり、模範演奏の域を超えた本気のプレイを収録しています。今回はジャズファンクの定番曲をトランペット、サックス、トロンボーンの3管編成のアンサンブルとソロがたっぷりと堪能できるアレンジを施してみました。Fire Horns流にコンテンポラリーな要素も加わった演奏を、ぜひ聴いてみてください。
また、この楽譜を題材にしての、Fire Hornsがホストを務めるセッションやコンテストも現在企画中です。こちらもお楽しみに。(サックス&ブラス・マガジン編集長:湯川雅宗)