内容
『ウクレレ・マガジン』でも大人気のアレンジャーによる初のソロ・ウクレレ・アレンジ譜面集！
スウィング・ジャズを中心とした幅広い演奏スタイルで国内外から高い評価を得ているウクレリスト／ギタリストの富永寛之氏を著者に迎えたソロ・ウクレレ教則＆譜面集本。定番の「映画音楽」をテーマとした計30曲、ジブリやJポップからジャズ、ラテン、ハワイアン、クラシック、フォークなどなど様々なジャンルの楽曲が選ばれていますが、それぞれに共通するのは、どの曲にも富永氏らしいオシャレなアレンジが施されている点です。このあたり、アレンジ・ネタのデパートとも呼べそうな同氏のアイディアがふんだんに散りばめられているので、アレンジの勉強をしたい方にもオススメでしょう。付録CDには掲載される全30曲の譜面の模範音源を収録しており、超現場主義を自称する同氏の軽快な演奏は音楽としても十分に楽しめる内容になっています。
【収録曲】
01. オーラ・リー ～映画『ラヴ・ミー・テンダー』より
02. 愛しのクレメンタイン ～映画『荒野の決闘』より
03. 海の見える街 ～映画『魔女の宅急便』より
04. 埴生の宿 ～映画『火垂るの墓』より
05. ブルー・ハワイ ～映画『ブルー・ハワイ』より
06. メヌエット ト短調 ～映画『アンナ・マデリーナ』より
07. アヴェ・マリア（エレンの歌 第3番） ～映画『アヴェ・マリア』より
08. アメイジング・グレイス ～映画『アメイジング・グレイス』より
09. エル・チョクロ ～映画『グラン・カジノ』より
10. 悲しくてやりきれない ～映画『パッチギ!』より
11. カントリーロード ～映画『耳をすませば』より
12. 煙が目にしみる ～映画『オールウェイズ』より
13. コーリング・ユー ～映画『バグダッド・カフェ』より
14. 少年時代 ～映画『少年時代』より
15. SWEET MEMORIES ～映画『ペンギンズ・メモリー 幸福物語』より
16. スカボロー・フェア ～映画『卒業』より
17. スマイル ～映画『モダン・タイムス』より
18. なつかしのニューオリンズ ～映画『ニューオーリンズ』より
19. ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ ～映画『ニュー・シネマ・パラダイス』より
20. 見上げてごらん夜の星を ～映画『見上げてごらん夜の星を』より
21. バラ色の人生 ～映画『エディット・ピアフ ～愛の讃歌～』より
22. ひこうき雲 ～映画『風立ちぬ』より
23. アズ・タイム・ゴーズ・バイ ～映画『カサブランカ』より
24. 雨にぬれても ～映画『明日に向って撃て！』より
25. いつか王子様が ～映画『白雪姫』より
26. オーバー・ザ・レインボー ～映画『オズの魔法使』より
27. この素晴らしき世界 ～映画『グッドモーニング，ベトナム』より
28. アイ・ガット・リズム ～映画『巴里のアメリカ人』より
29. オールド・ファッションド・ラヴ ～映画『ギター弾きの恋』より
30. 太陽がいっぱい ～映画『太陽がいっぱい』より
試聴動画
本誌収録曲を著者の富永氏が演奏した動画をご紹介いたします。
※上記、収録曲リスト内の動画と同じものです。
オーラ・リー ～映画『ラヴ・ミー・テンダー』より
アヴェ・マリア（エレンの歌 第3番） ～映画『アヴェ・マリア』より
エル・チョクロ ～映画『グラン・カジノ』より
いつか王子様が ～映画『白雪姫』より
アイ・ガット・リズム ～映画『巴里のアメリカ人』より
編集担当より一言
企画当初に著者の富永さんからご提案頂いた案の一つに『ウクレレ・クッキング』という企画がありました。これは音楽と料理とを同時に楽しむ楽譜＆レシピ集という斬新な企画で、自炊派である自分にも共感できる内容のものでした。確かに料理によっては待ち時間もあるのでその間にウクレレを弾いているのはアリではないかと。それで、早速自宅でウクレレ・クッキングしてみましたが、これが意外と難しい。というかどっちにも集中できませんで、料理もウクレレもハンチクな自分には無理な芸当だと知った次第です。
それから紆余曲折を経て今回はソロ・ウクレレの映画音楽スコア集という体裁にあいなりましたが、実はこの中でウクレレ・クッキングも少しだけやってます。ぜひ挑戦してみて下さい。
（出版3部／熊谷）