内容
スケールやコード~押さえているのは「何の音なのか」、理解して弾いてますか?
押さえる場所に●などの位置指定がある指板図を見てコードやスケールを覚えた結果......その「押さえる場所だけ」を覚えて闇雲に弾いていませんか? スケールやコードを弾く際、ルート以外の音が何の音か理解してますか? すべての音には役割と意味があります。なんとなく指板図の●の印の音を押さえて弾いているだけではなかなか上手くなりません。 そこで「音名を明記」+「度数を色分け」したスケールとコードの指坂図がいっぱい載っている本を作りました。例えば3rdの音(短3度や長3度)は紫、7th(短7度や長7度)の音は緑、といった具合に必要最小限の度数カテゴリーで色分けされており、【あの度数の音は指板のどこにあるか?】などの把握が、従来の教本に比べて圧倒的に容易です。コードの構成音、スケールの音名や度数などを把握すれば、ギターは上達します。度数などの話が不可欠な音楽理論書を読む時に本書を併用すれば、その内容の理解に役立ちます。 思い描いたとおりのギターを弾くために、ぜひ本書を活用してください!
【CONTENTS】
■スケールとコードの基礎知識
■第1章 スケール虎の巻
276のスケール(23のスケール×12キー)の音名と度数を指板で確認
◎チャーチ・モード系
01 イオニアン・スケール/メジャー・スケール
02 ドリアン・スケール
03 フリジアン・スケール
04 リディアン・スケール
05 ミクソリディアン・スケール
06 エオリアン・スケール/ナチュラル・マイナー・スケール
07 ロクリアン・スケール
◎ハーモニック・マイナー系
08 ハーモニック・マイナー・スケール
09 ハーモニック・マイナー・パーフェクト5thビロウ・スケール
◎メロディック・マイナー系
10 メロディック・マイナー・スケール
11 オルタード・スケール
12 リディアン・ドミナント・スケール
13 リディアン・オーギュメント・スケール
◎ペンタトニック系
14 メジャー・ペンタトニック・スケール
15 マイナー・ペンタトニック・スケール
16 マイナー・ペンタトニック+♭5thスケール
◎シンメトリック系
17 ディミニッシュ・スケール
18 ドミナント・ディミニッシュ・スケール/
コンビネーション・オブ・ディミニッシュ・スケール
19 ホールトーン・スケール
20 シンメトリック・オーギュメント・スケール
◎エスニック系
21 スパニッシュ8ノート・スケール
22 ヨナ抜き短音階
23 琉球音階
■第2章 コード虎の巻
252のコード(21の頻出コード×12ルート)の音名と度数を指板で確認
◎3音系
01 □ メジャー・コード
02 □m マイナー・コード
03 □aug オーギュメント・コード
04 □dim(7) ディミニッシュ(・セブンス)・コード
◎4音系
05 □6 シックス・コード
06 □m6 マイナー・シックス・コード
07 □7 セブンス・コード
08 □Maj7 メジャー・セブンス・コード
09 □m7 マイナー・セブンス・コード
10 □m7(♭5) マイナー・セブンス・フラット・ファイブ・コード
11 □mMaj7 マイナー・メジャー・セブンス・コード _
12 □sus4 セブンス・サス・フォー・コード
13 □add9 アド・ナインス・コード
◎テンション系
14 □6(9) シックス・ナインス・コード
15 □7(9) セブンス・ナインス・コード
16 □7(♭9) セブンス・フラット・ナインス・コード
17 □7(♯9) セブンス・シャープ・ナインス・コード
18 □m7(11) マイナー・セブンス・イレブンス・コード
19 □7(♯11) セブンス・シャープ・イレブンス・コード
20 □Maj7(♯11) メジャー・セブンス・シャープ・イレブンス・コード
21 □7(13) セブンス・サーティーンス・コード
■スペシャル便利表 ※2つ折。左右305mm。
1 ギターの指板上の音名(ドレミファソラシド)早見表
2 ギターの指板上の音名(CDEFGABC)早見表
3 ギターの指板上の度数(インターバル)位置関係
4 ギターの指板上の頻出ハーモニクス音名早見表
5 さらに覚えたい4つのスケール(ロクリアン・ナチュラル2/アラビアン/ハンガリアン、etc)
6 開放弦を含む頻出コード・フォーム
7 第2章で登場したコードの別フォーム例
8 ギターの指板上のテンション位置関係
9 第2章には登場しなかったけれど覚えておきたいコード
10 コードとスケールの関係早見表
◎その他
・度数と音名の関係早見表
・アドリブ・ソロや曲作りに役立つよくあるコード進行での使用スケール例
付録ダウンロード
電子版用の音声データはこちらからダウンロードできます。
編集担当より一言
ギタリストあるある。五線譜よりもタブ譜で弾く人が多く、すべて形や場所だけで覚えがち。スケールは指板上の押さえる箇所を暗記して適当に弾いてるだけ。コードのルート以外の音はわかったりわからなかったり。……なんてもったいない! どの音が何の音かをきちんと理解すればもっと上手に自由に弾けるのに!
そこで本書では、頻出スケール指坂図&頻出コード・ダイアグラムの音名や度数をわかりやす~く色分けして表示、一目瞭然で理解/把握できるようにしました。掲載したのは23のスケール×12キー=計276スケール、そして21のコード×12ルート=計252コード。
他にもギターの指板上の音名(ドレミファソラシド/CDEFGABC)、度数、頻出ハーモニクス音名、テンション位置関係、コードとスケールの関係早見表などなど、スケールやコード使いに役立つ情報満載。困った時に辞書的に使える一生役立つスケール&コード本です! 百聞は一見にしかず、何はともあれ、まずは上のURLから立ち読みしてみてください。
(出版2部/杉坂)