内容
自分だけの1 曲が音楽人生を変える!! 鼻歌から作れる作曲テクニック
長年、楽器や歌で音楽に親しんでいても、作曲にまで手を伸ばしてみる人は多くないかもしれません。しかし、音楽人生を大きく左右するのは、"自分だけの1 曲"があるかどうかです。本書があれば、鼻歌でメロディを作ることから始め、一般的な曲の形式に当てはめることで、8 小節のメロディをふたつ作るだけで、しっかりとした曲が出来上がってしまうのです。そして、楽器を使った作曲法では理論的にメロディを作る方法や、ハーモニーを感じさせるメロディ作りにも触れています。作曲にはその人の音楽観や哲学がすべて反映されます。この本は、長い時間を音楽とともに歩んできた" 大人"のあなたに向けた一冊です。あなたの書いた曲は、今後の音楽人生をより豊かなで楽しいものにしてくれるでしょう!
【CONTENTS】
■オリジナル曲のはじまり
■鼻歌と移動ド唱法
■移動ドの理論と実践
■マイナー・キーの鼻歌
■ペンタトニック(五音階)での鼻歌
■ドミソ以外の音から始まるメロディ
■譜面を書けるようになろう!
■作詞と作曲の関係
■音痴を治そう!
■楽器が弾ける人の作曲法:その1
■楽器が弾ける人の作曲法:その2
■楽器が弾ける人の作曲法:その3
■形式と転調
■ハーモニー感覚とメロディ
■借用式作曲法
付録ダウンロード
電子版用の音声データはこちらからダウンロードできます。
編集担当より一言
作曲に必要なのは、知識でもテクニックでもありません。“自分でも作曲できる”という自信とやる気を持つことなのです!本書では、なぜ職業作曲家のような専門知識を持たないシンガー・ソングライターや若手バンドが、ヒット曲を書くことができるのか、その秘密を探ることから始まり、彼らの手法を真似て、誰にでも実践できる方法論として提示しています。曲をブラッシュアップするための手法として、メロディ作りのための音楽理論も解説されていますが、譜面が苦手という人は付録CDに合わせて鼻歌を歌うだけでも、どんどん作曲できてしまいます。メロディさえ作ってしまえば、あとは曲の体裁をちょっと整えれば自作曲の完成です。楽器奏者がとても苦手な、“作詞”のコツにも触れています。分厚い本ですが、どこから読んでも作曲に対する考え方を刷新してくれるはずです。P253には驚愕の作曲法が!(出版部/橋本)