内容
ロック・ギタリストに必要な厳選9スケールを徹底解説!
音楽の世界にスケールは数多ありますが、その中でもロック・ギタリストがソロやアドリブを弾くために必要となるスケールは限られてきます。本書では、ロック・ギタリストが実践で使用する9つのスケールを、“覚えやすさ”、“活用頻度”の両面を踏まえ、独自の順序でひとつひとつ丁寧に解説していきます。また従来のスケール本は<インターバルの説明とスケール使用譜例を弾く>というものが多かったですが、本書では、実際に自分でスケールを活用できるようになるためにも、アドリブの足がかりを作るためのレッスンも行ないます。“何となく理解する”のではなく、自分の体に入れて、実際に使いこなすための手順がつまった、スケール活用本の決定版です!
【CONTENTS】
■序章:スケールってどんなもの?
■第1章:スケールを覚える準備
■第2章:スケールの基礎知識
■第3章:ギタリストの基本スケール<ペンタトニックとメジャー&ナチュラル・マイナー>
■第4章:実用的モード系スケール<ドリアン、リディアン、ミクソリディアン>
■第5章:和音的&旋律的マイナー・スケール<ハーモニック・マイナーとメロディック・マイナー>
■第6章:スケール・チェンジ入門
本書の紹介動画
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編集担当より一言
スケールの使いこなしをイチから勉強していこうという本書ですが、ここでは、著者である堀沢さんのことを、もう少し掘り下げてみたいと思います(堀沢だけに)。
堀沢さんは、“日本屈指のスケール・マスター”と言っても過言ではないギタリストです。 中学生時代からアドリブ的演奏をするため、独学でスケールを見つけ出していたというから驚きです。 そんな堀沢さんは、本書の文章そのままの、非常にカッチリした人物であります。 会話のベースは“デスマス調”で、“超”や“!”マークは使いません。 僕もかれこれ10年以上の交流になりますが、初めてしゃべった時から、そのスタンスは今もって変わりません。
前述のとおり、本書の解説もとても丁寧な口調で綴られていますので、とても読みやすくなっていると思います。スケールの説明はどうしても難しくなりがちですが、このよどみない文章により、すんなりと読み進められるのではないでしょうか?
ぜひ本書を手に、スケール・プレイを身につけてください!
(編集担当・岡見)