内容
インターバルをじっくり丁寧に教えるDVD付き教則本!
みなさんは、コードやスケールがスムーズに覚えられない、譜面に対して苦手意識がある、理論書を最後まで読み通せない、といったようなお悩みをお持ちではないですか? このような問題の原因は、"インターバル(音程)"をしっかり理解していないということが多いようです。本書は、そんなインターバルの見方を、①図版をたくさん盛り込んだやさしい解説 ②クイズ形式による度数の判別トレーニング ③著者による実際の講義を収録した50分DVD、という3つの要素でじっくりレクチャーする教則本です。音楽理論の勉強や、コード&スケールを実践的に使えるようになるためには、インターバルの知識を身につけることが避けては通れません。この機会に、しっかり学んでみませんか?
【CONTENTS】
■2nd&3rdの見分け方
■4th&5thの見分け方
■6th&7thの見分け方
■インターバル・トレーニング
■コードとスケールの基礎知識
編集担当より一言
突然ですが、漫画『ドラゴンボール』のお話です。孫悟空とクリリンは、亀仙人に入門した直後、毎日重たい亀の甲羅を背負った状態で牛乳配達をするという、彼らにしてみたら“地味で、意味不明な修行”をさせられていました。当然、不満はたまっていきます。しかし、何日か経って、甲羅を取ってみると、今まで以上に身体を素早く動かせるようになっていたのです。彼らは、この修行を通じて、武道家としての“基礎体力”を身につけることができたわけです。
インターバルの見方をレクチャーする本書の効能も、このエピソードに通じるところがあると思っています。本書を読んでも、すぐに指が滑らかに動くようになったり、作曲やアレンジができるようにはなりません。しかし、じっくり読み込むことによって、音楽に対する感度が高められるようになります。これからずっと音楽を表現していきたいと思っている方は、本書を通じて、音楽家としての“基礎力”を身につけてみませんか?(出版1部 鈴木健也)